車は体を表すのブログ一覧

登場以来、新規登録台数トップを続けるアクア。社用車です。フィットでも感じましたが、売れてるクルマはそれなりにいいです。タクシーはプリウスに乗ってしまうのですが、、音や加速感などすごく似てます。乗り心地はアクアの方がソフトで足が動いています。ただ、インパネの質感は170万円のクルマとして、及第点にはありません。
1.5リッターに結構強力なモーターが付いてるので、動力性能に不満はありません。ただエンジン音はいただけません。あと、遮音性も低い。親がインサイトに乗っていますが、比較すると、やはりホンダのエンジンは大衆車でも軽快。エンジン音とCVTの制御はホンダの味付けが好みです。これは、ノアとステップワゴンなどの比較でも同様。トヨタの大衆車のエンジンとCVTは、クルマ好きなことを恥ずかしいと思わせる変な影響力があります。
本物を求めなければ、確かに事足ります。何だかアクアからは、回転すしを連想。100年以上自動車の理想を追及してきたメーカーがあるなかで、良くできたニセモノを作ってしまいました。そのニセモノが主流になっています。
アクアって、ご年配者はかなりの確率でアクオスと言います。販売は極めて好調のようですが、今だ知名度に課題があるのではないでしょうか？

Cセグメントの雄、メルセデスのコンパクトAについて。
ずいぶんスタイリッシュになりました。凝った二重フロア構造だった先代とは違い、ふつうのボディーとしたことで低くスポーティな感じ。ベンツのかっこいい新車に300万円くらいで乗れるので、売れ行き好調なのも納得です。押しの強いフロントマスクに、1.6リッター過給機、7速の最新トランスミッションで、買い得感も十分。Cクラスが立派になって、Eクラスからの乗り換えが結構出たそうですが、このクルマもそんなケースを引き起こしそうです。ドアを開けたときに見える、サイドシルプレートなど、Cクラスに標準でないものが付いてたりもするそう。このFFフロアを使って、今後セダンやSUVも登場予定だそうです。新しい層にむけて新しいメルセデスを訴求してファンの裾野を広げる。ブランドイメージが高いからこそ成功するのだと思います。