2011年05月25日
チョイと久しぶりの真面目ブログw
今日も真面目に仕事をしてると事務所の中が騒がしくなってました。
3台だか4台の車検依頼があったらしく、普通なら喜んでるシチュエーションですよ。
こんな時代に大量入庫の依頼が有ったら喜んで当然。
ですが今回ばかりは素直に喜べない状況だったらしい。
依頼の主は今話題の某原子力施設@福島に出入りしてる業者様。
車検の依頼って事で、もちろん仕事に使われてる車両でした。
仕事=復旧作業
となれば当然ながら原発敷地内に乗り入れてる訳で。
真っ先に心配したのが「放射能汚染されてないか?」って事。<誰でも思うでしょ?
車両の状態を聞いたらガラスが割れてたり、ガラス自体が無い所も有るとか。
当然ですが車検なんて通りませんし、室内まで汚染されてる可能性特大。
万が一、軽度でも放射能の影響が及んでたら全てを除染なんて出来るハズもないでしょう。
そんな車両を「工場に持ち込まない状態で車検を通して欲しい」なんて依頼だったそうな・・・。
はっ?
それって俗に言うペーパー車検ですよね?
速攻で出来ませんとお断りさせて頂きましたよ。
個人的な意見ですが・・・
復興とか復旧に係わる事なら喜んで協力しますよ。
連日報道されてる原子力関連のニュースを見てますから、微力でも協力出来るなら断りません。
自分に出来る事なんて本当に僅かですしね。
ですが今回は社内のルールだけじゃなく自動車関連法規すら無視してます。
当然ですがペーパー車検なんて出来ない仕組みになってますから依頼は受けられません。
(社内ルールも決められてますし、万が一支局にバレたら大惨事確定だから誰もしませんし)
無謀な依頼を受けてしまっても誰一人として幸せな結果は待ってないでしょうし。
車両を持ち込んで整備をするにしても完璧に除染出来てる確証は無い訳で。<コレ重要
放射能汚染されてる車が街中を走ってきたなんて考えるだけで恐ろしいですよ。
土や泥、埃まで汚染される訳ですから飛散したそれらを吸い込んだら内部被爆って事でしょ?
最悪の事態を想定するとリアルに冷や汗モノです。
お国の情報公開が信じられない昨今、後々で被害者を増やしてしまったら大変ですからね。
色々な事情が有りましたけれど今回の依頼は受けなくて正解という結論に行き着いた訳です。
決して福島ナンバーの車両とか福島県民の方々に対する偏見じゃないですよ。
むしろ茨城も風評被害で苦しめられてる地域ですし。
身近な所では親戚の農家も風評被害の被害者ですから、福島の方々の苦しみは理解できます。
正当な車検依頼だったら当然ですが受けてました。
自動車検査員として、それ以前に人として不法行為の依頼なんて受けちゃいけないでしょう。
原子力復興の最前線で戦ってる人からの依頼とは言え、無理がありますって。。。
ココからは推測ですが・・・
きっと施設内への進入車両の安全を確保するために車検証とかを確認されたんでしょう。
出入りしてる会社やら人員の確認の意味も含めて。
そこで車検切れが発覚⇒今回の依頼へと繋がったんではないかと。
会社の近くの原子力施設へ入るときも物凄く厳重なチェックをされますからね。
お国主体で復旧に当たっているとはいえ、チョイと今回の事には違和感を感じます。
車検の有効期限を確認してるとすれば「そんな事を気にしてる場合じゃないんではないか?」と。
確認業務をしてるんであれば、その人員を復旧に当てたらいいんじゃないかい?
今回の依頼のあった車両は構内でしか使ってない車と聞いてますし。
任務が終わったら即廃車にするとも言ってました。
依頼主の発言を総合すると絶対に被爆してるとしか思えない状況だったんですよねぇ・・・・・。
原発内で働いてる方々には本当に頭が下がりますけど、下らないルールを振りかざす
机に向かってるだけの奴らは最前線で作業して来い!と叫びたいですな。
無茶な依頼をしてくるクライアント
現場の事を考えないお役所仕事の公務員
下請け企業をこき使う東電
そんな最悪の状況が風評被害とか今回の原子力災害を招いてしまったのかなぁ。。。
なんて深く考えている今日この頃です、はい。
Posted at 2011/05/25 23:15:56 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記
2011年05月01日
睡眠不足全開ですが、何か?
夜ミ翌日が仕事だと辛いっすね。
最後の時間帯まで居たから睡眠時間が短い訳で。<当然
そんな時に限って月末最終日=〆=激務orz
こんなブログを書いていますが、明日も仕事です。はい。
一応GWは存在しますけど・・・サービス業って嫌(素
さて、昨日の第20回茨城夜ミについて
参加ありがとうございました!
正確なカウントはまだ出ていませんが、40台以上の参加だった模様。
いつもながら企画レスな行き当たりバッタリのオフ会に来て頂けるだけでありがたく思います。
震災の影響もあって表明が伸び悩みましたけど、結局はいつも通りの参加者数ですよ。
皆様の元気な顔を見る事が出来ただけでも開催した意味が有るというもの。
開始前から「やろう」と思っていた事が出来なくて自分自身にイライラしていた訳ですが・・・
蓋を開けてみたら案の定トラブル勃発(汗
不祥事を招いてしまった事は主催者の力量不足以外の何物でもありません。
参加者の皆様をはじめ、スタッフの方にもご迷惑をお掛けする形となってしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
今回の失敗を糧に、次回以降の継続開催に繋げて行こうと決心した次第であります。
会場では物凄く久しぶりに革張りの後部座席に乗車してしまいました。
説法されてきた訳ですが、アチラ様の言い分は正論なだけに反論は出来ませんでしたねぇ。
(反論したらしたで話が大きくなるだけなのでしませんでしたけど。)
「話し声だけじゃなく光や車両の音も我々以外からすれば不快」だと。
自分が反対の立場だったら当然・・・と思う様な事に気付かなかった点は反省すべきだと思いました。
継続開催するためにも同じ過ちはしちゃいけない。
如何に一般の方の理解を得るか。
会場も含め、目立たず迷惑を掛けない。
参加者の皆様に楽しんで頂く為にも考えなくちゃいけない事は増えてる気がします。
今回で20回という節目で茨城夜ミも転機を迎えたとすれば、本当に良い切っ掛けだったんでしょう。
次回からは事前の会議で更なる情報交換と開催について深く考えなければ。。。
一応、夏にも21回を開催予定ですので懲りずに参加して下さいませ。
Posted at 2011/05/01 00:17:51 | |
トラックバック(0) |
オフ | クルマ