
これまで複数のディーラーで、担当が知る限り私のクルマが一番キレイと言われたことが、何回かあります。
仕事が忙しくて、いつも手をかけられる訳ではありませんが、普通の人が普通に出来る秘訣をお教えします。
クルマは少々古くてもキレイならそれなりに見れます。新車も乗る人が無頓着だとすぐにくたびれてきます。子どもやペットと一緒で、大事にされてるかどうか、瞬時にわかってしまうもの。
末永くコンディションを維持するためには、
まずは当たり前ですが、マメに洗うこと。出来れば手洗い。タイヤの減り方や小傷などを定期的にチェックできます。但し水をたっぷり使い、炎天下では洗わないこと。洗車は家庭菜園や釣りと一緒で、自分でやることで、対象物に愛着がわきます。未塗装などの黒いところをそのまま維持できるようコーティングも忘れず。
次は機械的メンテナンス。オイル交換はキチンと行います。最近は一万キロごとのロングライフなクルマもあります。ただ気になるので、自分は5000kmから7000kmで変えています。日本は速度域が低く、ハードなコンディションなので、ヨーロッパ基準より早めがオススメ。またATならATFを、MTならミッションオイルをだいたい二万キロごとに変えます。長く変えないと、変えた時にオイルが漏れたりして逆に高く付きます。ブレーキフルードやクーラント液は、ディーラーの推奨する時期に交換。あと、中古車を買う時は、タイヤを新品にしてきました。クルマにもよりますが、7万キロを超えたら、ショックアブソーバーや足回りのブッシュ、場合によってはエンジンマウントも交換。すごくクルマが蘇ります。
タイヤの空気圧はマメに見ます。2ヶ月に一度くらい。偏摩耗を防げ、燃費にも効きます。タイヤのローテーションは約5000kmごとに。FR車は必要ないと思いますが、タイヤが長持ちします。
出来たらアライメント調整はオススメ。矯正みたいなものでタイヤに変な力が加わらなくなり、タイヤの寿命がのび、燃費にも効き、真っ直ぐ走る安心も得られるので、自分は2万円ならバリューを感じます。
あとは、何と言ってもドアパンチ対策。スーパーなどの駐車場は、常に端っこを選択。自分で気を付けてもパンチを食らうことは防げず凹みを見つけると、大事にする意欲が失せていくのでその予防策。だいたいデントリペアでなおりますが、見つけたときのショックは結構デカイので、最善策をとります。
急加速をしない、段差をハイスピードで越えない、トランクを強く閉めない、時には下廻りもしっかり洗うなと、いろいろありますが、大切なのは基本的なことばかり。これで、中古車で屋外駐車場で過走行になっても、くたびれたクルマにはなりません。
昔はクルマはキレイで車高が低ければ、何でもかっこいいと思っていました。今はキレイで、ちょっといいタイヤを履いていることがポイント。
古いクルマでも、キレイな車体とタイヤへの投資に、ツウの愛を感じます。
Posted at 2013/03/02 18:51:31 | |
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