
BMWの2シリーズアクティブツアラーから、ネーミングの難しさを垣間見ています。
2シリーズは1ベースのFR2ドアクーペが本家本元。
これにアクティブツアラーが付くと、ミニクロスオーバーベースのFFになります。
メルセデスBクラスのガチンコライバル。
ABCESなどはメルセデスの専売特許。Dを名乗るとディーゼルを彷彿とさせてしまいます。Fはレクサスが富士スピードウェイに関連付けて使用中。Gもベンツ、HIJkあたりは使えそうです。しかしiはBMWのEVが使いました。LはロングMもBM自社で使用。Nはホンダの軽シリーズ。OPQRSTUVWXYZとありますが、UYくらいしか使えるものがありません。Uシリーズ、Yシリーズ、いずれも微妙です。
本格派の1シリーズと3シリーズの狭間で、2シリーズアクティブツアラーに落ち着いたのでしょう。
プジョーも306 307 308から309になるかと思いきや、309は過去にあったのでNEW308となりました。
シトロエンはベンツを共通のCに数字を組み合わせ使用。C3C4って具合。
一方ルノーやVW、アメリカ勢は個別の車名をつけています。
ゴルフ、メガーヌ、フォーカス、カマロ、チェロキーって具合。
考えてみれば、C4にピカソを加えるとミニバンへ。このノリで行くとアクティブツアラーが加わりミニバンでいいのです。
が、2とアクティブツアラーはどうなのでしょう?
アクティブツアラーは人気のCセグメントミニバンなのて売れるといいと思いますが、本家本元の2は主役を奪われ、存在がボケてしまった感じ。
アクティブツアラー。CMにミスチルの曲を使い、随分大衆に歩み寄ったマーケティングをしています。
3気筒1.5リッターターボ。エンジンも新しいミニと共通です。
まあ、Bがあれだけ売れたし、クラウンもスカイラインもV6エンジンになって来たなか、いつまでも直6 FRでもありません。ポルシェだってSUVで儲けているのです。
しかし、BMWは新ジャンルの初代はどこか未完成。
Z3からZ4、初代X5と今のを比べると、洗練度合いは明確。カイエンも初代と新型を比べると、なるほど随分ネガを潰して洗練させたと感心します。
身近なBMW。
舘ひろしも吉川晃司もCMやバラエティーに出る時代。
医師も弁護士も人気商売なのです。
ベンツAクラスの如く、きっと新しいBMWファンを開拓していくのでしょう。
Posted at 2015/01/31 21:21:20 | |
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