
今日は、広島でシトロエンを販売しているワールドモータースの展示会を覗いてみました。
イオンモール広島府中で明日まで開催されています。
展示車は、アルファロメオジュリエッタ、シトロエンC3、フィアット500とパンダの四台。
何れのクルマも、まだまだ一般の人には知られておらず、ショッピングモールで初めて触れて、売れたりするそうです。
それにしてもイオンモールは、この手のイベント場所として圧倒的に強いです。
メルセデス、日産など、全国的にメーカー主導で持ち回り開催されていて、各地のイオンを回っていたりします。
先日、フォードのインポーターの方と離す機会があり、日本での輸入車マーケットは、VWとMBとBMWが3強、続いてアウディとボルボの2軍、その他の僅かなニッチを、アルファロメオやフィアット、プジョーやシトロエンなどで占めていると聞きました。
また、メーカーとしてのアンケートから、スバルのレガシィとスズキのスイフトオーナーは、フォード車オーナーになっている割合が高かったりするそうです。
国産車でも走りにこだわる人が多いのでしょう。
自動車が白物家電化して、トレンドに遅れず、安くて壊れないものが支持される市場では、乗り味や個性にこだわる人は、ニッチなクルマに行かざるを得ません。
腕時計も機能性では、一万円の電波時計が最高です。もっと言うと携帯があるので、腕時計なんていりません。
けど、自動巻時計ほど高かったりします。
カメラも一万円のデジカメでほとんど事足りてしまいます。
けど、一眼レフやミラーレスカメラは、やっぱり違います。
さて、自動車は一眼レフカメラや自動巻時計のように、趣味性の市場を維持し続けなければいけません。
ヨーロッパメーカーはこのことを深く理解しているように思います。
一方、日本車の多くは、そこそこの人たちにたくさん売ることばかり。
実はニッチな人たちは、高いお金を払ってくれて、ブランドを育ててくれる、実は貴重な人たちなのに。
ニッチなクルマ4台が並ぶ展示会、結構若い子たちが立ち止まって見ており、ちょっと嬉しくなりました。
Posted at 2013/09/07 19:42:57 | |
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