
バスの中から、カッコイイR32スカイラインを発見しました。
ガソリンスタンドにR32。正にイニシャルDの世界。
たしか平成元年から6年くらいまで生産されたのでしょうか?
未だに通用するカッコイイデザインだと思います。
この当時の日本車はバブル期に開発されており、大きく日本車の技術と地位を引き上げたクルマが多いです。
初代セルシオも元年発売。ベンツやジャガーなど名だたる高級車に大きな影響を与えたクルマです。ボディのチリ合わせから圧倒的な静粛性、4リッターの高性能V8エンジンなど、価格とクオリティのバランスが高次元だったようです。
FD型RX7も平成3年デビュー。未だに通用する秀逸なデザインと思います。Z32フェアレディも同様にカッコイイデザインです。
この時代はワタクシ、高校生。平成5年に高校を卒業していますが、新型車が出るたびにワクワクする、そして新しい技術が出るクルマの黄金期だったと思います。
この次のモデル、平成7~9年くらいに出たクルマは、バブル崩壊の影響で、全く翻ってコストダウン、改悪のモデルチェンジが続発。景気が悪いとクルマの出来まで悪い、コストダウンがあからさまってどうなの?モデルチェンジしなきゃいいのにって思ってました。
そもそも前モデルに比べて大幅コストダウンに成功って記事を読むと、これって自慢することか?って思ってました。
それから20年。この手のクルマ好きの多くは、プライドを持って作られる輸入車に流れて行きました。
日本はミニバン、ハイブリッドから、軽自動車大国へ。
ガソリン価格もいろいろありながら随分上がりました。
今は20年前の水準近くまで下がってきました。
シェールガスと石油の主導権競争。
シェールガスは生産コストが高いので一定以上価格を下げれないようなので、原油がある程度安ければ、まだまだ石油強し。サウジアラビア国王の戦略で、高いままだとシェールガスに主導権が移ると思われます。
アメリカ対サウジアラビアなと産油国。
サウジアラビア国王が亡くなったようなので、この駆け引きの最新動向が注目されます。
アメリカではまた大排気量車の人気が上がっている模様。
原油価格が下がれば、過度の低燃費車は不要なのかもしれません。
20年前は燃費競争など支持されませんでした。時代はパワー競争でした。
スピードの正義から燃費の正義へ。
エネルギー相場に左右されない鉄板の正義は「安全」ではないでしょうか?
ボルボが一歩先を行く安全カメラ。
スバルアイサイトも優れているようです。
テクノロジーが世界を変えて行く。
自動運転が望ましいとは思いませんが、事故を減らす技術開発は大歓迎。
動力源といい事故の回避法といい、100年の自動車のあり方が、大きな転換期にあることは間違いなさそうです。
Posted at 2015/01/28 23:13:00 | |
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