
新しいスカイラインが発表されました。
発売は来年2月の予定とのこと。
さて、新型スカイライン、もはや歴史あるスカイラインではなくなっています。
値段は500万円クラスでハイブリッド。
34型からV35に変わったときも、もはやスカイラインではありませんでしたが、あれはそもそもスカイラインではないクルマを、急遽スカイラインとして発売したと記憶しています。
やはりフランス人には、スカイラインの絶妙な浪花節を理解できなかったのか、その後もこの路線でスカイラインの名前だけ生かされています。
これはグローバル化のなかで、インフィニティブランドで売るクルマを日本名スカイラインとしているので、仕方ないことなのでしょう。
しかし今回は、フロントにインフィニティのブランドロゴを付けたまま、スカイラインとして売るそう。
インフィニティブランド専用販売店を作れないから、インフィニティとして売ることはできない。けど、高級ブランドインフィニティのロゴがあるから高級車です、って寸法です。
これはさすがにいただけません。
どっち付かずの戦略で、二兎を追う者は一兎をも得ずの世界。
きっとクルマは素晴らしいのでしょうが、勿体無い。
日産、ゴーンさんの下で長らく経営を支えて来たNO2の志賀さんを、経営不振による引責で追い出したそうです。
異国の資本提携はいろいろ難しいなか、その繋ぎ役、橋渡し役として活躍され、日本では報酬を取りすぎたら反感を買うアドバイスしたり、優秀なのに英語が出来ないことで認められない人たちを、かなりつないで来たりとその功績は大きい方だと読みました。
電気自動車事業が上手く行かなかったからだとか…
確かに99年ごろ、救ってくれたのはルノーでありゴーンさんだと思います。
けど、日産は歴史ある日本の企業。全てゴーンさん基準、世界基準で動かすことがこの先もいいのか良く分かりません。
マーチやラティオなど、行き過ぎたコストダウンはユーザーをバカにしていると感じます。安いクルマだから安く作るのは合理的な手法ですが、マーチに乗って次は日産のもっといいクルマが欲しいと思うでしょうか?
一方、ホンダフィットやワーゲンポロなどは、一生懸命作っています。
これなら、エントリー車として、そのメーカーのファンを育成出来そうです。
マーチとスカイラインを、同じ店舗で販売することに、何か無理を感じてしまいます。
Posted at 2013/11/13 20:06:23 | |
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