
夏の風物詩巡り第2弾のテーマは去年も挑戦した『ホタル』
闇夜で光る幻想的な姿は初夏の風物詩💡
茨城県内のホタルの自生地や観賞地を調べてみると意外と沢山あるが……
去年訪れたのは水戸市の『七つ洞公園』と笠間市の『北山公園』

どちらも大きな駐車場があり、ホタルが生息するポイントまでは徒歩数分でありアクセスが良い場所だった。
⭐️水戸市七ツ洞公園
⭐️笠間市北山公園
今年のターゲットは水戸市や笠間市の北部に位置する『城里町』

茨城県に長年住んでいるが、こんな町があるのは初めて知った。
袋田の滝に行く時は何度も通っているはずだが、あまり特徴の無い街なので立ち寄ることはなかった。
七ツ洞公園に撮影に出かけた時にお仲間さんから入手した情報では、町全体にホタルが生息していて比べ物にならない程凄い場所があるとのこと。
七ツ洞公園と北山公園は幼虫の餌となる『カワニナ』を放流しているので、天然物のホタルではなく半養殖物のホタル。
このあたりは里山と田園地帯が広がる自然豊かな場所。

桂川、藤井川などカワニナが生息する清らかな川がいくつも流れている。
ホタルは『まちの虫』にも制定されていて、6月になると町のあちこちでホタル観賞会が開催されている。
日本に生息するホタルは『ゲンジボタル』『ヘイケボタル』『ヒメボタル』の3種類が有名であるが……

城里町に生息するのは『ゲンジボタル』と『ヘイケボタル』である💡💡
初回は桂川流域の撮影ポイントに出かけてきました。

町役場の方の情報では、桂川流域は6月上旬で、藤井川流域は6月中旬が最盛期という情報を入手していた。
まずは桂川の方を攻めてみます。

ただし出かけたのは6月13日なのでもう遅いかもしれない?
水戸ICから約20km と思っていたより距離があった🚙

仕事帰りに高速を飛ばして現地に到着したのは6時半🕡
直前に雷雨があり気温も下がってしまったので条件は良くない🆖
ホタルが舞う条件は以下の通り
・19時半~20時半
・風が弱く気温と湿度が高い
・雨が降っていなくて曇り空
・月明かりがない
上記の条件の中で車温計の温度は18℃と肌寒く、ホタルが舞う条件には厳しそう🆖
まずは現地のロケハンからスタートします。

周りは全て広大な田んぼが広がる長閑な光景🌾
田んぼの中の一本道を少し歩くと🚶♂️

撮影ポイントの橋が見えてきた。
橋の上から下を覗くと小川が流れ、涼しげなせせせらぎの音が聞こえてきた🎵

間違いなく田んぼに水を引くため整備された用水路だが、川幅は狭く1mくらいの場所もあった。
時刻は7時半🕢あたりはかなり暗くなってきた。

とにかく一面田んぼで遠くに該当と街灯りが少し見えるだけ。
時刻は間も無く8時🕗そろそろホタルの出勤時間になったが?

いつまで待ってもホタルは現れない💢💢
やはり気温が低いとホタルは飛んでくれないが、何とか1匹写っていた💡

左下の緑色の線がおそらくゲンジボタルです。
時刻は間も無く8時半🕣1時間程滞在したが成果も期待できそうもないので撤収します。
車に戻ると近くで数匹のゲンジボタルが飛び回っていた。

右側は深い森になっていてゲンジボタルの住処があるようだ。
何とかゲンジボタルGET‼️
2回目は6月24日 同じく城里町の『ななかいの里』へ出かけてきました。

役場の担当者の方の情報では、ここはゲンジボタルとヘイケボタルの両方が生息し、期間も6月下旬まで長く鑑賞できる一推しの場所🆗👌
ななかいの里は城里町の西側に位置するので、友部ICで降りて笠間市を通るルートの方が速そうだったが……

道を間違えてしまい現地に到着したのは8時🕗
ここは四方が里山に囲まれて田んぼが広がる長閑な光景の場所。

民家の灯りを少し確認できるが、普段は地元の人意外は立ち入らない静かな場所のようだ。
田んぼの畦道を通り川沿いに行くと森があり、大きな木が鬱蒼と何本も生い茂り野生味溢れる場所🌲🌳

野生の王国ではないが正面の藪の中からガサガサという大きな音が聞こえてきた。
野生動物なのは間違いないが最近流行りの熊ʕ•ᴥ•ʔ
思わず一瞬後退りしてしまった😰

茨城県は熊の出没は聞いたことがないが、自宅近くの田んぼでたまに見かけるタヌキかイノシシかもしれない🆗
しばらくすると音はしなくなったので一安心😊
今回はかなり暗い場所なので……
12mm (換算値24mm) F2.0と45mm(換算値90mm)F1.8の2本の明るい単焦点レンズで撮ってみます。
それでは早速撮影開始だが、既に目の前の森の中であちこちから緑色の光が輝いていた✨

これから少しずつ飛び回るホタルが増えるはず。
ここは藤井川のごく一部だが、移動可能な撮影ポイントは300mにも達していて、あちこちで光っていたので、どこで撮れば良いのか悩ましいところ📸
そして流れ星のようにホタルが次々に飛び始めた💫
ホタルの撮影はピント合わせが難しく、AFでは明るい花火のようになかなか一発では捕まえてくれない。
ここで作戦変更して遠くの里山の稜線にマニュアルでピントを合わせて撮ってみた📸
ごちゃごちゃして分かりにくいが……

ここで着目してもらいたいのは、ゲンジボタルとヘイケボタルの両方が飛び回っているのをお気づきですか?
過去に撮った画像で比べてみます。
☆ヘイケボタル

ヘイケボタルはピカピカと点滅するように飛び回るので光跡が破線状になるのが特徴である。
☆ゲンジボタル

ヘイケボタルに比べると光が大きく明るく直線的に飛ぶのが特徴である。
ゲンジボタルは普段木の高いところにいて、ヘイケボタルは川のすぐ近くにいるので住み分けができているようだ。
今度は逆側右側の稜線にピントを合わせて🌲

この写真も高いところはゲンジボタル。
そして低いところにヘイケボタルが飛び回っているのが良く分かる。
赤い点線の光は新種のホタル?

飛行機かヘリコプターだと思います✈️🚁
ここでレンズを45mmに変更して、迫力ある光跡を描くゲンジボタルにカメラを向けてみます📸

名付けて『ゲンジボタル捕獲大作戦』
仮面ライダーではなくゲンジボタル1号GET‼️
ゲンジボタル2号GET‼️

このホタルは高い木から降りてきてすぐ近くまで飛んできた。
ゲンジボタル3号はランデブー飛行‼️
ホタルが描く光跡は一つ一つ異なるので、その光景はまさに神秘的な光の芸術‼️

ホタルの命は儚く僅か1週間。既に7月に入っている飛んでいるホタルは少ないはず。
時刻は間も無く9時🕘撤収しようと思ったら1匹のホタルがふらふらと近づいてきて手の平に乗ってくれた🟡🖐️

ヘイケボタルの中には人懐こいのがいて、去年も同じ体験ができた。
よっぽどおっさんの手のひらが気にいったのか、いつまで経っても立ち去ろうとはしなかった。
静かな空間で都会では絶対体験できない一時を過ごすことができたので撤収します。

ご覧の通り街灯が2つあるだけの場所。案の定田んぼのあぜ道に足を取られて転倒してしまいましたm(_ _)m