おはようございます、千葉かずです!
先日、FSWレーシングコースを走行した後にデータを修正して、
再度データチェックを実施したが、どうも思う程に加速してくれない。。。
FSWレーシングコース走っている時も起きている現象ですが、
ある程度の回転域、丁度ブーストが掛かる場面において、
タービンが息継ぎする現象が発生する。
実は、現地点でブーストコントローラーの設定値を、設定最大の250kPaにして、
巨大タービンのコンプレッサーを回すためにも、この数値の圧力が必要と考えているが、
どうも…エンジンには、この数値に達していないように感じている。
↑HKS『EVC5』での数値は、この時の実走行での最大ブースト
【257kPa】と表示されているが…
↑APEX【パワーFC Dジェトロ】では、【1.86mmHg】しか出ない。
これ、実走行で何度やっても【1.86mmHg】以上にはならない…
でも…これ…本来の単位は【kg/cm2】だと思うんだが…
【mmHg】だったら、1kPa=約7.5mmHgなので、
257kPa=約1927mmHgとなるはず。
【kg/cm2】の場合、1kPa=約1.01972�10-2kg/cm2なので、
257kPa=約2.62kg/cm2となります。
構造を今一度考えてみたら…
パワーFCのブースト圧測定は、インテークで測っているが、
EVC5の場合は、インタークーラーとブローオフバルブとの間から測っている。
この数字差の原因って…ブローオフバルブが原因では!?
この根拠を示すのは、2つありまして、
ひとつは、上記の通りブローオフバルブを境に、
インタークーラー側と、インテーク側との数値差。
もう一つは、息継ぎすると…A/F値がかなり濃い数値が出て、
10.0以下のリッチを表示する場面も!
つまり、圧力が逃げたことで、空気が予定量に達せず、
燃料が予定量通りに噴射するので当然…
空燃比で燃料が多くなるから、A/F計で濃い数値が現れる!
っと言うことで、ブローオフバルブの前まで、ちゃんと設定している圧力が掛かっているが、
ブローオフバルブが、正圧に耐えられずにバルブが開いて、
圧力が逃げてしまい、インテーク内の圧力が下がっているのではないかと。
息継ぎすると…ファファファファ…っという吸気音がしますが、
ブローオフバルブが開き閉じを繰り返していると考えれば…合点に至る!
カール君2世は、2次エアシステムを撤去しているので、
圧力が逃げられるのは、ブローオフバルブしかない。
そうなると、対策方法は…更なるスプリングに強度あるブローオフバルブへの交換か、
ブローオフバルブを無くしてしまうか…悩むなぁ〜^^;
Posted at 2014/05/04 05:27:31 | |
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