
アルトにターボRSが加わりました。
軽自動車の64馬力自主規制を作った張本人が、初代アルトWorks
確か昭和63年頃のクルマ。
ワタクシ中学1年か2年の時に、世の中昭和から平成に変わりました。
まだバブルが弾ける前。
軽自動車もアルトWorksにミラXX、ミニカダンガンなど高性能バージョンが目白押しだったと思います。
時代は変わり行き、軽自動車の主流もワゴンR的なハイトタイプに。
同時にWorksも人気を失い、確か平成10年くらいのWorksを最後に新型は出ていません。
理由はいろいろあると思います。
RVブームという、外しの文化に端を発した新しいクルマの価値観は、スポーツカーよりミニバンを支持しました。
そもそも安全ボディやABSでクルマが重くなりすぎたのも、スポーツカー離れに拍車をかけたはず。
大きくまとめるなら、クラウンやカローラのセダンはもちろん、シルビアやスカイラインなどのスポーツカーまで、いわゆる団塊の世代に浸透した自動車ヒエラルキーを、良しとしなかったバブル世代の若者が、外しのパジェロやレガシィを買い、それがより便利なミニバンブームになったのだと思っています。
そんななか、アルトWorksを彷彿させるターボがでました。
まさに昭和の価値観。
ホイールも8スポークの2ピース調。
随分気の利いた遊び心です。
さすがに新車販売の97~98%がATという国で、マニュアルを出してはくれませんでしたが、今やハイボールのごとく古くて新しいということで、若者に人気!!!となることを応援しています。
おまけにオーディオレス。
ラジオさえ付きません。
なかなかスパルタン。
そう言えば、最近は無駄を嫌うからなのか、サンバイザーやライセンスフレームなどのディーラーオプションを付けたクルマが減りました。
輸入車はもともとあまりいませんでしたが、国産は当たり前のように進められていました。
レガシィなどはエアロマットガードなどという高額泥除けなども付けました。
市場ではナビが余っているようです。
ここ最近までアフターパーツの星だったはずですが、今やスマホ。
もろに昭和を彷彿とさせるアルト。
革新派ハスラーとは違うアプローチなので、保守派に支持されそうなアルト。
カクカクシカジカと違い、どちらもとても魅力的です。
Posted at 2015/03/14 10:06:36 | |
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