こんばんは、千葉かずです!
今回は、かなり安全策にテコ入れした訳ですが、
次は、『安定供給』というテーマに移ろうかと。
前回のブログの最後に書きました、懸念材料の2つのうちの一つで、
『燃料の安定供給』という事に着目しようと思います。
純正燃料タンクは、プロペラシャフトを跨いで左右に分かれていて、
燃料ポンプは、右側に1個しかありません。
左側に貯まったガソリンは、ジェットポンプというパーツによって、
リターン燃料の圧力を利用する事で、燃料ポンプ側へ供給しています。
その構造ゆえ、サーキット走行ではグリップし続けていると、
タンク内の燃料が左右大きく揺れて、燃料ポンプが空気を吸ってしまう事があり、
ランエボの場合、たとえ半分以上残っていても、上記の事象が起こる事もあって、
エンジンへ、ダメージを与える事があります。
そのため、なるべく半分以下にしないように燃料を足したりしますが、
燃料もハッキリ言って、ウエイトの一つとなる訳で、
軽量化という観点では、燃料が少ない方が良いわけですけど…
空気を吸わせずに、燃料をなるべく給油する機会を減らし、
走行するチャンスも増やしておきたい!っと言うワガママに応えるのが…
『コレクタータンク』という事になります。
サーキットを主体とする仲間は、トランクにコレクタータンクを備え、
ポンプの空気吸いを防ぐと共に、燃料配管を太くして、
更なる安定供給と、圧力を増大させる事でパワーに見合った燃料供給する訳です。
求める馬力によって、コレクタータンクの容積や、燃料ポンプを2個搭載させる事もあります。
しかし…カール君2世にコレクタータンクを搭載する場合、色々と問題が生じます。
ウチの中では、3つほど課題があります。
まず1つ目は…
トランクへ納める場合…
↑道具を全て出さなければならない事。
どんな場所で故障しても、補修出来るだけの材料・工具を備えているため、
これらを追い出すとなると、リアシートへ持っていくしかなくなりますが、
それだと、今度はタイヤが積めなくなるという…悪循環。
2つ目は…
↑現在とは違いますが…
トランク内に、バッテリーを備えている事。
カール君2世の場合、大型バッテリーを積んでいて、
YR-ADVANCEのトランクバーを…かろうじて避けていますが、
コレクタータンクを備える場合、完璧なバッテリーケースへ納めないとならず、
それだけのスペースが確保出来ない。
3つ目は…
↑エンジンルーム内の燃料関係を、一からやり直さないとならない事。
もし、燃料ポンプを2機掛けにする場合、燃料クーラーの増設や、
デリバリーパイプを、2機掛け用のモノに交換しなければならず、
エンジンルームから後ろへの配管を容易に引き換え可能にしているが、
その努力も無駄になってしまう…
モノは考えようで、もしかしたら…
馬力と燃料計算で、1機掛け大容量燃料ポンプで行けるようであれば、
コレクタータンクは、2L用にして省スペース化を図り、
あの場所なら、余裕に納める事が出来る!
その場所であれば、トランク内の道具もそのままで済むし、
エンジンルーム内の燃料関係も、そのまま活かせるから、
コストもかなり抑える事も出来る!!
コレクタータンク設置を実現させるため、
研究をしていこうと考えています。
Posted at 2014/11/11 20:10:09 | |
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