
朝から岡山国際サーキットに入りました。
夜は美作市に宿泊。温泉があって、食べ物も美味しくて、地元の人もあたたかく良い街です。
F3レースはさすがフォーミュラーカー。一周3.7キロのコースを、1分25秒くらいで走ります。エンジンは2000ccのNAなので、絶対パワーがないことを加味すると、相当コーナーが速いんだと思います。
ちなみに、スーパーGTの500馬力あるクラスのクルマで、確かこのくらいのタイムだったと思います。半分かそれ以下の馬力で同等のタイムが出せるのは、走る以外の機能は全て省いてあるフォーミュラーカーだから。
一方岡山初開催のGTアジアレースは、スーパーGTレースのアジア版のような感じです。TOPのアストンマーチンはじめ、フェラーリやポルシェほか、目立つのはアウディR8。圧倒的に台数が多いです。アジアではスーパーカーとして、フェラーリなどと同等の地位を築いているのだと思います。
そこで気になるのは日本勢。せめてGTRが参戦してたらいいのですが。これから自動車需要の伸びる市場だと思いますし、日産はこのレースをサポートすればいいのに、と思いました。
まだまだ日本にクルマ好きはたくさんいます。
軽も高級車も全てスピードという価値観で進んでいた時代から、今は燃費や居住性またブランドイメージなと、いろんな価値観で選ぶ時代です。
なので、モータースポーツは難しい局面にあると思いますが、やっぱりサーキットでしか味わえない音やにおいは、理屈を超えて惹かれるものがあります。
テレビにもYouTubeにも、あの音とにおいは伝えられません。
まるで、祭りの太鼓やみこしのように、確かに魂に訴える独特の世界。
内燃機関のレースが、末永く続くことを期待します。
Posted at 2013/06/29 19:21:29 | |
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