←ロアアームの現状と
本来あるべきの位置
こんにちは、千葉かずです!
今年の目標としている、足回りチューン第一弾の
概要について書きたいと思います。
上の写真は、フロント左になりますが、
ロアアーム現状の位置を撮ってみまして、
緑色ラインが車体中心ラインになります。
水色ラインが現状のロアアームのライン、
赤色ラインが、本来あるべき位置を示しています。
ご覧の通り、現状は赤いラインからして【バンザイ】しているのが判ります!
ロアアーム内側付け根のボルトを中心に本来の位置(赤色ライン)と
ロアアーム現状のライン(水色ライン)を車両中心(緑色ライン)へ
伸ばしてみると、車体中心では、現状のロアアームの水色ラインが
赤色ラインよりも低い位置になっています。
これは、ロールセンターを示していますが、本来のロールセンター位置よりも
下がってしまっている事を指しています。
つまり、ロールセンター位置が下がっている事によって、
本来の位置よりも、ロールが大きくなってしまうのです!
また、ロアアームがバンザイしている事で、タイヤの接地感が
本来のロアアーム位置と比べて、不安定になってしまう。
もう少し判りやすく言えば、人間の姿勢で説明すると
本来のロアアームの位置が【足裏全体で立っている】とすれば、
バンザイしている状態では【つま先で立っている】ようなもの!
また、ロアアームがバンザイしている事で、
ロアアームの可動領域が本来の位置よりも少なくなり、
ダンパーが本来の働きをしてくれないという弊害もあります。
そこで、【足回りチューン第一弾】が、
【ロールセンターアジャスターボールジョイント】を装着することなのです!
今回は、ナギサオート製を購入しました。
理由は、他メーカーでも発売はされていますが、
エボの場合、ほとんどは【8mm】で固定された【非調整式】でして、
ナギサオートの場合は、車高に合わせて10mm~25mmの範囲で
調整できる【調整式】だからです!!
ダウンスプリングぐらいの車高を落とす程度なら、
【非調整式】でも良いかと思いますが、
車高調のように、大きく車高を落とせるものなら、
【調整式】を選ぶ方が良いかと!!
ロールセンターアジャスターによって、
ロアアームを本来の位置へと近づけることが出来る事で、
ロールセンターの位置が、写真の赤色ラインに近づき、
またロアアームが本来の動きが可能になるので、
ダンパーがしっかり働いて、タイヤのグリップ力アップし、
アンダーステアを軽減できるという訳です!
しかし、今回の【ロールセンターアジャスター】だけでは
まずい事に気づいてしまいました。
それについては、PART-2にて!!
※【ロールセンターアジャスター】を製品化されている各メーカー様の
文献を参考にさせて頂きました。
Posted at 2009/01/07 12:36:14 | |
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