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kotaroのブログ一覧

2014年05月05日 イイね!

しがらみとこだわり

しがらみとこだわり少し刺激的な行事をやって反応も良かったが
一部からのリアクションに疲れてしまいました。
ネットにはそういう毒もあるということ。

比較的毒の薄いメディアでやっていくのがいいのか
きょうはこちらに戻りました。

このところ忙しかったなあと思います。
さらに毎日のように人と会い、話を聞いて、あちこちに
連れて行き、人を喜ばせたり、堪能させたり。
その間で弱って行く命のことも、気がかりなままです。
私はいったいどこに漂流していくのでしょうか。

本来は世間的なしがらみから、隔絶して、ぼんやりと空虚Vacancyを
楽しむことがバカンスなんだろうと思います。

クルマの話題でも楽しむことにしましょう。
アルファ75は快調です。
それからこれまでの私では避けていた渋いカラーが、気に入りつつ
あります。

今年に入り、4年前からスタートしたみんカラブログですが、執筆陣と
いうか、平行して書いておられる御友人たちの文章や内容に、微妙な
変化が起きていることを感じております。

ハイオクがリッター170円を超えた消費税上昇で、さすがにクルマ万歳的な
言説が減りました。
ガソリン代は1980年代の一時期も随分上がったことがありましたが、
学生だったので乗っていなかった。
最近、インノベーションに関する本を読んでいます。
先の知れた人生の時間に必要か?と聞かれたら、わからないと答える方が
素直なのですが、守旧と頑迷固陋は、ときに人を不快にさせます。

まだ判らないけれど夢が少しでもある方が、良いのではないかと思うように
なりました。
以下表記は普通にイノベーションと合わせますが、自動車のゆくえについて
今後、画期的な発明や発展があるのでしょうか。

漠然と今は、そのような空気が流れているので、自動車のことは語りにくい
自由でない固い気持ちが徐々に広がりつつあるのだと思います。

イノベーションの前に産業構造が大きく変わり、日本は遅れをとった
そういった共通認識があったりすることが、これまででした。
またここで、その認識はマスメディアが流す空気のようなもので
一体本当の日本はどうなんだ、そのことに多くの日本人が迷っています。

パソコン、携帯電話、デジタルカメラ、iPodとiPhone。ここまでの
基盤となる個人情報通信手段の進化は20年くらいでした。
これを生んだのはイノベーション産業であり、おいて行かれたのは固定電話、
フィルムカメラ、オーディオ産業、テレビジョン、ラジオ放送、様々です。

これまでの花形で仕事を得て、自分の仕事に誇りを持っていた人ほど
凋落に傷つき、今の時代に答えが見つけられなくなっている。



たかが、といっても20年ほどの社会変化です。勤勉な日本人は、
明治維新とかの社会変革に答えや例を求めようとして、本を読みます。
普通の人が働いている時間って、これまでは短くて30年前後でした。
年金や老後の計算式はそこからスタートしています。

共通項の価値観なんて30年くらいのスパンではないでしょうか。
人の命は、80年と言われても健康に社会活動できる時間は限られています。
寝たきりの時間の医療介護は健康保険で負担内なのでOKと家族が言われても
ただではなく、健常な人たちの保険料でがっちり支えられているはずでした。

がっちりが少子化で、危なくなっている。きょうは子どもの日ですから
余計その意味について考えさせられます。
生産的な仕事に就いていない私は、がむしゃらな20年弱に3人育てました。
余裕は全くありませんが少し涼しい気分で記事を書けるのは、悲嘆より
希望がある方が好きなだけです。

さてイノベーションって、これからの社会を牽引してくれるのか。
危険とは思いませんが賭けに近い。
こだわりは不要という言説とあった方が良いという意見、よく聞かされます。
自動詞・他動詞の使い方で、こだわらない方が良いという説明も読みました。

私はこだわり派だね?とよく言われるので、あいまいにはいと答えています。



最近の私は、以前ほど、昔へ帰りたい病は進行していないかもしれない。
昭和な家に住み、市場で野菜を選んで買い、気の置けないコミュニケーション
で暮らせていれば充分だと思っている。

Posted at 2014/05/05 04:14:09 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2014年05月02日 イイね!

静かなるゴールデンウィーク

静かなるゴールデンウィーク昨夜遅くになじみの立ち飲みに行くと
競馬好きが一斉に予想を聞いて来た。

4月の皐月賞で、イスラボニータを単勝で
的中させて全くの競馬素人から、
kotaroさんは実は競馬通に、みんなの
見る目が変わって来たからである。

私の競馬知識は、10年前に居た「夕刊フジ」
の仕事で競馬原稿を読んで、見出しと体裁を作って以来である。


「イスラボニータ」、競馬を知らない人でもマドンナのラ・イスラ・ボニータと
いう20年前の曲を、ちょっと思い出すかもしれない。

いい名前だなあと思ったのと、SS系(サンデーサイレンス祖父)より
フジキセキの名前を思い出して、距離や相性を想像する。
その程度の予想だ。


昨夜も大阪まで人に会いに出掛けて来た。
15年ほど前に、共通の車の友人がいて、一緒に楽しく遊んでいた。

その共通の友人をこの年明けの厳寒の季節に亡くし、悄然とする一人の方より
久しぶりに会いませんかのお誘いが、私のところにやってきた。

私はなかなか思い出せなかったが、たぶんランチア繫がりなのだろうと、
一番のランチアフェンの別の友人に聞いてみた。やはり予想通りだった。



今年のゴールデンウィークは、天候がからっとしない日が多く、
この日も昼は晴れていたが、夕方から雲が多くなった。

新しくなった阪急の2階の歩道橋入口付近で待ち合わせする。
真下に大阪一交通量の多い横断歩道。
この下や、梅田駅のビッグビジョンの前で待ち合わせするのは、好きでない。

歩道橋は昔は人の流れが多かったが、阪急が建て替え工事で8年くらい遮断し
今の駅からの流れに変わってからは、2階から入る人は、阪神に面した南西
入口中心に変わった。私は北西のJRに近い眺めが好きである。
だからまだ人の思いつかない、ここを待ち合わせによく使う。

私を待つその人は、ほどなく現れた。
やはり私の書いて行っている物を多く読んでくださっているらしい。

フィクションと、ノンフィクションは、断らなくても読めば判る。
私のスタンスは、大人の人なら想像してもらえれば、楽しめるように
書いている。

どこに行きましょう。
19時という時間は、まだバーに入るには早い。
阪急が百貨店屋上で、今年から再開したビヤガーデンに行きませんか。

私の提案に、それも面白いと、男性は頷いてくれた。
より、天に近い場所の方が、彼を偲べるかもしれません。
するすると上がるエレベータに、25年前の阪急の重厚さは無い。

最近建て替えの進む大阪の名建築であるが、ここも随分思い出のあった
昔の建物から一変してしまった。しかし新しい場所で思い出を話すのも
悪くないと、私は思う。



昨日同席したご友人とは以前にもどこかでお会いしたことがある。
私の持参した昔を偲ぶ写真にもご本人が写っており、ようやく記憶の線が
ひとつにお互い繋がって来る。

ああ、この時のクリスマスパーティー。
青二才から中年になりかけた私が、髭を生やしている。
心斎橋にあるイタリア本格のミラノ料理店だ。
故人が乗って来られたランチア・デドラが、写真の背景に写っている。
私が「イタリアのプリメーラ」と何度もやじったこともあったっけ。

少し寒いビヤガーデンだったが、ようやく会話が弾み出して思い出の
歯車が回り出す。
値段は普段行く店より高いが、阪急のビヤガーデンは綺麗で清潔だ。

客層も上品で、サービススタッフが、他の場所とは全く振る舞いが違う。
上品や洗練を何より愛した友人なら、この場所で飲むことがきっと
気に入っただろうと、思う。

私は、前の日の酒が、少し残っており、体調がすこぶる恬淡には
なれなかったが、その2時間前にその日最初の食事を自炊したのが、
胃に残っており、普段のように飲み食いできなかったのが、セーブになった。

夜の最後で行った近所の店でそのことを話すと、ビヤガーデン行って、もとを
取れないと、意味が無いでしょうと笑われた。

だが昨日は、偲ぶ日だったので、3900円の半分の2000円分くらいしか
飲食しなくても、気持ちは充分に堪能できた。

故人のことなので範囲はとどめておくが、一番の遊興の友人であった
男性の談を聴くと、想像していたのよりずっと活発に、遊んでいた晩年の
彼の姿に驚く一間もあった。

人間の素顔は、何人もの人の証言を集めないと判らない。
この夜に声をかけているもう一人の友人、この間会ったお母さんのお話。
学生時代から仲間だった人のコメント。皆意見が違う。
これは僕は立派な取材だと思う。
人を偲ぶと言うのは、悲しいや、悲痛だの感情でも良いが僕は客観的に
評価をしてあげるのが、追悼だと思う。

でないと、ここまで出て来て高い飲食をして、だけに終わってしまう。

空がついに細かな涙雨を上から落として来た。
寒いなあと思いサービスで借りたブランケットを膝に掛ける。
でもそれ以上にならなかったので、ラストオーダーの時間まで居られた。

今日参加したいと言っていたもう一人の友人が終幕近くに現れる。
電話とメールが届いていたのに、話に夢中で全く気付かなかったようだ。



夜らしい時刻になったので、少し歩いて梅田では外しえない一軒に行く。

ここは本格のバーであり、ちょうど善い位置に三人が並べるカウンターが
空いていた。
先日のお悔やみに一緒に行った友人が加わり、物故から時間も経ったので
もう少し色づけの変えた話題で、彼の生きた軌跡を辿って行く。
我ら男性子が胸に期するのは、家族らとの関わりである。

ここに居ぬ彼は、何を思っての過ごす日々であったであろう。
その、きつさ、厳しさを乗り越えないと、男の人はたいてい、無気力や
投げやりと言った生き甲斐を見失うことになりかねない。
私を含めた3人の生き方も、人生も、家族のピースも異なる。

男の酒は、何を思っての味であろうか。
大分酩酊の始まったビジネス風の男性客二人が、半沢直樹のような会話を
隣で絡み合っている。
会話の内容は他愛も無い、会社に残れるのかといったものであったが、
実際は50歳を前にした年齢だと判り、今の時代の風の冷たさは、奥まった
バーの片隅にも吹いている。

働く、暮らす、生きると言ったテーマは、今の時代なかなか見通せない。
バーの話も尽きないが、10時半には席を立って、一番遠い人の交通を思い
やった。

私が今やっているいろんな活動は、いつかは形となり繫がりであろう。
昨夜最初に会った方の職種も判り、私からお願いしたいことを話すと
了諾していただき仕事の名刺もいただいた。

これからの時代は、つながりを大切にしないと、人生が回らなくなる。
これまでの同じ会社内でのお付き合いとか、同窓生の薄い繫がりのことを
言っているのではない。
社会が穏やかであった時代は「なんとなく」の繫がりでも老後を楽に
楽しむ程度の、生き甲斐には役に立ったかもしれないが、今は違う。

血縁親族も時と場合においては、いがみあいの原因ともなり大幅に損害を
生じさせることにもなりかねない。生活保護法の根拠となる民法前提の
親族の扶養義務がいかに時代感覚からずれた旧弊な押しつけ義務かで
想像がつく。

だから、これからの時代をサバイバルするのは、「役に立つ」つながり
だけである。
なあなあの付き合い、会社には行かないといけないが、これも時に突き放し
考えてみたって良い。

自分に何が出来るか、自分が他人に何を期待されているかで、人間は
これからの世の中で、どう生きて行けるのかが判るであろう。

最後のバーを出た後に、連れて行った店のことが判った友人氏は、
「ありがとう」とにっこり理解された。

男の夜の色は、年を追うごとに濃くなっていく。


Posted at 2014/05/02 05:16:27 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2014年05月01日 イイね!

ふと、連休なかばに

ふと、連休なかばに車以外のことを書いてもかまわないし、
無理やり車に話を導こうとするきらいも
ここのところある。
きょうは最初から、違うと断っておこう。

昨年、シニア社会を考えて行くNPOに理事
として呼ばれた。




僕の企画も何回かやってみたが、昨夜は私の人脈で
「目からウロコのNPO勉強会」という企画をやってみた。

呼びかけは、個人的に。一部はFacebook経由である。
だから、読まれ方のフラットに近い、みんカラに感想を書こうという
気持ちになった。

参加者は10人弱だが、内容的には非常に良かったのではないか。
朝一番に元気な理事長から「よかったよ」と電話がかかってきた。



Facebookは、基本的な使い方は1年弱でマスターした。
とんでもないところから、弾が飛んで来るので、最初は「守備」に
まごついたが、何とか3アウトチェンジまで、こぎつける方法もおぼえた。



ところで、こんなことは、変なことなので、普段は言わないのだが、
あっと思ったことがある。
嘘つきって、やっぱり、たまにいるのだと思う。


駄シャレやギャグみたいなものでない。
また、強弁や、子どものままで大きくなったようなタイプでもない。
真性のそれは、一見なかなかそうと見抜けない。


それから、一種の作偽癖の病だから、尻尾は簡単に出そうとはしない。
見抜く方法は、目と、あと言動では捕まえられないから、やりとりの形跡で
違和感を覚えた時に、こいつはなにをとぼけてんのか、だけである。

普段は普通の人の中に紛れ込んでいるので、見分けがつきにくい。
僕は出自や、国籍の差別や区別は、反対だが、こういうタイプには気をつける。

一緒になったり、苦楽を共にしてみて、後で裏切られると、人は立ち直れなく
なってしまうことがある。

普通の人は生活空間の中でこういう人物がよぎったとしても、痕跡など
残さないので気が付かない。よくいう狸に化かされたんじゃないかという
のが、これに近い。
あれ、何でこんなことになっているんだろうというのが、そう。



今日はそんな話を書こうと言うことではない。
少し難しいのだが、世のため人のために、やれることってなんだろう。

ちょっと昔は、安閑として勤めていて、勤め上げられるまで無難に生きて
老後も迎えられることができた。
それは戦争が終わって、混乱が終わってからの半世紀の物語である。

今は違うと思う。しかし戦乱や空腹で命を落とすことは国内ではない。
なのに、人には優しくない、社会になってしまった。

これからの時代は、高度経済成長のような大きな物語は書けない。
車を持つとか、海外旅行に飛行機に乗り世界一周のような、判りやすい
達成感のある、イベントは減って行くのだろうと思う。

Facebookで友達500人、1000人も意味が無い。
ほんとうに味方になるか武器になる交友の方が大事だ。
昨夜の会合では、真のソーシャルな関係や、目的意識に付いて、どうやって
アプローチするのか。若手からも、シニアからも、普通でないレベルに到達
するための、入口について研究してみた。

こうやって書くと、自己啓発の、詐欺のセミナーのようだ。苦笑する。
しかしそのくらい、この内容を平易に表すのは難しい。



そんな時代に会社に入って社会の一員だったことのことばかり
並べ立ててもしようがない。
これからはどうなるんだろう。それも簡単に言い切れない。

不安を感じてしがみついた幸福を離さずに怯えて生きるのもどうだろう。
既存の権威や有名に近づいて傘の下に居るのも、居られなくなって
しまうことだってある。

だから、動くしかないのじゃ、ないのかな。これからは。
昨日は夕方からの勉強会の前に、四天王寺に行き、古書市の終わりかけた頃に
本を眺めて、いろんなことを思っていた。

面白い本もあるのだが、やっぱり古本稼業は、自分に似合いそうでも
違うなと思った。
来歴や分類をすることは、得意なのだが、それは一寸も新しいことと違う。
生業でやっている人にケチをつける物でもない。

ただ、ここに並べられているものは、すべて過去の歴史のいろんな情報だと
したら、それは必要とされているところに、持って行かれたらいい。
それに希少価値をつけるのは、古本屋のやり方であり、大きな社会使命で
ないと、思っただけである。

活字の役割は終わっていない。印刷媒体は、情報を伝える時のやり方が
決まってしまっているだけである。



私は、50数年生きて来て、一体何を学んできたのだろう。
そしてこれから、尽きるまでの日に何が出来るのだろう。

今はアクションするしかないように思われる。
いろんな人に出くわして、能力を感じたら、その能力を活かせる道筋を
考える。
自分自身が、いろんなものを融合させるハブやギヤになる。
そんなことをして行くのが、自分の使命と思うようになった。

もちろん書いたり表現することは、好きである。
そのための時間も欲しいし、最低限のレベルで健康でいたい。
もう、つまらないことには、左右されたくなくなってきた。

もちろん感情ある生き物だから、朝日を浴びる喜びも持っていたい。
そんなことをふと、日々の暮らしの中で、考える。
やがてこんな私が、いなくなっても、誰かが志を受け継いで
次の時代のことを、考えてくれるであろう。

Posted at 2014/05/01 10:35:19 | トラックバック(0) | つれづれ日記 | 日記

プロフィール

「「自動車趣味人」38号に取り上げていただきました。」
何シテル?   06/14 14:37
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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