
ルノールーテシアRSに試乗させてもらいました。
おおかた予想していましたが、相当いいクルマです。
1.6リッターにデュアルクラッチの6速。重量は1280キロ。速いです。
ただ、インプレッサやメガーヌRSとかゴルフGTIなどの2リッターターボに比べると幾分マイルドなパワー感。それでも200馬力あるので、十分過ぎる程スポーティです。
デザインもかなりカッコイイし、室内インパネもソフトパットが使われており、国産と違い、Bセグメントでも割り切りや妥協は感じられません。
スポーツモードに切り替えて踏み込むとさらに強烈な加速。ボディもサスペンションも十分ついて来ており、街乗りの試乗ですが、追い込んでもかなり応えてくれるシャーシだとわかります。
シートもなかなかいい感じで、299万円のプライスは、クルマ好き中でも走り好きには安いと思います。
ポロのGTIやチンクのアバルト、ミトあるいはプジョー208GTIなどがライバルでしょうが、一番いいのではないでしょうか?もちろんDS3もライバルになります。
メガーヌといいルーテシアといい、ルノーの切り口とまとめ方には相当なものがあります。
乗り心地、居住空間もまずまずの許容範囲。ヴィッツやフィット、ましてやマーチなどは、本当に何をしているのでしょう?小さな安いクルマは、こんなものでしょうという割り切り精神が見え見えで、日本人として残念な気持ちになります。
一方欧州車は、小さくても小さいだけです。本気の技術がてんこ盛り。エントリークラスでこの違いなので、若者がクルマ離れすべくしてしています。
売れなければならない、きれいごとではないとは言え、長期的には自ら墓穴を掘ったとしか言いようがありません。分かっていながら先送り。年金ではありませんが、日本はもう少し普通の人が考え、誇りを持って生きなけれはならないと思います。
そのために、こんなものでしょうってメーカーが決めたクルマは買ってはいけない気がしています。
ルーテシアは普通の人が少し頑張れば、幸せになれる誇りと性能を持っていると思います。
Posted at 2014/05/11 18:08:06 | |
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