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Ｓ耐の年間パス

毎回、チームから貸与してもらい
レースが終われば返却していた
年間パス。


最終戦が終わったので記念にもらって
帰って来ました。
エボゴンをドライブした菊地選手のサインをもらって・・・


世間的にはシリーズチャンピォンを獲得した中谷・木下コンビのサインの方が価値が
有るのかも知れませんが、

私的には、１１号車のお下がりのミッションを引き継いでトラブルを抱えながら
エボワゴンをゴールさせるべく格闘し続けた菊地選手のサインの方が価値が有ります。

（あっ、コンビを組んでた桂選手のサインもらい損ねた・・・今回は出番回らなかったし・・・）

Ｓ耐最終戦＠もてぎ

ミッショントラブルでリタイアした
オーリンズエボワゴンのデータロガーに
残ったエンジン回転数のデータを
Defiのエンジニアの方にプリントアウト
してもらいました。


通常、プロドライバーのドライブでは遅いクルマを抜きながらのレース中でも
エンジン回転数のグラフは毎周ほとんど変化が有りません。

周回を追う毎にギアが無くなって低いギアを高回転まで引っ張ったり
高いギアを下から引っ張ったりと格闘した痕跡が読み取れます。

ほとんど同じグラフでもラップは１周あたりコンマ数秒は確実にバラつくものですが、
ギアを無くしてこれだけシフトパターンが変化しても数秒のラップ落ちにとどめるべく
格闘し続けていたわけで・・・

そんな様子を想像しながらグラフをじっくり見ていると・・・・なんだか泣けてきそうです。


耐久レースでは数多くのドラマが繰り広げられます。
ＧＴ選手権やＦ１にも、もちろんドラマが有りますし、それらの華やかなドラマよりも
悲惨なドラマが多いのですが、普通に観戦しているだけでは分かりにくい数々のドラマを
知る機会を得てしまうと・・・・抜け出せなくなってしまいます。

Ｓ耐最終戦＠もてぎ

まだ決勝レースは終わっていないというのに
キャリアカーに載せられてしまった
２台のオーリンズランサー

１１号車は車両前後ともにダメージを受け
ほぼ全損状態のようです。

Ｓ耐最終戦＠もてぎ

激しいサバイバルレースの中
２クラスの優勝は唯一？大きなトラブルの無かった
１３号車のエンドレスランサーでした。

２位,３位に２号車２２号車のインプレッサ
タイヤがもたず苦労していたようです。

途中では２０号車の小川ランサーが勝つかなと思ったのですがオーバーヒートで後退。
最後は最終ラップで止まってしまってチェッカーを受けられなかったようでした。


最終戦のせいか各チームとも１年分の消耗が出尽くす感じでした。

最終戦にもてぎというのは厳しいようですね。

Ｓ耐最終戦＠もてぎ

オーリンズランサーエボワゴン１２号車は５６周でミッショントラブル発生。
（ギアが入らない）

ピットインして修復を試みましたが、修復不能との結論でリタイアとなってしまいました。


残念です！！

(14:44追記）
　最初に４速が入らなくなって、最後はどのギアもギア抜けする状態に、
　一旦コースサイドに停止後、３速には入ったのでシフトレバーを押さえて
　ピットまで戻ったが、修復不能との判断によりリタイア。