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2014年02月26日 イイね!

クルマと命

クルマと命


90年代後半に「21世紀に間に合いました」の
フレーズを引っ提げて初代プリウスが登場。

彼らハイブリッド車を買いやすく助成するために
「エコカー減税」の一環で、グリーン税制度が
始まった。

新車登録13年目を過ぎたクルマは、税金10%アップ。




ところが、ハイブリッド車の命ときたら複雑なのと、リチウムバッテリが
高価なので、取り替えて乗り続ける人は、非常に少ない。
10年強を過ぎた初代プリウスは、路上に殆ど走っていなくなり、たまに
見かけると、大変懐かしい気がする。

しかし我々は騙されていてはいけない。

あの時に「エコ」の定義を説いたのは、どこの誰だったのだろう。

私がそれ以前から乗り続けているクルマの方が、よっぽど長生きで、
環境面でスクラップも出していない。

エコカーなる言葉で消費を喚起しているだけの詐欺じゃないか。
エコカー減税するなら、20年以上乗り続ける義務付けでもするべき
でしょう。

現実的に古いクルマに増税している大義が、崩れていませんか?
私は、この10年以上に払わさせられた加税分を返還訴訟したい
気分だ。

日本のお役人というのは、利口だが本質的な理解力は無い。こういった
事象は、古いクルマが文化財であることを含めて、外圧でも無いと
理解しようとしないだろう。

大事に長く乗られてるクルマを社会が認めて行かないと、
ハイブリッド車が一面だけエコであっても、長持ちしない耐久消費財に
過ぎないことが理解出来ていない。

やっぱりこのことを考えていかないと、この国はいつまで経っても
目先のことだけしか考えない、未熟な物質文化だけの国になってしまう
だろう。
Posted at 2014/02/26 06:21:48 | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ
2014年02月23日 イイね!

デフォルト

デフォルト先週の日曜日に友人の紺の豚さんがやってきた。
おじさん二人で鉄道模型のHOゲージで
盛り上がっていたら、もう一人仲の良い友人も
やってきて、面白くなった。
後から来た友人は、一段落着いたあと、MGを
走らせに山に帰って行った。じゃなかった、走り
に行った。

我らは片付けをして、家内の実家のある南大阪まで
行きたいと言うと、今日乗って来たゴルフ4に乗り
ませんか、と誘っていただいたので

真っ赤な女の子仕様の真っ赤なゴルフにいざ、おじさんトゥーが乗り込んだ。


「どうです、感想は」
「うーん、これといった色気もないけどこれはこれで良いのでは」

友人はゴルフ1から知っている、西ドイツ車の大衆車通だ。
だからゴルフが時代に巻き込まれながらも、続く理由を知っている。

「初代の3速オートマに、とても似た味付けなんです。
これがデフォルトなんです」



defaultというと、アメリカがいつ、債務不履行になるかと僕はいつも気にしているので、
そっちの意味をまず頭に浮かべてしまう。
不履行、何もしないことだから、彼が言っているのは、何も要らない、余計なものは
欲しくないの意味だ。

本当の所有者氏が、このクルマを乗ってくれる人を捜しているので、紳士的な
紺の豚氏に預けた理由はよく判る。
しかしこのクルマに維持費を出して乗ってやろうと言う人は、どういう人だろうか。

赤い塗装は綺麗だし、エンジンも普通にスムースだ。オートマは耐久範囲内か。
エアコンもおかしくない。だがこの普通車といっても5ナンバー級2リッターでも
維持しようとすると、39,500円の税金にもうすぐ1割増がアドオンされる。

大体消費回転の一巡したものに高負担をかける発想は、非常にいやらしい。
中学生でもその理由が、新車を買わせるために、中古車を増税したことくらいわかる。
それもハイブリッド車というくそ野郎が(下品、失礼!)世に出た当たりから、奴らの
減税と引き換えにこうなった。



本来は、古本の値段みたいにうんと安くして、売って、財布の軽い人に乗ってもらい
余生を送るだけの車である。
自民も民主も、今の自民も、グリーン税制度と言う悪政を放置したままだ。
この人口減で、社会富の減り行く時代に全く逆行している。

アベノミクスもおかしな話で、本来は上を目指すことがとても無理なことにきづき、
仮に10万円の収入が5万円に下がっても、暮らせる社会を目指さねばならない。
未だに近隣諸国のGDPばかり意識して、社会富を増やすことばかり、好景気、
高満足度社会の幸せ実現みたいな、古くさーいことを主張している。

このレッドゴルフに乗る人を想定すれば、自動車税50%カット、任意保険料搭乗者
限定設定で、大人しい高齢者か、静かなドライバーを歓迎するクルマだろう。
そうしなければ、このヴィンテージでもないエイジドの車に乗る人は出て来ない。

それがやりにくいから、車の入門編にたどり着くニューカマーも減って来ている。
必要としている人に安く乗りやすく、維持費だけはかかるけれど修理しながら
気に入ったものを長く続けてこその、維持社会だ。

私は今、とても古い家に住んでいる。不便はあるが固定資産税が年間で、1ヶ月の
駐車料金より安い。
10年以上前に新築のマンションを買った時は、固定資産税を毎年20万円以上払い
続けなければならず、いつもボーナスの半分が飛んでしまっていた。
しかもそのマンションは住んでなくて、他人に貸していたけれど、阿呆らしくなって
結局売却してしまった。後悔もしていない。ステータスだけであったからである。

身に過ぎたものを持ってもしようがないが、デフォルトの中古ゴルフは贅沢品ではない。
それを維持出来るように解決するのが、ひとつ政治だと思う。
毎月の生活費を安くても暮らせるように工夫して、社会制度を活用し、生きてゆく。
努力しない人は、放っておいても良いが、そうやって引き下げたものを活用して
暮らせるような社会を構築する。
畢竟、悪名高き最低生活費や、最低賃金に関する考え方まで変わって行くことも
できないものか。



デフォルトの語源は、フランス語のde faultから来ている。
faultは欠点という意味だが、致命的なミスのことでない。

僕らはまだ、比較社会的に考える構造をし、基準は数字だと思っている。
しかし日本は逆立ちしても、数字所得や稼働的経済は、増やせない環境に入ってきている。
デフォルトな車から、通常や標準の座標軸を思い切って動かしてみて
新しい価値観作りにそろそろ取り組んでみても、良いのではないだろうか。




Posted at 2014/02/23 14:28:07 | トラックバック(0) | 哲学する気持ち | クルマ
2014年02月21日 イイね!

まだ走れる

まだ走れるこのところ、イベントに足が向かなくなり、久しい。

愛車FIAT850coupeが、板金レストアに入って半年が
過ぎて、初めの頃は、まだあがらないのか、不満も
あったが、次第に状況が判って来ると、あきらめ半分
これまでカーイベントに入れ込んで来たのが、
不思議に感じられるようになってきた。



何だか興奮してたのが、何十年か続いていたのが、冷めて来ちゃったのである。

少しやばいという感覚なのだろうか。でも今年で私は55歳になる。
旧車の世界は面白い。だから旧車のイベントがあれば行く。行くとクルマと顔を覚えて
もらえる。
顔でパスが通る訳ではないのだが、珍しい愛車に乗ることで、大きな顔も出来る。

カンチガイが当たり前になると、何で自分が大事にあつかわれないの?
さすがにそう思ったことはないが、他人の評価が気になったりする。
ちょっとどうなのだろう。
栄養失調と栄養過多は、紙一重かもしれないが、世間を随分狭いものにしていたの
ではないか。

倦怠期とか、不感症と言う言葉を持って来て説明することだろうか。
旧車だけでなく、珍しいフランス車あたりを手に入れて、フレンチ・フレンチとか
遠路フレンチブルー・ミーティングに「行かなくては」と思った日もあった。

10年弱前までは、タルボサンバという珍しいフランス車を持っていたので、
自意識は強かったが、土日連休が取れないので、あきらめて燻った気持ちでいた。

でも、今なら暇なんだけれど、私にとりそれが人生の一大事か、という気持ちの方が
強い。




クルマに乗ることは、相変わらず好きだ。
先日の日曜日は、朝学習会で、今宮戎にある南海辰村ビルの府立大ギャラリーまで
アルファ75TSを俊足に走らせて、快調に走って来た。特に行きの阪神高速に入る
ランプ区間の加速は、自分でも思わず「いいなあ」とほくそ笑みたくなるダッシュだ。


75TSは今年で23年前の車になる。
私の乗った愛車たちで、乗り出し時のヒストリック度を、比べてみることにする。
850クーペは1971年式で87年に乗り始めたから、16年落ちの旧車。
タルボサンバは、1983を95年に手に入れたから12年前のクルマ。
ローバーP6は1975年で1997年に手に入れたから、22年前の車だった。

850とローバーは、1970年代製造だが、設計が60年代なので、「昔の車だなあ」
という乗り出し時の印象が強かった。

75TSも結構昔のクルマと言う、相対的な相関図になるのだが、あまり古いと思わない。
むしろ集中ドアロックとか、パワーステアリング、パワーウインドウと言う快適装置で
「今の車だなあ」と大ボケな感想で、普段乗っている。

こんなふうに、クルマと少し距離を置いて、乗るようになったのは、どのあたり
からだろう。
普通の車が我家に来始めた頃。軽自動車に時々乗るようになったことが大きい。
とくに2012−13年の1年間乗った「2000円ミラ」は面白かった。
あんな体験はもう2度と出来ないだろうと思う。

旧車、レア車、ヒストリックこそ「価値」があると思っていた私の信条がぐらついた。
気取らなくて、意識しなくて、そこそこ実用的。それこそクルマのあるべき姿は
今の平成デフレ日本では、最上の選択であったのではないだろうか。



長い間、非日常的な感動や興奮を求めて、走って来た。
自分の車に乗ると、20年、30年と昔にタイムスリップ出来るのが、楽しかった。
それは愛車オーナーだけの祝祭カーニヴァル。
スポーツカーや外車に乗ることも、日常からの逃亡や逃避が、最大の目的であった
からではないか。

僕は若かったし、老後に「ごほうび」なんて考えずに、「いま」を気持ちよく
生きたかったからである。
しかし世の中が豊かになったのか、この世界も深化した。
やおら珍しい車が持て囃されるのも、“ルール違反”だ。
そのくせ、実物の新車は、どうにもこうにも、好きでないクルマばかりになってきた。

飢餓や焦りでもない。もう僕はなにがしたいのか。
この1年近く850の無い生活に慣れて来ると、レア車ばかり何台も所有して、とっかえ
引っ替え、どこかで開かれているイベントに、自分のクルマを持って行けば、ウケる
だろうと血眼でイベント欄を探していた頃が、遠くなったことを感じた。

憑き物が落ちて来たのだろう。



今は静かに生きている。
カー雑誌に半生記を載せてもらい、さらに加速したり、エヴォリューションするのか
期待していただいた方には、申し訳ない。

レストア趣味はやりたいと思う。
時間と場所は見つかった。
まだ走れると、僕は体力以上に、体調は安定して、長年のロングランで成らした
持久力も自信がある。

安いキャンピングカーを買い日本一周するのも悪くないが、様式には凝らない。
普通のセダンで旅をする方が、性に合っているし、何となく粋だ。
これから何をどうやって生きるのだろう。



最近見つけた遊びは、偶然だが、カー雑誌の取材で、過去の自分の状態が
わかる写真が必要になり、保管している30年分以上のネガを、大量にスキャナーで
デジタル化して取り込むことをやってみた。
劣化したプリントより、遥かに多くの情報量が、フィルムの底から浮かび上がって来た。
面白さにハマって、数日置きにスキャナーを立ち上げてランダムに取り込んで整理
し始めた。

あとレコードも最近復活して聴いている。
昨年漸く、プレーヤーを買い直した。
これの変換は、私はミニディスク(MD)方式でデジタル化して、クルマの中で
よく聴いている。
今の時代における音源は、まだCDが多いが、LP時代の情報量は音だけの比較でなく
アルバムを買った時の記憶から、時代の空気とか、ジョイの部分はこちらの方が
大きい。また、本物のような気がする。

結局の所、自分の育った時代や体験出来た時間というのが一番尊い。
必要に応じて現代的な生き方もしないといけないが、コンピュータとデジタル技術は
解決するためのソリューションなのだと思う。
ソリューション事業というのは、企業のためだけのものでなく、個人生活においても
取り入れて使って行けば良い。テクノストレスに成らない程度に。

そうやって、物事の本質を見つめて行けば、何も最新のテクノロジー一辺倒に
合わせなくても生きて行けるし、不満やボヤキも言わなくて済む。


たまに、人の不幸を願うような人間がいるが、自分の幸福追求が不満足なだけで
そういうのが、一番いけないと、私は思うのである。



Posted at 2014/02/21 04:09:18 | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ
2014年02月15日 イイね!

ボルボ144とモデル撮影会

ボルボ144とモデル撮影会日本列島が氷に包まれたバレンタインの日、
私はある約束を守って寒い中、弁天町にある
昔の埠頭ターミナル跡に、来てたたずんでいた。




この寒い中、どんな用事があったのか。

実は私の傍に、熱心に仕事をする一組の男女があった。

彼はフォトグラファーで、彼女は被写体のモデルである。





といっても、彼らは特別な存在ではない。

「ファッション写真の撮影に、一度旧いクルマを使ってみては」

1年前に知り合った後に、私があるとき、そんな提案をした。

思いつきに近いが、ファッションビジネスに近い位置にいる彼は
廃墟系の映像クリエーターとその時、名乗っていた。
アイデアは面白いと思うが、それだけで実績も多くなければ
食って行くのは容易なことでない。

私は、何か足りないと思うが、見込みが少しでもあれば「投資」する。
エンジェル投資家みたいな潤沢な資金はないが、アイデアと経験・人脈は
豊富だ。

私が会社を辞めてまでして、やりたかったことは、そこだ。

人を育てる手助けをする。50にもなり、あくせくといらいらと、
ストレス病にまでなって、給料取りにしがみつく必要は、あるのか。
何度問答したか判らないが、結論は、後悔はどちらが大きいか。

やらないより、やってから、考えたらいいじゃないか。結果はすぐに
出ないだろうけれど、私と言う「存在」が無二のものと思うなら、
賭けてみたっていいのではないか。自分にである。



言い出したものの、こういうことが形になったのは、まだわずかだが
この日に至るまで、やはり曲折があった。

オーダーが来たのは1ヶ月前。しかし私の愛車はいまレストア中で
撮影に使えない。そこで友人に、元愛車でもあるローバーを
1日貸してもらえないかと、打診したが、このクルマも2月は整備ドック
入りということがわかった。

万策尽きたか。そんなことでは自分の能力が無いのに、安易に提案する
ことさえおかしい。そうだ、彼に相談するかと思ったのが、以前記事に
したボルボ365を見に行った、大阪のゼロカートラブル氏である。



ここで宣伝はしない。彼の扱うクルマは、趣味性を反映した特殊なクルマ
屋である。性能やクオリティ保証の販売業というより、骨董業や故買に
近いような性質かもしれないが、私の相談に「いいですよ」と返事が来た。

一度カメラマン氏を連れて行って紹介するから、若い者同士で
投合して欲しい。それが私の半歩先の希望である。

お膳立ては無事に出来て、貸してもらえる車両は、在庫中一番の年代物、
70年代中期のボルボ144、撮影は2月14日に決まった。



報酬は殆どない。私をのぞいて、みんな若いから、頑張っていい仕事に
なると良い。私の満足感が満たされれば、時価計算の報酬の代わりである。

いや、前からクラシックカーを使った場面や演出を、やってみたかった。
自分の車を、自分でナルに演じきる人は、いないことはない。
しかしそれは、何の目的成果も生み出さず。社会性も薄い。

私が参考に考えたのは、今は無きNAVIでやっていた、Photoストーリー
であった。

篠山紀信だったと記憶するが、ヴィンテージな車と旬の話題の美女を
組み合わせて、数ページの贅沢な企画が、何年か続いて載せられていた。

でもあれはつまらなかったなあと、後でケチ付けるのは本意でないが
毎号買うたびに、不満の残る企画であった。



今思うと、キシンの有名ネームにおんぶした、安易な企画で、クルマ愛の
薄い内容であったと思う。



今回の提案の実現は、ノリは業界だが、みんな素人である。
しかし、有名カメラマン、有名モデル、ピカピカの業者から借りた
ヴィンテージカーの組み合わせで、時流な雑誌媒体の何が面白くなかった
のかは、判っている。馴れ合いの緊張感の無さである。

「撮影は午後から。場所は弁天町の加藤汽船ビルの前です」
そう言われたが、ゼロカー氏の事務所まで取りに行く日は、朝から
関西も大雪になった。
朝、クリエーター氏から「やはり今日やります」の再確認の電話はとって
いたが、気が少々重かった。大事な売り物の車だし、傷つけてはいけない。
最悪は私のアルファ75でも22年前の“年代物”だし、と思って高速に乗った。

湊町で下りようとすると、堺線が積雪で通行止め。湊町出口もビルにカーブ
するスロープの脇はシャーベット状態だ。やれやれ。


事務所に30分遅れて到着して、キーを受け取り、144の運転席に座る。
「何じゃこの車は」の第一印象。
苦労しながら狭い路地をぶつけないように抜けて、子供の下校の列にも
ヒヤヒヤするが、ブレーキは効いてくれるもの、ノンアシストのハンドルは
戦車のように重くて曲がらない。



加藤汽船ビルがまた、判らなくて、築港まで行き過ぎて、弁天町と判り
弁天町駅付近まで戻るが、旧埠頭を知っておらずにまごつき、1時間近い
遅れで、ようやく撮影現場に到着した。
車も、なにこれ〜と、モデルさんが呆れるような、おんぼろオーラが
漂っている。



でも、そこから2時間の撮影は、日没前まで順調であった。
さんざん寒い中、待たせたのだが、私が余計に走り回ったおかげで
ボルボ144の室内は温もっており、寒い車外の撮影と室内空間のシーンを
交互に繰り返したので、凍えなかったようだ。

サービスでこういうショットも、つけておこう。
車内でモデルさんが、どういうポーズになっているか判るかな。



ということで、今回の初試みは、上場の滑り出しであったかもしれない。
自己満足に終わったかは、これから写真撮影者の仕事、モデル嬢の成長、
そして車両を提供してくれた彼の、ビジネスに良い影響があることを
願っている。
実はこの車両は嫁ぎ先も決まった所で、新購入者も了解の上で
貸し出していただいたと、聞いております。



旧い車を乗ることは、何のメリットがあるのか。
そんなメリットなど追いかけないと、開き直るやり方もあるだろう。
しかし僕は、いろんな特性と文化としての評価をしてやりたい。

まだまだこの段階で、満足して終わってしまっては、僕は「ただ働き」
だけである。
しかしこういう組み合わせた、複合の仕事がやれたということ。
今後もあり得るかもしれないし、いろんな評価が軌道に乗れば、成功報酬も
出て来ることは、ありうると思う。

今回は、私は仲介と運転手役を務めたゼネラルプロデューサーである。
こういった試みをやりながら、面白い話が飛び込んでこないか。
そういったきっかけになれば、旧車乗りを長く続けているのも
少しは社会のお役に立てそうである。

ご協力いただいた方々に心より感謝の気持ちを込めて、この記事の
終わりにいたしたい。どうも、ありがとうございました。







Posted at 2014/02/15 14:57:36 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | クルマ
2014年02月14日 イイね!

私と言う媒体

私と言う媒体実は今本屋に出ているベストカーに
私のクルマ自伝めいた記事を載せてもらっている。
一般人でもネタになるのかなと思っていたが
さすがはプロのライターで、うまくまとめて面白く
書いてくれている。

これまで、みんカラの日記を利用して、様々なクルマに
関する考察を書いてみた。

みんなクルマが好きだったから、こういう時代を一緒に歩いてきた
のだと思う。
10歳違うと、異なる体験で、感覚も異なる。
20歳違うと、クルマに対する見方や感情さえ、違って来るのだろう。




大昔にセリカに乗っていたことがあった。
私が唯一所有したトヨタ車になってしまったが、ようやく昭和60年頃の
ネガが見つかり、愛車一覧に写真を入れられることが出来た。

この頃の友人連中を見てみると、大学時代の同級生は、中古の初代
レパードに乗っていた。L20の2000ccのオートマでなく5速の
マニュアルである。



赤いワインの革シートが国産車では珍しく、高級感というより場末のスナック
ラウンジみたいだった。

私は学生時代は赤いランサーで、その後一時期短い期間だがクルマに乗って
いなかった。



クルマにずっと入れ込んでいた訳でなく、他にもしたいことがあり、
その割には薄給で、維持や乗ることが今程楽しいと感じられなかった
こともある。

大学の先輩らは、自宅生活の人は、社会に出ると次々新車を買っていた。



西陣の織元の息子は、社用車のセダンばかり学生時代は乗っていたが、
2代目FFファミリアのXG5速、5ドアハッチを買ってよく遊びに来た。



大学職員になった先輩は、トヨタの4A-Gが気に入って、パルサーから
カローラセダンのGTにした。この人はオートマで、4バルブツインカムは
横置きの時代だろうといい、86に眼もくれずに85系に入れこんでいた。

1年後輩は、学生時代は家のスプリンターセダンを親から召し上げて
乗っていた。私の真似をして、解体屋で安物のアルミを手に入れていたが
よけい貧乏臭いセダンになった。



社会人になり、憧れのクレスタ、初代スーパー・ルーセントを買ったが
中古で2トーン。「何だか年寄りくさい色だなあ」と率直に感想を
述べると怒っていたが、私はいつでも正直だ。



そうやって今考えると、1980年代はいつも身の回りの友人たちが、クルマを
買い替えたり、新車の話題が飛び交っていた。

私はこの後、87年に3台目の愛車、FIAT850COUPEを買うだけなのだが、
そこからクルマに関して全く軸を変えなくなった。
80年代は今思っても、学生や社会に出たての若者が、新車を買っていた。
すごい時代だったのである。



その時代の中で、全く空気を読まない私もすごい人間だと、30年経ち
つくづく変わっていたなと思った。
そこから先の話は、良かったらベストカーを買って読まれてください。
小沢コージさんが、筆を振るってくれています。
Posted at 2014/02/14 06:02:05 | トラックバック(0) | 振り返る80年代 | クルマ

プロフィール

「参院選の行方と自動車社会 http://cvw.jp/b/176891/48551942/
何シテル?   07/20 05:33
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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