スズキ ハスラー タフワイルド 試乗記

本日は5月24日に一部仕様変更が発表され発売が開始されたスズキ ハスラーに試乗しました。試乗グレードは新グレードのタフワイルドになります。

【エクステリア】

今回の仕様変更で追加されたタフワイルドですが、ブラックカラー化された
フロントグリル、アルミホイール、ルーフレール、ドアミラー、ドアハンドルによってハスラーが持つ「タフさ」を上手く表現できているような気がします。ただ、このカラーの差別化だけでベースグレードの88,000円高というのはちょっと高いなぁという気がしますね（ちなみにターボ車はベース車の78,100円高）。

【インテリア】

上質感よりも「タフさ」を重視したインテリアになります。クルマの性格からして「これでいいんじゃない」と思わせるものがありますね。贅沢を言わせてもらえば電動パーキングブレーキ装着ならなお良かったんじゃないかと思っています。

【シート】

クルマの性格に合わせて撥水加工されたファブリック生地が使用されたシートになります。掛け心地は最近のスズキ車のシートと同様に少し柔らかめの掛け心地。正直言って長距離移動はやや不安ありの印象…。

【エンジン・トランスミッション】

660CC直列3気筒エンジン＋小型モーターのハイブリッドシステムにCVTの組み合わせになります。ターボ無しのエンジンにはなりますが、下道の60km/hくらいまでの加速力は十分な加速力があるというかターボ車と遜色ない印象でした。本当、ほとんど高速道路を使用しない場合はノンターボでも十分ですね。無論、高速移動がある方は78,100円でターボエンジンが付くのでそちらがオススメにはなりますが。

【サスペンション・乗り心地】

フロント ストラット式・リヤ
トーションビーム式で構成されるサスペンションは、正式なアナウンスは無いのですが、現行モデル登場時よりも「突き上げ」が減ったような印象があり、やや硬めなセッティングにはなるものの、運転していて心地よさを感じました。

【総括】

新型ハスラーですが、ノンターボエンジンの力強さや突き上げの少ない乗り心地でとても魅力的に感じました。
今だ高い人気があるのも頷けます。
惜しいのはバックモニター付きオーディオの設定が無く、装着しようとするとナビとセットになるため費用がかかってしまうことですね。今後の改良でディスプレイオーディオの設定があることを願いたいと思います。