
新しい308に乗りました。
DS4の冷却ファンが回りっぱなしになり、その修理で206を代車として借りています。
あまりに汚れているので、代車とはいえ何となくかわいそうに思い洗車。
そこで左リアタイヤの空気が異常に少なくことに気付いてディーラーへ。
釘が刺さっていたらしくパンク修理に。
せっかくなので、ヨーロッパカーオブザイヤーを受賞した、308に試乗させてもらいました。
そもそもタイヤに釘が刺さってパンクなんてことが不可解。
以前何かで読んで なるほど と思った記憶がありますが、路上の釘をフロントタイヤで巻き上げてリアタイヤに刺さるケース。おそらくこれでパンクしたのでしょう。
308はPSAグループによる新開発、1.2リッター3気筒エンジンのターボ。
130馬力なり。
これはなかなかいいエンジンだと思います。
トルクが回転とともに湧き上がる素直な特性。
ワタクシのDS4のBMW製4気筒1.6リッターターボよりもいいと思います。
絶対値としての出力は1.6の方があると思いますが、3気筒の方がビート感があって好み。
このエンジンは注目に値します。
ボディデザインは、パッケージ的にまんまゴルフ。
全長や全幅、ホイールベースからオーバーハング、ウエストラインから各ピラーの感じまでゴルフです。
一般的になったと思いますが、もはやフランス車の個性や、あえての崩しデザインはありません。
極めて全うに作られています。
室内はプジョーが推進中の、ハンドルの上からメーターを視認するタイプ。小径ステアリングで最新のプジョーしてます。
しかし、スピードメーターは時計回り、タコメーターは逆回りはいただけません。アナログメーターが逆回転するのは、いくら何でも受け入れられません。
またオーディオやエアコンなどの操作スイッチはありません。
全て備え付けのタッチパネルで行います。
これまた微妙。エアコン温度を調節し、オーディオを切り替えるなど、同時に確認できないのです。
スイッチを減らして、インパネをスッキリ魅せることには成功していますが・・・
オーディオはDENON製で音質はとてもいいです。
極め付けはスポーツモード。
メーターのいろが赤に変わり、エンジン音が切り替わります。
明らかに音が変わるので不思議に思い、308のサイトをみると、スピーカーからスポーティな重低音を出しているとのこと。
結構いい音なので楽しく試乗できましたが、エンジンやマフラーとは関係ない音。仕掛けがわかると微妙。ありがたみが半減したのも事実です。
全体の印象としてはなかなかいいクルマです。
けど、これならゴルフでいい気もします。
フランスのクルマは、所有して長く乗った方が魅力を増すことがあります。
ショールームやチョイ乗りではワカラナイ魅力があればいいのですが・・・
特に内装は、大きく品質を上げているのも事実。
アイドリングストップ付き。
ちょっと人と違う、ちょっとおしゃれってところを求める人向けでしょうか?
子どもの手が離れた50代くらいのおしゃれな夫婦が乗ると、結構絵になるクルマだと思います。
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Posted at
2015/03/07 21:46:50