
ワタクシが最も尊敬し、大きな影響を受けた自動車ジャーナリスト、徳大寺有恒さん(本名 杉江博愛)さんが、7日死去されました。
「間違いだらけのクルマ選び」を76年に発刊され、ベストセラー本として広く自動車文化に影響を与えた方です。
近年、老衰や出版社とのいざこざなどで休刊したり、共著として出されたりとありましたが、ワタクシ、小学2年生から、毎年読んでおります。
一度も欠かさずに。82年版から、辞書を調べながら読んでいました。
ですので、ワタクシの自動車観の礎を作った方です。
大学3年の就職活動の時、ハガキで一度お会いしたい旨を送ったほど、大ファン、いや学びたかった方です。
徳大寺さんが亡くなられたことは、ショックです。
子どものころから、年末のこの時期は、間違いだらけのクルマ選びを買うことと、日本カーオブ・ザイヤーがどのクルマなのかを当てるのが楽しみでした。
フォルクスワーゲンゴルフの世界観を、日本車が取り入れ学んだことも、徳大寺さんの影響が少なからずあったと思います。
ワタクシもベタ褒めされているのを読んで、ゴルフ5を買いました。
確かお子さんがいらっしゃらないので、ネコのチャオを溺愛されていたと記憶しています。
間違いだらけを共著する島下さんは、ワタクシの少し年上。親父と息子のバランスとして、いい棲み分けが出来たお二人で、徳大寺さんのクルマ観が受け継がれればいいなぁと思っていました。
徳大寺さんは、同時にオシャレな方でもあったはずです。洋服屋も少し手掛けたのかな?
いつかお会いして、いろいろ話をして時間を共有したかった方です。
とても残念ですが、そう遠くない時期に、この時が来るとは思っていました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
徳大寺さん、お会いしたことはありませんが、子どものころから大好きでした。
クルマを通じて、いろいろ教えていただきました。
ありがとうございました。
Posted at 2014/11/10 17:10:04 | |
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