今日はコンサートへ
コンサートなんて
ほぼ行った記憶が無い
音楽は
ジャンルはある程度限定されるけれど
特に誰かの熱烈なファンになることもなく過ごして来たので
今は
無節操に集めた曲を
スマホからシャッフル再生で車で流して聞いてる
スマホの前はiPod
その前は車載のCDチェンジャーか
一時期MDってのも使ってたけど
車載できるMDプレーヤーはすぐ読み取りエラーになっちゃって
何回か買い直したけど全然駄目だったなぁ
それはともかく
別にコンサートとか行きたいと思うこともなく過ごして来た
ごくまれに
これはナマで聞いてみたいと思わないこともなかったけれど
そう思った時に近くでコンサートが有るという機会には恵まれず
そのうちに忘れてしまうという繰り返し
で
長崎だと
ましてこの時期
滅多にコンサートなんてものは無いわけだけど
逆に
長崎で開かれる数少ないコンサート的なものは
何かしらの情報が聞こえて来る
長崎での一大イベントですから
で
「映像の世紀コンサート」ってのが目に留まった
元はNHKの番組だけど
このテーマソングはなんか気に入ってた
番組をしっかり見たのか
番宣的なものを見ただけなのか定かではないけれど
で
配信の曲を購入して聞いてみて
やっぱりイイな
と
ただ
番組のサウンドトラックで他の曲もちょっと聞いてみるけれど
他はやっぱりBGMだから
特に心惹かれることもなく
これでコンサートって成立するんだろうか
とも思いつつ
まあ
あのテーマソングを
ナマのオーケストラで聞いてみるってのも良いかな
番組に使った映像も見れるなら価値あるか?
どうせ暇だし
それに
コロナの影響で
ずっとコンサートなんて開けなかっただろうから
聞いてあげたいってのもあったかな
ってことで
元気になったパジェロ君で出動
パジェロ君が長崎市内に入るのも久しぶりだ
コンサートホール
ちょっと画面が小さい?
このホールは2000人収容だけど
チケットを購入する時点で
一番高い席しか残ってなかった
価格的にはそれほど差が無かったので
ちょっとだけ悩みつつポチっと購入したんだけれど
映像も有るし
この辺で良かったんじゃないかという感じ
二時間ちょっとのコンサートが終わって
なんだか無性に海が見たくなった
それも外海の海に
復活したパジェロを
ちょっと走らせたいってのも有ったけど
何か妙な違和感だったり・・・・・・・・
梅雨の合間の外海は
ちょっと雲が厚め
コンサートが始まる前に
今回のコンサートは
地元のローカル民放の創立70周年記念のイベントだと案内が有った
「映像の世紀」はNHKの番組だったけれど
どういう関係なんだろうか
いよいよコンサート開演
オーケストラのメンバーが入場して着席
その後
拍手とともに
「映像の世紀」の音楽の作曲家でピアニストと
ナレーションを務めるNHKの元アナさんが入場
このピアニストさんは
帽子がトレードマークなのか
帽子かぶったままピアノを演奏するみたい
へぇ~
そうなんだ
と思ったのは
コンサートでのピアニストってタキシードを着るのが普通
って思い込んでるからか
最初の曲はテーマソング
聞き慣れた曲
確かにイイ曲だ
え?
ん~
しかし
オーケストラって
こんな音?
いや
これは確かにオーケストラの音でしょ
そういうことじゃなくて
何と言うか
そう
デッカいスピーカーの音にしか聞こえん
何十人もの演奏者が音を出してるのに
一か所からの音にしか聞こえないんだ
コンサートホールの音って
こういう風に聞こえるものなんだろうか?
ちょっと納得いかないまま
数曲終わって
また次の曲が始まったら
ピアノのソロ
あっ
いくらなんでも
この距離でピアノのソロは
こんな音の大きさじゃないし
聞こえてる方向が違う
私の席は
ホールの左端の方で
スピーカーの真ん前
完全にこれはスピーカーが生っていて
そのスピーカーの音が勝ってる
次に加わったヴァイオリンのソロも同じ
メインになる
テーマソングは
ピアノが重要な役割だから
オーケストラに負けないように
少なくともピアノとソロのヴァイオリンは
マイクで拾ってスピーカーから流してるんだろう
こういうのって普通の方式なんだろうか?
テーマソング以外については
元々TV番組のBGM用
事前に配信のテーマソングを探した時に
サウンドトラックのCDの内容をお試しで聞いた時の印象と同じ
つまり
曲自体がいい曲だなと思うことは無し
BGMだもん
曲の方に心持ってかれたら
本末転倒だもんね
オーケストラの生演奏ってことで
生演奏スゲェ~ってなるには
たぶんスピーカーのせいでそれほどでもない
ってことかな
サウンドトラックを購入するのって
映像シーンを思い出す効果を期待するんだろうけど
TV番組だと
BGMに心惹かれることはなかなか無いよね
映像の方は
フィルム撮影機/映写機の発明の時代から始まる
フィルム撮影機/映写機の発明は19世紀末で
20世紀は丸々映像の世紀と呼べる
初期は
自動車の大量生産が始まった時期と重なり
自動車の生産ラインの映像が流れて
グランツーリスモのオープニング映像を彷彿させる
もしかしてグランツーリスモは
この番組をパクッ・・・・・オマージュ?
その後は
ライト兄弟の飛行映像とか
ロマノフ王朝なんかの
王侯貴族の没落
第一次世界大戦から
ドイツが賠償に苦しんで
ヒトラーがそれを復興させ
第二次世界大戦に突入
核兵器が誕生して
冷戦
ベトナム戦争
プログラムを振り返ると
最後に
現代の悲劇、未来への希望
ってのが有ったけど
何だったかな
印象に残ってないや
結局のところ
良くも悪くも・・・・・・
悪くも悪くも?
20世紀の主役はヒトラーって感じ?
テーマソングの題名も
「パリは燃えているか」だし
ちょっと
悪趣味な題名のような気はする
独裁者というレッテルに加え
元々は第一次大戦の賠償に苦しむドイツを復興させ
国民の多くの支持を集めた
というあたりが
現在のR国のP氏に重ね合わせる人も多いよね
皮肉?なことに
ヒトラーが政権を駆け上がり
維持していくにあたって
民衆の心を掌握するためにに重視したのは
映像なんだよなぁ
だから
あの時期にしては多くの映像が残っていて
独裁国家を批判するのにその映像が多く使われる
しかし
ああいう大部分モノクロの映像を
大音量のオーケストラとともに見ると
なんだか洗脳を受けたような気分だ
これまで
何度か目にしたことのある映像も多く有ったけれど
ただ見ていた時とは
何か違うもののように見えた
長崎の人間で
普通にローカルニュースとかを目にする生活をしていれば
毎年数回は意識しなくても目にする映像がいくつか有って
昔良く見て
こちらに戻ってまた多く見る映像だけど
さんざん見てきた映像なのに
明らかにいつもと違う印象
普段は理性で押さえてる感情を
無理に懐に手を突っ込まれて引き出されて突き付けられる
みたいな
特攻隊の映像はちょっと・・・・
一番キツかったな
曲1曲分の長さだったからなぁ
出撃前の
笑顔の記念写真のシーンに始まって
米軍撮影の
つまり突っ込まれる側からの映像
艦船と海に飛行機が突っ込むシーンが
色々な角度から
繰り返し
繰り返し
繰り返し
繰り返し
ほぼ精神的拷問
或る程度以上の年齢の日本人は
これを10分も見せられたら
叫び出すんじゃないかな
大音量の音楽とともにだし
こういう映像って
子供に見せるのは
まずいんじゃないだろうか
と思ったのは
通路を挟んだ席に
お母さんと小学校高学年くらいの女の子がいたから
ちらりと見たら
女の子は爆睡してて
ちょっとホッとした
20世紀の
色々な紛争を扱っているので
ヤバい映像が含まれていることは
あらかじめ想像してた
実際
射殺シーンとか
塹壕で兵士が倒れるシーンとかは有ったけれど
スプラッター的なものではなかったので
さほど刺激的なものには感じられなかった
モノクロだったせいもあるのかも
ウクライナからの映像には
遺体の映像とかは有るけれど
映像として衝撃的なものは少ないように思う
いや探せばそれなりに有るのかもしれないけれど
日本での戦争体験者の脳裏に有る映像ってのは
たぶん
とんでもなく衝撃的で
私が子供の頃には
長崎の資料館とかでは
そういう映像も流れていて
かなりの衝撃だった
現在では
それなりに配慮されたものしか見ることはできないようだ
日本の
高齢者が経験した戦争は
もし
その時代にスマホが有ったとしたら
とても
そのまま発信できる映像ではないレベルだったと思う
実のところ
「映像の世紀」という番組のDVDは数年前に購入した
ただ
購入はしたけれど
まだ見てない
なんだろう
見たい
ということで購入したというよりは
昭和生まれの人間として
この辺のことを知識として
ちゃんと持っていなければいけないんじゃないか
って感じがしたんだよね
少なくとも
見るのが楽しいはずはない
それでも何か
忘れてはいけないものとでも思ったのかな
観客は
かなり高齢者が多かったなぁ
一部
部活っぽい中高生の集団も
調べてみたら
これまでの開催地は
大都市+広島・長崎って感じ
ニーズが有る?
許容度が有る?
広島・長崎ってのは街として
こういうのから抜け出せないのかもしれないなぁ
帰りに
新長崎漁港近くのスーパーで
海鮮を購入
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Posted at
2022/07/03 01:16:02