
プジョーシトロエン広島がオープンしました。
6月末でワタクシがクルマを買った、ワールドモータースがシトロエン広島の販売を降りて、7月から新しい会社に販売権が移行いたのですが、それまでのプジョーショウルームにシトロエンを併設する工事のため、時間が必要だったということです。
つまるところプジョーのショウルームが半分になり、シトロエンも従来そこそこの広さで展開していたものが半分になってしまいました。
マーケット規模からするとこれでいいのでしょうか?
日本をマーケティングしているのは、プジョーシトロエンジャポンなので、一緒になったことの意味は大きいと思います。
プジョー308がフルモデルチェンジし、シトロエンピカソもフルモデルチェンジしたので、売れ筋エースとともにいよいよ本格的に展開していくのでしょう。
2014年のプジョーシトロエンはイマイチな感じが否めませんでした。
特にシトロエンは鳴り物入りでデビューしたDSシリーズにテコ入れがなく、日本においてはちょっと難しい位置付けになってしまいました。
一方中国ではDSは独立ブランドとして地位を確立しているようです。
今や世界一の自動車消費国となった中国。日産もここでは健闘している模様。世界戦略や優先順位のつけ方として正しいと思います。
しかし日本でDSって中途半端。シトロエンの一車種としか認識されていません。
だって、違うのデザインだけですから。
フランス車はデザイン、感性で選ぶクルマなので、デザイン大事ですが、デザインだけでブランド化するほど、日本は未成熟ではありません。
今のところDS3はC3、DS4と5はC4ベースそのままなので、ワーゲンに対するクワトロのような独自技術が欲しいところ。レクサスの国内10年の苦戦も、クラウンやマークXとの明確な違いを説明しきれなかったことが原因と思います。
まあ、フランス車は、オシャレで小粋にいくのがいいと思います。
動力性能やハンドリング、環境性能がどうこう言うクルマではないのです。
好きか嫌いか?
工業製品として日本車やドイツ車と比較してはダメ。
ちょっと控え目だけど、よく見たら理屈っぽさがなくていいじゃんってカテゴリー。
まさに感性の世界なのです。
アルフアのデュアルクラッチやフォードのエコブーストなど、イタリア車やアメリカ車と比べても、技術の優位性はあまりありません。
なのに、生粋のクルマ好きのワタクシが選んだ不思議。
これは、新型が出てここが良くなった悪くなったというのに飽きたから。
新しいのが出ても、新型BMWがすごくても、自分のクルマとは比較しない気楽さ。
だって買った時から劣ってるから。
ある意味やはりフランス人は孤高の存在なのかもしれません。
Posted at 2015/01/12 19:02:20 | |
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