2013年09月13日
ルボラン今月号に、ドイツのクルマ事情が書いてありました。
電子版を契約して以来、解約の仕方が分からず毎月自動更新されています。
まあ、あれば読むので緊急を要してはいませんが、簡単に解約できなくて困っている人は、自分だけではないかもしれません。
自動車先進国ドイツで1番売れているクルマは、予想通りゴルフ。2位はワーゲンのパサート。3位はワーゲンのポロ。4位がベンツのCクラス。5位はオペルアストラ。これがTOP5。
続く6位がBMW3シリーズ。7位はベンツのBクラス。8位は1シリーズ。9位にやっとアウディA4。10位がオペルコルサとなっています。
2位のパサートは意外でした。読んでみると、ドイツではカンパニーカーという制度があり、企業が従業員にクルマを貸与するもの。何とドイツの自動車販売の約半数は、このカンパニーカーで企業に売られているらしいのです。で、このカンパニーカーとして大人気なのがパサート。パサートの販売台数の9割はカンパニーカーなのだそうです。
企業にとっては、法人税など、税制面で自動車を従業員に貸与すると減免されるメリットがあるとのこと。
給与なども抑えることが出来るのです。
会社員になって、会社が与えてくれるクルマがパサート。結構贅沢です。
日本もクルマ離れが進んでいるので、カンパニーカー制度を取り入れたら、クルマの販売台数が維持できるかもしれません。
なので、個人でクルマを所有するとなると、小型車で十分となり、ゴルフやポロが売れるのでしょう。
偉い人にはベンツやBMW。
ある意味、個人で買うなら自由に選べますが、与えられるクルマは身の丈のものとなり、若くしていいクルマには乗れないのかもしれません。
また、日本では販売を伸ばしているアウディは、9位にやっと一台。
なかなか面白いことで、ドイツ以外にも、いろんな国のクルマ事情をもっと知りたくなりました。
それにしても9割がカンパニーカーって、パサートの新たな一面を知りました。
ドイツは、日本と同じで自動車大国なので、自国のクルマばかり。
やっぱりクルマは使用環境がつくるものです。
ワーゲンは本国でも、やっぱり相当強いメーカーのようです。
Posted at 2013/09/13 19:22:47 | |
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