
取引先の社長のクルマ、メルセデス・ベンツCLS350に乗りました。
岡山から広島まで運転させてもらい、Eセグメント1000万円クラスのクルマの高速性能を堪能する貴重な機会でした。
左ハンドルですが、シトロエンサクソという小型車ですが左ハンドルを所有していたので、特に抵抗なく運転出来ました。とはいえ、幅があるのでそれなりに緊張感はありますが・・・
第一印象はカッコイイ。そしてイカツイ。
CLSに始まり、BMW6グランクーペ、アウディA7など、屋根の低いセダンクーペが勢ぞろい。ワーゲンにパサートccまで登場するほどブームになりました。
なのでこのクルマ、今時珍しいハードトップ。窓の枠がありません。確か昭和の終わりに日本車で流行った、カリーナEDやマツダペルソナ、日産プレセアの完成形にも思えます。
はじめは後部座席に乗ったのですが、178センチのワタクシにはさすがに屋根が低い。正しく座ると髪の毛が天井に当たります。そしてリアシートのセンターにコンソールがある4人乗りでした。贅沢な作りです。
街乗りはさすがにボディサイズを持て余し、ガソリンを垂れ流しているような罪悪感で、10年20年前ほどどうだぁって風潮でもない気がします。
一方高速はやはり安定感と安心感があります。オーナー曰くパジェロも所有されてますが、長距離乗ると疲れが全く違うとのこと。広島東京間をそれほど無理なくクルマで走れてしまうようです。
あとは、普通に車間を開けて走ったのですが、見事前のクルマは過敏に寄ってくれます。ほんわかシトロエンの世界とは明らかに違う感じ。
翻り、1000万円クラスのクルマで、走行15000キロくらいでしたが、室内からビビり音が出ていました。
それほど大きな問題ではありませんが、ちょっと残念。トヨタやレクサスではないので良しとします。
さすがドイツ車、ハンドルもアクセルも適度に重く、アクセルは開度に比例して反応するので奥まで踏まないと機敏には加速しません。最初の反応だけ良く、踏み込んでも変わらない多くの日本車より好みですが、ちょい乗りの素人受けはあまり良くない気がします。つまり、3500の割にあまり速くないね、となるかなと。
このクラスのクルマはあまり縁がないので、とても貴重な体験でした。
メルセデスはやはり王道です。
CLSやCLAは捻りの効いた亜流かもしれませんが、こんなハズシ方もいいと思います。
優雅なドライブの体験記でした。
Posted at 2014/05/29 13:46:32 | |
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