
ルボラン電子版からの写真です。
バイエルンのエンジン屋が、遂に純然たる電気自動車を作りました。新時代の価値観でつくられるBMW iシリーズの第一弾。本流の優れたガソリンエンジンはもちろん、ディーゼル車やハイブリッドも導入し、遂に電気自動車もラインナップしたBMW。動力源にかけるその先進性とこだわりは、さすがと唸らされます。
しかもとりあえず揃えました的なものとは一線を画し、i3はプラットホームから新設なので、工場まで専用のものが用意されています。
サイズは全長4m、幅1.77m、高さ1.55mと、とても常識的なもの。デザインは何とも言葉にしづらい個性派ですが、カーボンを積極採用し、EVで1.2トンとすごく軽量。ちなみにリーフは1.4トンあり、キューブなどと同じ工場で作られているそう。
EVは、随分前にテスラのロードスターに乗ったことありますが、踏んだ瞬間から最大トルクが出て、ブレーキを踏むことなく、アクセルを緩めるだけで減速する回生システムに、新時代のテクノロジーを感じました。もちろんリーフにも乗ったことありますが、その静粛性や動力性能に特別感がありました。ワンペダルドライブ。止まる時しかブレーキがいらないのは、慣れるとむしろ合理的かもしれません。
やはりBMWが作ったとなると、真剣に欲しくなります。
デザインも変ですが、確信犯的崩し方。一度見たら深く記憶に残ります。
この特別感の表現の仕方は、さすがブランディングに長けていると思います。
お値段499万円。
日本の世帯の4割は集合住宅らしいですが、充電器など諸条件がゆるせば、所有してみたいクルマです。
その4割の集合住宅で、しかも片道100キロ以上を毎週走るワタクシには、価格以前に越えられないハードルがあります。
このクルマに乗る人は、ちょっとステキに見えるでしょうね。
オシャレなニューファミリーか初老夫婦が乗ってたら、似合うと思います。
Posted at 2014/04/25 22:13:23 | |
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