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kotaroのブログ一覧

2013年03月03日 イイね!

電車の話から世間を見る

電車の話から世間を見る昨日の電車のお話の続き。

阪急電車のユニークさを象徴するのに
開業から100年変わらぬ茶色の塗装がある。

今の電車は、殆どがステンレス外装になった。
部分的にカラーが入っているが、おそらくあれは、
ラッピングのステッカーを貼るだけで、ナニナニ線
用途、となっているだけだと思う。

さらに阪急電車は、古いが綺麗で清潔が売り物。

新車をどんどん発注すれば、クルマの新車を買い続ける家庭の
ように、お金がかかる。
かつては阪急も使える電車を地方私鉄に売ったり、廃車にして、
新車をある程度、使い続けていた。

茶色の電車は、車庫でほぼ毎日洗車している。
最初に車庫を私の住む池田に置いたのは、ここが水資源が豊かで
あったからと思われる。

世相は100年も経つと、随分変わる。私鉄王国の凋落と、
鉄道評論家の川島令三あたりは、よく言い回しを使っている。

関西人、関西出身で半世紀近く「鉄道のことだけ」を見る者には、
それは妥当な見解で、主張的な感想であろう。
だがしかし、それだけであろうか。

デフレ社会というのは、日本が世紀を股がって経験する歴史的な
現象であることが、最近分って来た。
その中で、じわっと増えて来ているのは、長持ちするものを大事に使う
考え方だ。
旧い物は寿命が来る前に取り替えるより、手入れをして長く、より長く
使い続けていこうという思想がいま、随分広がりつつ有ると思われる。






さてと、1969年のCG誌から。
フィアット850関係のページをお目にかける。



回りのページに載っているスポーツカーは、ランボルギーニエスパーダであったり
アルファロメオのティーポ33であったり、広告ページの対向面はミニの広告であったり
するのが興味深い。



もうそんな時代には、到底戻れないにしろ。



Posted at 2013/03/03 13:39:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 昔の記事より | クルマ
2013年03月02日 イイね!

東京の電車

東京の電車











関西の私鉄がすごく立派で、東京の私鉄は山手線の環状線から
郊外に出て行くだけの時代があった。
戦前から、1960年代のあたまくらいまでのことである。

戦後の混乱が、治まって来ると、東京都の周辺人口が増えはじめて、
17m級の電車、4台くらいで編成していた、私鉄電車はいまや、
20m級10連でも追い付かないくらいだ。
70年代80年代で、関西の私鉄より、関東の電車の方が、編成が長くなった。



東京の電車は、今、殆どがステンレス車体の無塗装ではないだろうか。

効率的に、毎日水洗いの必要も無いので、働いて働いて、ある日突然
ぽっくり逝ってしまったら、電車は解体される。

東武野田線に乗ったら、昔の総武電車の流れなのか、土臭い感じがした。
ちょっと古い電車が走っていて、好ましかった。

僕の住んでいる阪急沿線は、東京方式の経営からドロップした。

今でも古い電車が堂々と、宝塚線急行に、連結されており、
トレーラーの旧2100系などは、昭和38年とか40年製が残っている。



僕は現役を引退して、この宝塚線の沿線に、細々隠れて生き続けるのみ。
今でも茶色の服を着て、古い服に手入れをして、街に出かけて行く。

哀しいけれど、これが現実だ。
でも九州に戻ったところで、こんな古い電車は、走っていない。

ああ宝塚線ブルース。
きょうもアルコールの電気が、頭の中でスパークしちゃったようだ。
今夜も遅い車庫入りになった。
おやすみなさい。


Posted at 2013/03/02 02:13:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | 思うこと | 日記
2013年03月01日 イイね!

2月の終わりの旅

2月の終わりの旅東京までぶらりと行って来ました。
そんな時間があってイイネと冷やかされても
仕方ないです。

行動しないと、何もない状態です。

今年の冬は寒かったけれど、もうじき春と言うか
書いている今日は3月です。

みんから本格スタートから3年が経ち、ここの記事を
読んでもらえることも
自分の充実する部分の一つでしょう。



普通は春が来ることは、気持ちも張るといって、いいことでしょう。
東京のことをみて、変な気持ちはないのですが、
株が値上がりして、関西の方が早くも、花見酒景気なのか
盛り場の雰囲気が明るいのです。



東京は、どうだろう。
民主の退場が予想された、選挙決定から株や為替が動き始めました。

ところが27日の勉強会およびその後の(ジャーナリスト関係と言うと
また文句言われそうですが)懇親会が終わって、からの感想は

その後は筑波エキスプレスの最終から2本前で、千葉県の方に深夜に
泊めてくれた友人宅に向かったのですが、

うーん、でした。



これは何だろう。
大学時代からの友人は、いまはバツイチで、大人になった二人の子供を
働く社会に送り出すために、この数年ずっと試行錯誤しています。



民主を支持したのは、郵政や農村票中心の自民に見切りをつけた
都市層の支持が政権交替を押し上げたのじゃ、なかったのか。

それがまさかの、東北大地震が起きて悪夢の3年間の迷走でした。
自信を一番失ったのは、都市のホワイトカラーだったのかなあと。

熱気の冷めた現実は、また自民党に逆戻り。
株も上がり出したし
為替も日本にはきつくなくなれば、ヨカッタヨカッタのはずですが、
都市層住民は
深く心に傷を負ったのかと、考えていました。



一見、から元気のような社会は、もう既に動いています。
景気の気は空気の気ともいいます。

それが何かということを言うとまたどーして、と言われそうですが、
関西系住民がアホですから元気なのか、都会の人は、斜に構えているから
そう見えるだけなのか。



この現象に付いて、翌朝までに考えました。
そして大阪に9時間かけて、各駅停車で、東海道線をずっと乗り継いで帰っているうちに
ふと思いました。



不景気の長かった地方の方が、もう貧乏なれしてしまっているので、
もう身の丈生活、身の丈経済(時代)に、移行しており、
今は単純に楽なんじゃないのかと。

私の一日1000円札数枚生活がそうですが、まあ使う時にはこうやって東京に
来たりしますが、東京の人たちは、背伸びを止めろと言われても簡単にはいきません。



長い通勤時間かけて、東京に働きに行き、自分たちが中心だと考えて
考えて、勉強して、動かしているはずの世間や政治やニュースたち。
それがもしも、空転を少しでも感じたなら、その隙間は何で埋めたら良いのか。



友人が視察でいった田町の立派なオフィスビルでも感じました。
駅前は、緩やかなヨーロッパの中都市のような風景なのに、聳えたビルには
強がりを感じる始末。

このビルはテレビドラマの舞台にこれだけ使われましたと、コピーの
張られた空虚な喫茶店。

どうだった「無言」で帰る我らの先には有名なNECタワーの遠望が見えました。


中興の祖のS名誉会長の長男が、先日亡くなったニュースを読みましたが
そんなものは、何かの断片でしょうと思いますが、私は友人と別れて
もう新幹線には乗らずに、熱海行きの2階建て湘南電車のグリーンに乗り
浜松、岐阜、米原と乗り継いで、21時半には、大阪の街に戻ったのでありました。


Posted at 2013/03/01 12:19:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日々の旅 | 日記

プロフィール

「やっぱり。言わんこっちゃない。「トヨタ、センチュリーを独立ブランドに クーペ開発でラグジュアリー市場拡大」https://x.com/i/trending/1977788758218219921
何シテル?   10/14 09:32
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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