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2019年08月04日

スバル レヴォーグ 2.0 STI Sport Eyesight Black Selection 試乗記

スバル レヴォーグ 2.0 STI Sport Eyesight Black Selection 試乗記 本日は5月7日に特別仕様車の設定が発表され、6月27日から発売が開始されたスバル レヴォーグの特別仕様車、STI Sport Eyesight Black Selectionに試乗しました。試乗したのは2,000CCの2.0 STI Sport Eyesight Black Selection(4,050,000円/CVT)になります。

【エクステリア】

フロント ボディカラーはWRブルーパール


リヤ

ベースとなったSTI Sportと比較してエクステリアは大きくは変更となっていないようですが、細かいところでアルミホイールがダークグレー塗装からブラック塗装に変更、サテンメッキドアミラーがブラックカラードドアミラーに変更といった具合で「Black Selection」の名のとおり、ディテールが「ブラック」化されています。

【インテリア】

ダッシュボード

インテリアはSTI Sportのイメージカラーであるボルドーカラーの部分がブラック化され、ラグジュアリーな雰囲気からスポーティな雰囲気へと変わっています。
個人的にはブラックで統一されたインテリアも悪くはないと思うのですが、やっぱりベースモデルのボルドーカラーのほうが好みかなぁ。

【シート】

フロントシート 試乗車はオプションのレカロシートを装着

シートはベースモデルと生地が変更されていて、ベースモデルが本革シートだったのが、本革+ウルトラスエードに変更されています。レカロシートでない標準シートの本革+ウルトラスエードはWRX STI Type Sで座りましたが、ウルトラスエードの張り具合が変更されたようで、座ったときから体の形に沿うように少し「たわむ」ようになり、シートの面圧がグッと良くなりました。。E型まではピーンと強い張りで硬めの掛け心地だったかと思うと見た目には変わらないけど、大きな変更かなと。
そして試乗車の特別仕様車専用オプションとなるレカロシートですが、標準シートと同じ本革+ウルトラスエードとなるのですが、上記による生地の変更もあって、程よい硬さとサポート性で抜群の掛け心地になり、この特別仕様車ならレカロシートの装着をおすすめしたいと思います。

【エンジン・トランスミッション】

トランスミッションはCVTのみの設定

2,000CC水平対向4気筒DOHC直噴ターボエンジン(300PS/40.8kgf.m)とCVTの組み合わせになります。
E型からF型の変更の時に、特にエンジンやトランスミッションのチューニング変更はアナウンスされていませんでしたが、停止から発進する時のトルクの出方がスムースになり、E型ではアクセルを踏んでほんの少し間をおいてグワーッと加速していたのが、アクセルを踏んですぐスゥーッと加速するようになったかなと。
特に変更はアナウンスされていないので、気のせいと言われれば気のせいかもしれませんが…。シートの変更を考えるとチューニングを変更しているような気がします。

【サスペンション・乗り心地】

装着されていたタイヤは225/45R18 ダンロップ スポーツマックス 050

レヴォーグのSTI Sportにはこのグレードの登場直後の3年前に試乗しましたが、このF型になって大きく印象が変わっていました。
フロント・ストラット/リヤ・ダブルウィッシュボーンで構成されるサスペンションはSTIのチューニングによるスプリングとビルシュタインダンパー(フロント・ダンプマチック付き)が装着されています。登場直後のC型のSTI Sportはフロント側が柔らかく、リヤ側については舗装状態の良い道路であれば跳ね感はないものの、路面状態が荒れると跳ね感が出てきたものが、F型のSTI Sportはチューニングが進んだのか、フロント側が少し硬めになり、リヤ側は縮み側は柔らかく、伸び側を少し硬くすることで路面状態に関係なくフラットな姿勢を保ち続けるようになり、横揺れや突き上げもほとんど無いことから、正に「理想の乗り心地」が実現されています。
それでいてステアリングを切ると、切った方向へ軽快にフロントが入っていきます。フラットでありながら軽快な身のこなし。私個人としてはまったく文句無し。このクルマを試乗してしまうと自分のクルマにもビルシュタインダンパーを装着してみたくなります。

【総括】


D型登場時にもSTI Sportは足回りに大きな変更が無いと言われていたのが、試乗してみてビックリ。本当に細かくチューニングされていて、理想の乗り心地と走りが実現されていました。来年にはフルモデルチェンジされるとの噂がありますが、スバルの最終型は本当に熟成の極み。気になる方は是非試乗してもらいたいと思います。

このブログの撮影機材
カメラ Panasonic LUMIX G9
レンズ LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60㎜/F2.8-4.0 ASPH. /POWER O.I.S


ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2019/08/08 19:25:55

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この記事へのコメント

2019年8月8日 20:54
こんばんは。
レヴォーグ、D型で熟成が進み、ほぼこれで完成形かな、と個人的に思っていましたが、F型でさらに完成度があがっているのですね。

やまちゃんさんに質問ですが、レヴォーグの1.6、2.0でしたらどちらがおすすめでしょうか?
次期愛車候補としてレヴォーグを考えていますが、次世代レヴォーグはパワートレインが1.5、1.8とダウンサイジングされてしまうようなので、気持ちよく走れる現行型の購入を考えています。おそらく中古での購入になりますが...

私は1.6の試乗経験は豊富で、A型をレンタルしたり代車でD型に一週間乗ったりしましたが、2.0の試乗経験がありません。
1.6のD型に乗った印象としては、1.6でも十二分に速い、という印象でしたが、2.0と比較すると、やはり2.0を買ったほうが良い、という印象になるでしょうか?

日常使いの100km/hくらいまでならほとんど違いはないのでは、とも予想しており、プラス50万、かつハイオクを許容してでも2.0が欲しくなるものなのか、気になってます。
コメントへの返答
2019年8月9日 12:31
こんにちは。

私もD型で熟成が進んで、E型やF型はほんの少しのアップデートかと思っていたのですが、E型に乗っている私もF型への進化は体感できたので、正直ビックリしています。

1,600か2,000のどちらがいいかの質問の答えですが、はっきり申し上げて、市街地でリッター6km台の燃費が許容できるのであれば、2,000CCを推したいと思います。2,000CCのトルクの余裕は気持ちの余裕に繋がるのかなとも思います。
2019年8月8日 22:32
こんばんは♪
WRX、LEVORGは兄弟車ですけど、LEVORGが一番熟成が進んだということがやまちゃんさんのレビューを拝見するとよくわかります。やっぱり売れてるだけのことはありますね。

STIのサイドのエアコン吹き出し口の縁は何故色なシルバーなんだろうと思ってましたが、LEVORGがセンターパネルがシルバーの縁取りだからなんですね。バランスがとれてますよね♪(^^)
コメントへの返答
2019年8月9日 12:39
こんにちは。

レヴォーグはWRXと兄弟車になりますが、1,600CCのグレードがあって一定の販売台数を確保したいとなると、メーカーとしてもかなり改良には力を入れているのかな、と思います。
もちろん、WRXはスバルの実質のフラッグシップであり、別に試乗しましたがその走りにより磨きをかけていたことも確認できました。

センターコンソールの縁取り、これはレヴォーグのものだけのようですね。WRXとレヴォーグ、ダッシュボードの写真が何か違うと思っていましたが、これでした。
はい。レヴォーグのほうがバランスは取れていると思います。

プロフィール

「5/26入院→5/27手術→6/4退院→6/7診察を経て網膜剥離からやっとクルマが運転できるところまで来ました。久しぶりの運転は緊張しましたがスムーズにカローラアクシオを運転できましたね😊」
何シテル?   06/07 15:24
やまちゃん@8148です。 フリードハイブリッドModulo XとカローラアクシオハイブリッドW×Bに乗っています。
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