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2022年07月04日 イイね!

クルマと子育て

クルマと子育て先週の28日、関東にいる一番下の娘が25歳を迎えた。

普段書かないテーマだと思う。
今日は古いクルマに乗りながら、子育て等の家庭生活を
両立出来るかに、ついて考えてみよう。




私が40数年前にクルマに乗り始めた時代は、趣味車と普段車は、未分化の
時代であった。
しかし、若い人は新車のクーペを買い、その狭いリアシートに
家族や子どもを乗せているのは、普通の風景であった。

昭和40年代は、全幅が1300しかないような360ccの軽自動車に
大人が4人乗っているのが普通の日本の風景であった。



私はギリギリ、その狭い規格の軽自動車時代を知っているので、昭和62年に
フィアット850に出あって「小さいなあ」とは思ったが、実用に使うのに
何も不満は無く、そこから始まったクルマ人生で、結婚をして
子どもが平成時代に3人産まれて、子育てや移動を、小さな車でこなしてきた。



趣味のクルマ中心だと、家族車と、足クルマは欲しいと思う。

我家では、長男は言わなかったが、妹が二人出来て、育って来ると
「なんでうちには普通の車が無いの?」という素朴な疑問が出るようになった。




女の子はずけずけと聞くから、他所は他所、「ウチはワンボックスのラルゴとか
あんなミニバンは乗らないよ」、って私は好きでないから、乗らなかった。

私が昭和34年生まれで、青春期はまだセダンとクーペの時代であった。

日本にシビック、海外にゴルフが登場して、FFの2BOXハッチ付きの時代に
なり、それが便利で、お洒落な人気を博すようになった頃に、ファミリアが
空前のヒットになった。その時代は大学生だったと思う。




クルマと生活は、妥協と、ツッパリの間の、”凌ぎ合い”だとよく思う。

お金がいくらでもあれば、何にでも乗れるが、それはあんまり面白いものでない。


私はFF2ボックス車も、オペルカデット、フィアットリトモの2台だけで
ほとんど乗っていないが、今は農作業の往復に貰い物車のアルトに乗るから
パワステ車ならもっと乗ったかもしれない。



しかしクルマってなんだろう。良く考えるが、「男の勲章」みたいなものかも
しれないし、それって、他の性別からみて、アホみたいな「俺自慢」なんだろう。




今の若い子から見て、クルマは一周回ってきて、またオモロい存在に、なりつつある。

最近の雑誌の特集が「自動車」である。
自動車雑誌の特集はつまらない。

上のリンク先の「casa blutes」の自動車特集は、よくぞここまでスタイル本位で
自動車をチョイスしてくれた。
現行車でなくオール過去車で、「今でも乗れるイイクルマ」を紹介するように
なってきたことに、『時代が私に追い付いた』ようで、とても嬉しく思う。

つまり、クルマは80−90年代にピーク期を迎えて、00−10年代に
一気に”ダサイ”乗りものになった。
そしてデカいRVが道路を占領して、乗っているのは小さな人間一人もよく見る
光景になった。
しかし、傍目に見ても佳い風景ではなく、クルマ離れが若い世代に一気に進んだ。



自動車メーカはそのことに気付いて、無視を続けている。
ならば、小さいクルマで、コンパクトでカッコイイライフスタイルで生きたい。
肯定的なライフを追い求めれば、自分だけでなく自分以外にも目が行き
優しい気分になれる。

子どもをつくり、育てるのに、何も馬鹿みたいなアルファードサイズは要らない
のである。



私は一番上の子どもの時はBX、2番目の時は後継者で131セダン、3番目が産まれた
夏は850一台で産科の送り迎えをした。

妊娠から出産。その後の子どもの成長、いろいろな場面でクルマは必要だった。



真夏の家族旅行も小さいクルマでバカンス気分でよく出掛けた。

これから後の時代、ガソリン車はいつまで使えるか判らないが、
ライフスタイルに趣味性のクオリティーが高い要素は、もっと需要が高まる。

先の雑誌のように「スタイルの好いクルマ」で若い内から満足度にこだわる人は
結婚して、子どもが出来たからと言って、ワンボクスに乗り換えること無く
私のような一貫した音楽を聴くように人生を送ると思う。

子育てに、意味のないスペース(荷物運び)ワゴンは要らない。

子育てのとっくに終わったもうすぐ63歳になる男の感想である。



Posted at 2022/07/04 16:12:03 | トラックバック(0) | 思うこと | クルマ

プロフィール

「AI構文と少子化の時代 http://cvw.jp/b/176891/48478480/
何シテル?   06/10 02:28
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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