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2019年04月30日 イイね!

平成最後の日に考えてみる

平成最後の日に考えてみる


平成の30年ちょっとがあと数時間で終わる。
考えてみたら僕の自動車生活は、昭和50年代に始まり
平成の間はずっといっしょに駆け抜けて来た。
それがどうしてこのような変化になったのだろう。




平成の始まった年は1989年1月だった。
そこから1989ー99年までの11年間を三分の一の期間として
この間に私は結婚して、子どもが3人生まれて家族を持つことになった。
この11年間に買ったクルマは
シトロエンBX
フィアット131 4ドア
シトロエンGS
タルボ・サンバ・カブリオレ
ローバーP6と5台になる。
一番多くクルマに手を出した時代だ。

次の2000年ー2009年の10年間は、90年代がバブルの後だったが
ミレニアムで景気が戻る可能性もあった。
日本では沖縄にちなんだ2000円札が出たが、小渕総理が急死、その後を
森喜朗が“談合”で継いだ跡に、ブーイング退場、そして人気絶頂のような登場の
仕方で小泉純一郎の5年間に日本は大きく変わる。

私は、
オペルカデットEシリーズ
フィアット・リトモ・アバルトTC125を買っただけで
ローバーとタルボを維持することに専念した。
850クーペは勿論乗り続けている。
しかしタルボを諦め、やがてローバーも去って行く。

2008年にはリーマンショックというアメリカ発の不況が起きた。
日本は97年からデフレ社会に入り、底の見えない時代になる。
そして人心を一新するかのように、自民党から政権は民主党に交替する。



2010ー19年に私は家族と離れて一人で暮らすようになった。
50代の決断で少しでも世の中の流れを変えたかった。
自分の人生は大きく変わる。
この間に買ったり、来た車は
スズキアルト2003年式
フィアット850スパイダー
ダイハツミラ2000年式
アルファロメオ75
の4台になるが、いずれも残っていない。

今は先住の850クーペ1台きりに戻った。



平成の30年間に何が変わったのだろう。

トヨタの自動車史を歴史エポックな車種で思い出してみると
1969年に登場したセリカ1600GT
1981年のソアラ2800GT
この後は1989年の初代セルシオ
1997年のプリウス
くらいではないか。
ミライは該当しないと思う。
次点でRVクロスオーバー車の走りとなったハリアーも忘れ難い。




昔は新車を2、3年乗っては乗継ぐようなカーライフは普通だった。
だが、日本人の財布は毎年縮んでいき、今は軽自動車を買うのが精一杯の
ひとと、
ベンツ、BMWの新車が買える層に2極に分化した。

中古車は、堅実な人が買うけれど、若者は中古車すら買えず、自動車に
乗らなく(乗れなく)なっていった。
この2010年以降は顕著である。


日本の自動車は、この30年間で成長のピークを過ぎて
車種も減り、メーカーももう4社くらいではないか。

ダイハツ、スバルを傘下にしたトヨタ
合従連衡をしない強さのホンダ
フォードの縁がなくても生きて行けるようになったマツダ
そして野草のように強いスズキである。

日産、三菱は、ルノー・日産の持ち株会社が海外にいくため
今後は日本の自動車企業というより、シャープや三洋のように
海外資本で、ブランド名が残る程度になるだろう。



自分のことと、世間の一般を、ごっちゃにしたような記事でこれは良い記事ではない
が、今日は何かに着いて書いてみたくなった。

そしてこれから始まる新元号は、確実に私は過去の人になるし、
自動車も社会の中心から去る。

その覚悟は出来ているが、せめてあと数時間は、平成の記憶に浸っていたい。

今日はそういうラストの日となった。

Posted at 2019/04/30 20:37:59 | トラックバック(0) | オンザカー | クルマ
2019年04月12日 イイね!

ゴーンと日産の関係と、80年代の塩路一郎氏時代の日産との相似について

これまでの社風と出身校風
東大出のエリートたちは、何を間違えやすかったのか。
ジャーナリストの書いた記事ですが、そこにコストカッター
ゴーンが来て、何度もピンチを救う。
最初の倒産危機と、リーマンショック不況、
3番目が東日本震災での経済打撃です。

窮地に立った時のゴーン氏は千人力。
しかし魅力あるクルマを開発するのには、違う才能が要る。
無ければある人にうまく託す。
それが出来ずに、第3コーナーから後は私財を肥やすようなことをやった。
どうやらそんな長年の日産の、会社病体質だったのではというのが感想です。
大変良い記事だと思います。読まれてみて下さい。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1904/10/news043.html
Posted at 2019/04/12 15:13:07 | トラックバック(0) | 論考 | クルマ

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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