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2017年10月09日 イイね!

NEOプログレのベテラングループPendragonの初来日公演で渋谷O-WESTに行ってきました(^^;;

NEOプログレのベテラングループPendragonの初来日公演で渋谷O-WESTに行ってきました(^^;;音楽ねたのLiveレポートで、マイナーなNEOプログレグループです。
備忘録ですのでスルーして下さいm(_ _)m

コンサート続きで暫く前になってしまいますが、2017年9月27日(水)にNEOプログレのベテラングループPendragonの初来日公演で渋谷O-WESTに行ってきました(^^;;

Pendragonは1978年結成のイギリスのNEOプログレグループで、1983年に同じくNEOプログレのトップグループMarillionのマネージメントに見出されて同メネジメント傘下のレーベルからデビュー
初期の代表的グループのMarillion、I.Q.、Pallas、Arena、It Bitesなどと並び 称されるグループです。

1991年にいち早く自主レーベルを立ち上げ、メンバーチェンジはあるものの、リーダーでVocal、GuitarのNick BarrettとBassの Peter Gee、1986年に加わったKeyboardのClive Nolanを中心に、地味ながらも解散することなくマイペースでの活動を続けて来ました。

NEOプログレグループは元々GenesisフォロワーのSymphonic Rockが主体で、初期のMarillion、Pendragonも同様でした。しかし、PendragonはリーダーのNick BarrettのDavid Gilmourばりの泣きのGuitarとClive NolanのKeyboardでPink Floyd的な世界観も取り込み、更に近年ではややHard Rockの要素も加わり独自の音楽を構築する様になっています。

これまでに10枚のOriginal Studio Albumをリリースしていますが、今回の来日は、5枚目の名作「The Masquerade Overture(邦題:仮面舞踏への序曲)」(1996年リリース)の20周年記念ツアーの一貫で、デビュー34年を経て漸く初来日公演が実現しました。

会場は渋谷のO-WESTで、駅からやや離れていてラブホテル街の中にあるり、やや不便なLive Houseです。スタンディングでキャパが600ほどで、元It BitesのFrancis DunneryやSwedenのMoon SafariなどNEOプログレ系のアーティストのLiveによく使われています



当日は開場が18:00、開演19:00で18:40頃に何とか到着したら既に7割ぐらいの入りでした。当日までチケット販売を行っていたため空きが目立つのかと思ったら、最終的に9割近い入りになっていた感じでした。

客層は本家プログレ系のコンサートよりは若いものの、やはり40代、50代、60代が中心50代が最も多い感じでした。しかしながら平日の半ばにもかかわらず、私服のオヤジがやたら多く、スーツ姿が場違いない感じで驚きでした。
加えて、予想以上に女性が少なく、1割いるかいないかと言う感じで、女性が少ないと言われるKing Crimsonよりも少ない感じでした。




定刻から若干遅れてのスタートで、はじめはツアータイトルのThe Masquerade Overtureの再現からスタート

完全再現ではありませんが、ほぼAlbumを通しての演奏で、比較的Studio Albumに忠実に再現する感じでした。しかしながら、目の前で実際に再現されるとCDにはない迫力、温かみが伝わってきます。



そして後半は長いキャリヤのAlbumを通じて満遍なく演奏していきました。Nick BarrettのGuitarはDavid Gilmourを彷彿とさせる様な泣きのGuitarで非常に味わいがありました。

そしてClive NolanのKeyboard、特にElectric Pianoの繊細な美しい旋律はその大柄な風貌も合わせRick Wakemanを思わせるものがありました。



更にNick Barrettとともに初期からグループを支えてきたBassのPeter GeeがテクニカルなBassを弾きながら、時々Keyboardも演奏しリズムを下支えしていました。

Drumsは2015年加入のJan-Vincent Velazcoはアジア系の感じで、テクニカルでパワフルではあるものの、Symphonic Rockと言うよりは、やや最近のPendragonに強まってきたHard Rock的な要素が強い感じでした。



その他に、女性Back Vocalが2名活躍していました。

ほぼ2時間強のステージでしたが、さすがベテランのNEOプログレッシブ・ロックグループと思わせる、緻密で繊細、かつパワフルな構成のステージを堪能させてもらいました。



風貌は地味で華やかさとは無縁ですが、繊細で美しいメロディーは女性にも受け入れられるものだと思いますが、むさいオッサンばかりに聴かせておくのは実にもったいない感じでした。

元々彼らも以前から日本でLiveをやってみたいと言っていて、漸くのことでの実現でした。日本の文化、風土、観客の反応にも好印象を受けた様でした。願わくば、今後も活発な活動を継続して再来日も期待したいところです。

【Member】

Nick Barrett - Vocal/ Guitar
Peter Gee - Bass/Keyboard
Clive Nolan - Keyboard/Side Vocal
Jan-Vincent Velazco - Drums

【Setlist】

01.The Masquerade Overture「The Masquerade Overture」1996年
02.As Good as Gold「The Masquerade Overture」1996年
03.Paintbox「The Masquerade Overture」1996年
04.A Man of Nomadic Traits「Not Of This World」2001年
05.The Shadow「The Masquerade Overture」1996年
06.Masters of Illusion「The Masquerade Overture」1996年
07.King of the Castle「The Masquerade Overture」1996年
08.Beautiful Soul「Men Who Climb Mountains」2014年
09.Faces of Light「Men Who Climb Mountains」2014年
10.Nostradamus (Stargazing)「The Window of Life」1993年
11.If I Were the Wind (and You Were the Rain)「Not Of This World」2001年
12.This Green and Pleasant Land「Passion」2011年
13.Breaking the Spell「The Window of Life」1993年

Encore:
14.Indigo「Pure」2008年



●9月27日(水) 東京・TSUTAYA O-WEST
OPEN: 18:00 / START: 19:00
前売: 9,000円(税込 / スタンディング / ドリンク代別途)
企画・招聘・制作: マーキー・インコーポレイティド(株)

【Pendragon - As Good As Gold - 15-05-2016 - Z7, CH-Pratteln】


【Pendragon - Paintbox - 15-05-2016 - Z7, CH-Pratteln】


【Pendragon - The Shadow - 15-05-2016 - Z7, CH-Pratteln】


【Pendragon - Masters Of Illusion - Live @ Rock Au Chateau 2016, Villersexel, France】


【Pendragon, King of the Castle, May 14th 2016 de Boerderij (live)】


【Pendragon - Beautiful Soul (The Masquerade 20th Anniversary)】


【Pendragon - Faces Of Light (Masquerade 20 DVD)】


【Pendragon - This Green and Pleasant Land (Wath, 4th March 2017)】


【Pendragon - Breaking The Spell】
Posted at 2017/10/09 19:16:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ
2017年09月27日 イイね!

ChicとDuran Duranのコンサートで再び日本武道館に行ってきました(^o^)/ その2

ChicとDuran Duranのコンサートで再び日本武道館に行ってきました(^o^)/ その22017年9月20日(水)にDuran Duranのコンサートで日本武道館に行ってきました。
続きで、本編Duran Duranになります。

Duran Duranは昔からよく聞いていましたが、全盛期はビジュアル系で女性ファンばかりだったのでの、コンサートを観に行くのは今回初めてでした。
来日公演は9年振り、日本武道館は14年振りとのことで、初来日から35年になるとの事でした。



Duran Duranは、1978年結成し1981年デビュー。ビジュアル系Bandとして1980年代に次々にヒットを飛ばしました。
しかし全盛期のMemberの内1986年にDrumsのRoger Taylor、1987年のGuitarのAndy Taylorが相次ぎ脱退。徐々に勢いが鈍って行きました。

しかし、2001年にRoger TaylorとAndy Taylorが復帰して全盛期の5人が揃い勢いを取り戻し、2006年に再びAndy Taylorが脱退してしまいましたが、残る4人はそのまま参加を継続し勢いを維持、向上させています。

そして、2015年に久しぶりにメジャーレーベルのWarner Brothersと契約して、Mark RonsonとNile RogersをProducerに迎えて2015年9月にNew Album「Paper Gods」をリリース

EDM時代になって時代の流れが再びDuran Duranの音楽に近づいて来た感じで、絶好のタイミング活気にあふれたAlbumで、全英Albumチャートで5位にまで食い込むヒットになりました。
Warnerがバックに付いたら久々の来日公演も実現するのではないかと期待していました。

そしてAlbumリリースから2年経って漸く、昨年のQueenに続いてSingapore F-1 GPのOpening LiveでASIA での公演予定が入り「Paper Gods Tour」の最終公演として来日公演が実現しました。

Queen同様、Duran Duranも世界に先駆けて日本から人気に火がついたグループどちらのグループも日本贔屓で、Duran Duranのメンバーは早めに来日してTV出演や観光を楽しんでいた様です。

Duran Duranのコンサートを観るのは今回初めてでした。曲はReal Timeで昔から良く聴いていて、人気が 下降してからも追い続けていました。しかし、全盛期はNew Romanticと囃されてビジアル系の扱いで、やはり女性人気が圧倒的でしたので、場違いなコンサートに行くことはありませんでした。

今回はWarner Brothersの力と、ProducerのMark Ronson、Nile RogersのProduceで製作した5年振りのNew Albumにかなり勢いがあり、全盛期の5人の内4人が残っている上に、9年振りの来日で次が何時になるのか分からないので観に行くことにしました。

今回アリーナのSS席はグッズ付きながら¥25,500と高額で、さすがにそこまでの金額をつぎ込むほどの思い入れはないのでS席にしました。無事事前抽選予約でチケットは確保でき、1,2階席だと思って発券してみたらアリーナの一番前の左端のブロックで5列目でした。

実際アリーナの座席に行ってみたら、ステージ向かって左端のブロックでしたが、座席が一番右寄りの方で、通路挟んで数席でSS席でステージも近くめちゃくちゃ良い席でした。日本武道館でアリーナ席が取れたのはあまり印象が残っていませんが、1991年のPET SHOP BOYS以来で、同じくアリーナが取れた1988年のPink Floydを上回る良い席だったと思います。

客層はアリーナは女勢が多くて6〜7割女性の様な感じで、年齢層もプログレやFUSION系のコンサートよりはだいぶ若くて40代の女性が多い感じでした。1,2階席は男性の方が多めだったとの声もあったので概ね半々という感じでしょうか。それほど場違いな感じではありませんでした。



元々Opening ActChic featuring Nile Rogersが18:30開演Duran Duranが19:00開演とされていましたが、Nile RogersがとてもOpening Actとは思えない派手な演出と迫力ある演奏で大盛り上がり
そして、自らProduceを手掛けたMadonnaの「Like a Virgin」David Bowieの「Let's Dance」、Daft Punkの「Get Lucky」まで演奏する大サービス。
最後はChicの最大のヒット「Le Freak」と「Good Times」。30分枠のはずが、10曲で60分オーバーになっていて、Opening Actの域を遥かに上回り、完全にジョイントLiveになってしまいました。会場も総立ちの大盛り上がりでDuran Duranの本編を喰ってしまうのではないかと心配されるほどでした。

興奮冷めやらぬ中ステージのSettingに20分ほど掛かり、19:50分頃にDuran Duranのステージ開始。本来の開始予定時間から50分遅れでした。



OpeningはNew Albumの「Paper Gods」でもOpeningでTitle Tuneの「Paper Gods」からスタート。
ステージが近い事もあったのかもしれませんが、PAがLive Houseを上回るほどの爆音で、John TaylorのBassとRoger TaylorのBass Drumの重低音が体を震わせるほどの迫力で、Nile RogersのStageに喰われてしまうのではないかとの心配は全く杞憂でした。アリーナは1曲目からオールスタンディングの大盛り上がりでした。





2曲目は大ヒット曲の「The Wild Boys」でステージも観客も既に全開3曲め「 I Don't Want Your Love」から、4曲目は「007 A View to a Kill 」で序盤のハイライト



VocalのSimon Le Boneが、やや体型はガッチリはしたものの、声に全く衰えはなく、ハイトーンまでシッカリと歌い切っていました。
リーダーのNick Rhodesは途中「Last Night in the City」で音が出ないトラブルで、初めから演奏し直す場面がありましたが、淡々と変わらぬKeyboardワークをこなしていました。











中盤に「Notorious」で御大Nile Rogers登場で更に盛り上がり、New Album「Paper Gods」で共演した「Pressure Off」に繋げ、なかなか見られないDuran DuranとNile Rogersの新旧共演曲のLiveでの演奏が実現しました。
まさにDJ ProducerのMark Ronsonの力を得て、Duran DuranとNile Rogersの音が時代の音へと戻ってきている事を実感させる盛り上がり振りでした。









後半に入って、「核兵器の戦争は止めよう。平和で安全な、普通の世界が訪れますように」というような事をSEでSimonが語りかけて始まった「Ordinary World」も感動的なものがありました。



そして終盤はヒット曲の連発で、「Hungry Like the Wolf」、本編Lastは「Girls on Film」

ほど無く始まったアンコールは、New Album「Paper Gods」Lastのバラードナンバー「The Universe Alone」から「Rio」の「Save a Prayer」、オーラスは「Rio」で終了。

大量の紙吹雪と風船が繰り出され、Coldplayの武道館公演さながらの派手な演出も飛び出しました。







元気の良いNew Album「Paper Gods」の曲が6曲と最も多くて主体で、間に過去の曲を満遍なく織り交ぜながら展開。
アンコール2曲を含め「Rio」から4曲と多めでしたが、あくまでも現役で、ヒット曲中心の大懐メロ大会にしないところに彼らのこだわりを感じさせました。





「Planet Earth」、「Please Please Tell Me Now」はおろか、演奏の構成から大ヒット曲の「The Reflex」まで演奏しませんでした。(Canada、US Tourでは幾つかの公演でSave a Prayerに代わってThe Reflexが入っていました)
残念がっている人が結構いたようですが、あくまでも現役でNew Albumリリースの「Paper Gods Tour」であり、懐古主義的なLiveに陥らずに良かったと思います。

ステージは当初告知よりも50分遅れてのスタートで、短くなるのではないかと心配されましたが、たっぷり20曲、2時間弱フルに演奏してくれました。まさに圧巻のステージで、観ておいて良かった、高額チケットもかなりお得と思わせる内容でした。

「Paper Gods Tour」は日替わりで、若干曲目や曲数を入れ替えて17曲前後の構成でしたが、嬉しいことに日本武道館公演は特別にNile Rogersとの共演を含めて3曲ほど多くなっていました。

公式サイトで20日の日本武道館公演直後に公開されたSetlist


公式サイトで22日のオリックス劇場公演直後に公開されたSetlist


22日の大阪公演の会場はオリックス劇場で、日本武道館の1/4ほどの大きさの会場でしたが、Nile Rogersの出演が無いためにチケット代は若干安く設定されていました。3曲Setlistから落ちて1曲武道館で演奏しなかった曲が追加され2曲少なくなっていて、やはり今回の日本武道館公演は貴重な機会だったと思いました。

12月にWOWOWで今回のDuran Duranの日本武道館公演を放送するとのことで撮影が入っていました。Chic featuring Nile Rogersも撮影していましたが、こちらも放送するのかどうかは公表されていません。
せっかく収録して比較的レアな内容でしたので、どちらも映像作品としてDVD/Blu-rayで発売して欲しいものです。

なお、Duran Duranは日本武道館公演後のインタビューで、次回はそれほど間を置かずに来日してThe Refrexも演奏するよとリップサービスを言っていましたので、期待したいと思います。

【Member】
Simon Le Bon:Vocal
Nick Rhodes:Keyboard
John Taylor:Bass
Roger Taylor:Drums

Support Member
Dominic Brown:Guitar
他Back Vocal 女性2名
Keyboard,Sax 1名

 【SET LIST
1. Paper Gods「Paper Gods」2015年
2. The Wild Boys「Arena」1984年
3. I Don't Want Your Love「Big Thing」1988年
4. A View to a Kill「007 A View to a Kill 」Original Sound Truck 1985年
5. Come Undone「Duran Duran ("The Wedding Album")」1993年
6. Last Night in the City「Paper Gods」2015年
7. Only in Dreams「Paper Gods」2015年
8. Love Voodoo「Duran Duran ("The Wedding Album")」1993年

9. Notorious「Notorious」1986年 (with Nile Rodgers)
10. Pressure Off「Paper Gods」2015年 (with Nile Rodgers)

11. Hold Back the Rain「Rio」1982年
12. Face for Today「Paper Gods」2015年
13. Ordinary World 「Duran Duran ("The Wedding Album")」1993年
14. (Reach Up for the) Sunrise「Astronaut」2004年
       (with "New Moon on Monday" interlude)
15. Hungry Like the Wolf「Rio」1982年
16. White Lines (Don't Don't Do It)「Thank You」1995年 (Grandmaster Melle Mel cover)
17. Girls on Film「Duran Duran」1981年 (Segue Edit)

(encore)
18. The Universe Alone「Paper Gods」2015年
19. Save a Prayer「Rio」1982年
20. Rio「Rio」1982年

<デュラン・デュラン ペイパー・ゴッズ・ジャパン・ツアー 2017>
●2017年9月20日(水) 東京・日本武道館
開場 17:30 / 開演 18:30
出演:デュラン・デュラン、CHIC feat.ナイル・ロジャース
料金(全席指定・税込):
SS席(特典付) ¥25,500 S席 ¥16,500 A席 ¥14,500 B席 ¥12,500

●2017年9月22日(金) 大阪・オリックス劇場
開場 18:00 / 開演 19:00
料金(全席指定・税込):
SS席(特典付) ¥20,500 S席 ¥14,500 A席 ¥12,500

【Duran Duran - Duran Duran Return to Japan】


【Duran Duran A View To a Kill in JAPAN 20170922】


【Duran Duran & Nile Rogers Notorious Nippon Budokan 9/20/2017】


【♪ Pressure Off/DURAN DURAN with Nile Rodgers in 日本武道館, Japan, Sep. 20th 2017】


【170920 budokan DURAN DURAN Hold Back The Rain】


【Duran Duran ordinary world Nippon Budokan 9/20/2017】


【Duran Duran Hungry like the wolf Nippon Budokan 9/20 /2017】


【Duran Duran"Girls On Film" Nippon Budokan 9/20 2017】


【Duran Duran - Save a Prayer Nippon Budokan 9/20 /2017】


【170920 budokan DURAN DURAN Rio】
Posted at 2017/10/01 21:28:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ
2017年09月23日 イイね!

ChicとDuran Duranのコンサートで再び日本武道館に行ってきました(^o^)/ その1

ChicとDuran Duranのコンサートで再び日本武道館に行ってきました(^o^)/ その12017年9月20日(水)にDuran Duranのコンサートで日本武道館に行ってきました。9月15日(金)のJamiroqaiに続いて2週連続の日本武道館です。

今回東京、大阪1日ずつですが、東京公演ではChic featuring Nile RogersがOpening Actを務めるとのことで、大阪は1/4規模の会場ながら料金は東京の方が高くなっていました。



元々Chic featuring Nile Rogersが18:30開演Duran Duranが19:00開演とされていましたが、さらにイギリスでDuran Duranのツアーに同行してOpening Actを勤めているBloom Twinsと言うウクライナ出身の双子の女性2人組Dark Popグループも加わり、開演が17:50分になっていました。



さすがに初めから聞くのは無理があり、何とか18:00会場入りで日本武道館の正面近くに来た時にすでにOpening Actが始まっていました

会場に入ると会場のライトが付いたままで、観客の入りも半分以下でした。Bloom Twinsの2人は制服の様な格好をしていてtATuみたいな雰囲気で、2人ともKeyboardを弾きながら歌っていました。

2017年2月18日に初来日公演を行っており、今回2度目の来日になるそうです。Supportで男性Drumsが付いて3人編成でやや重ためのElectro Popを演奏していました。



そして18:30ちょうどにChic featuring Nile RogersがスタートフルメンバーでFunk Musicの演奏が始まりLightingも本格的で、いきなりアリーナはスタンディング状態となりました。
とてもOpening Actと言う感じではありません

そして、中盤に入ると自らProduceした楽曲を演奏し始め、Diana Rossの「I'm Coming Out」Sister Sledgeの「We Are Family」続いて驚くべきことにMadonnaの「Like a Virgin」の演奏が始まりました。
これに留まらず、まさかのDavid Bowieの「Let's Dance」が飛び出し大盛り上がり更に最近のヒット曲であるDaft Punkの「Get Lucky」まで演奏する大サービス。
最後はChicの最大のヒット「Le Freak」更にもう1曲聞きたい?とアンコール代わりにもう一つのヒット曲「Good Times」。



30分枠のはずが、10曲で60分オーバーになっていて、Opening Actの域を遥かに上回り、完全にジョイントLiveになってしまいました。
会場も総立ちの大盛り上がりで、続くDuran DuranのLiveでテンションが下がってしまうのではないかと心配されるほどでした。高額チケットも、メチャメチャお得感を感じるほどでした。

直前に体調不良で入院していたので来日が心配されましたが、その後南米ツアーを再開して一安心していました。後で調べてみたら、フルコンサートは18曲、FESでは10曲ほど演奏していて、直前9月17日にBrazilの大きなFESのRock in RIoで演奏されたSetlistと同じだった様です。



ChicはNile RogersとBernard Edwardsを中心に結成され1977年にデビューDiscoブームで一世を風靡するも、80年代後半からブームが一巡して休止状態となり、2人はProducer活動に主軸を移して成果をあげていました。

1996年に日本でSuper Producer Seriesと言うイベントが行われ、Nile Rogersが主役に抜擢されたのをきっかけに日本武道館でChicの再結成コンサートを実施しました。

その直後に日本でChicの盟友のBassistであるBernard Edwardsが急死。コンサートのMCで亡くなる2日前にこの日本武道館の階段を登ったんだよと話していた様です。なお、この時の音源Liveは、1999年に「Live at the Budokan」として発売されています。

2003年にはDrummerのTony Thompsonも亡くなっており、Original MemberはNile Rodgersだけになってしまっています。
Nile Rogers自身も2010年11月にガンが発見され2011年1月に手術を受けたことを公表。その後、2013年には完治して検査でも全く異常なしと公表されています。



そしてChic featuring Nile Rogersとして活動を継続し、2013年11月Blue Noto Tokyo、2015年12月ZEPP DIVERCITY TOKYO等で来日しています。

でも、日本武道館には格別な思いがある様で、Duran DuranのOpening Actとして日本武道館でLiveを行えることを喜んでいました
今後もあまり無理せず、Chicとしても活動を続けて欲しいものです。

【Member】
Nile Rodgers – guitar, vocals
Jerry Barnes – bass, vocals
Ralph Rolle – drums, vocals
Kimberly Davis – lead vocals
Folami – lead vocals
Richard Hilton – keyboards
Russell Graham – keyboards
Bill Holloman – horns
Curt Ramm – horns

【Chic featuring Nile Rogers Setlist】
01.Everybody Dance(Chic cover)
02.Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah)(Chic cover)
03.I Want Your Love(Chic cover)
04.I'm Coming Out / Upside Down(Diana Ross cover)
05.We Are Family(Sister Sledge cover)
06.Like a Virgin(Madonna cover)
07.Let's Dance(David Bowie cover)
08.Get Lucky(Daft Punk cover)
09.Le Freak(Chic cover)
10.Good Times(Chic cover)

【CHIC - Everybody Dance / Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah) -Live in Buenos Aires 2017】


【CHIC - I want your love - Live in Buenos Aires 2017】


【CHIC - I'm Coming Out / Upside Down / He's the Greatest Dancer / we are family / Soup For One / Lady / like a virgin - Live in Buenos Aires 2017】


【CHIC - Lost in music / Notorious - Live in Buenos Aires 2017】


【CHIC - Spacer - Live in Argentina 2017】


【CHIC - Thinking of You - Live in Buenos Aires 2017】


【CHIC - My Feet Keep Dancing - Live in Buenos Aires 2017】


【CHIC- Get Lucky/Chic Cheer/My Forbidden Lover/Let´s Dance/Le Freak-Live in Buenos Aires 2017】


【CHIC - Good Times - Live in Argentina 2017】


<デュラン・デュラン ペイパー・ゴッズ・ジャパン・ツアー 2017>
●2017年9月20日(水) 東京・日本武道館
開場 17:30 / 開演 18:30(予定)
出演:デュラン・デュラン、CHIC feat.ナイル・ロジャース
料金(全席指定・税込):
SS席(特典付) ¥25,500 S席 ¥16,500 A席 ¥14,500 B席 ¥12,500

●2017年9月22日(金) 大阪・オリックス劇場
開場 18:00 / 開演 19:00(予定)
料金(全席指定・税込):
SS席(特典付) ¥20,500 S席 ¥14,500 A席 ¥12,500
Posted at 2017/10/01 21:28:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ
2017年09月18日 イイね!

日本武道館までJamiroquaiのコンサートに行ってきました(^o^)/

日本武道館までJamiroquaiのコンサートに行ってきました(^o^)/https://youtu.be/KmRJZAuEouY音楽ねた、Liveレビューですm(_ _)m

2017年9月15日(金)に日本武道館まで、Acid Jazzのトップグループとも言えるJamiroquaiのコンサートに行ってきました。2012年のSUMMER SONIC以来5年振りの来日公演で、単独公演としては2005年11月に行われた「Dynamite Tour」以来12年振りとの事でした。



本来5月25日(木)に東京国際フォーラムで開催予定で、チケットは一般販売瞬殺で、前日24日にZeppダイバーシティ東京での追加公演も予定されていました。しかし、VocalのJey Kayが腰痛により入院し、直前まで来日予定で機材まで搬送しながらも公演中止を余儀なくされていました。直ぐに振替公演の予定が立てられないとのことでチケットは払い戻しになっていました。



しかし、その後しばらくしてJay Kayも体調を回復し公演を再開。予想以上に早く9月15日にリベンジの来日公演が決まりました

今回は会場を日本武道館に移しての開催となりましたが、2017年4月7日に「Rock Dust Light Star」以来7年振りにリリースされたNew Album「Automaton」の評判も良く、前回以上に人気が復活している感じでした。
一部昔からのファンにはEDMに擦り寄りすぎているとの批判もありましたが、確かにPOPでわかりやすくはなっているものの、以前のJamiroquaiらしさを伺わせる曲も多く充実した内容でした。



前回、東京国際フォーラムでは、チケット代が¥18,000と高いので、初めからSS席ではなく¥12,000のS席で聞ければいいやと言う感じで、事前抽選予約で無事チケットが取れたのですが、今回日本武道館公演では、前回購入者優先予約の連絡があったので、良い席が取れるかもしれないと思い、チケット代も¥15,000に下がっていたので、思い切ってアリーナのSS席を申し込みました。しかしながらSS席はハズレて第二希望¥12,000のS席しか購入できませんでした

そして、転売ヤーがかなり暗躍している感じはありましたが、一般販売では日本武道館に規模が拡大しても即日完売になりました。そして、その後翌16日の追加公演が発表され、まさかの日本武道館2日連続開催となりました。追加公演もほぼ売り切った様でした



追加公演は16日(土)はSuppor ActにNulbarichが加わり開演が17:00でしたが、初日は週末の金曜日の19:00開演でSupprt Actは無しでした。最近後からSupport Actが追加される外タレ公演が多くなっている感じがしますが、興味のない人には結構迷惑がられて白けてしまい、終演もその分遅れてしまうので、あまり歓迎すべきものではない感じがします。

Coldplayの時も外人が結構多くファン層も一致していないので、旬のRADWIMPSが出てきても盛り上がっているのは日本人の一部でした。彼らも安易に盛り上げたくないとの意地だと思いますが、前前前世は演奏せず結構Hardな曲を次々演奏して盛り上げようとしていましたが結構厳しいものがありました。



客層はプログレよりはかなり若く、30代、40代が中心で、40代が一番多い感じでした。女性比率は3 〜4割という感じで若干多めかなという印象でした。

座席はS席ですので1階席でしたが、一番前で南東ブロックの一番東寄りの端でしたので、S席の中ではかなりステージが近くて見やすい場所でした。1曲目から1階席も殆どスタンディングになってしまいましたが、南東ブロックと東ブロックの間の通路で左右も気にせずに鑑賞できました。



開演は予定通り19:00ちょうどで、OpeningはNew Album「Automaton」でもOpening曲の「Shake It on」で、Electronicalな始まりでした。
Jay Kayは例の例の光るヘッドギアを被りっぱなしでした。だいぶおじさん体型になって、腰痛上がりで切れ味は今一つではありますが、Vocalには衰えは無い様で、元気に歌って踊って活躍していました。結局ヘッドギアは一度も外すことなく最後まで被りっぱなしでした。
予想以上に早いリベンジ公演でしたが、体調の心配は杞憂でした。

Original MemberはJay Kayのみですが、それ以外のMemberでは、DrumsのDerrick McKenzieと、percussionのSola Akingbolaが1994年からの古株GuitarのRob Harrisが2000年KeyboardsのMatt Johnsonが2002年BassのPaul Turnerが2005年。
Back Vocalが3人
でHazel Fernandes、Valerie Etienneが2001年、Elle Catoが2017年、更にkeyboardsとGuitarでNate Williamsもう一人Supprtか正式MemberかわかりませんがKeyboardが加わっており、Keyboard3人、Back Vocal3人ずつで総勢11名編成でした。MemberはいずれもAcid Jazz周辺のバカテクArtistですので、演奏能力は非常にしっかりしていました。



音響は武道館にしては悪くは無いのですが、Vocalに合わせて全体のバランス重視のPAワークと見られ、若干ボリュームは抑え気味でした。もう少しDrums、BassのリズムセクションをLiveらしく強調しても良いかなという感じもしましたが、十分満足です。

Setlistはアンコール1曲を含めて全15曲で、New Albumの「Automaton」から5曲と最も多く、前半は新曲の間に旧曲を挟みながらの展開でした。新曲はElectronicでPOPではあってもJamiroquaiらしい曲が多く、Acid Jazzのテクニカルな旧曲に対しても新旧違和感なく溶け込んでおり、時代の流れに乗り続けている現役のバンドであることを証明していました。
後半は大ヒット曲でたたみかけていく展開で、アンコールは最も有名なVirtual Insanityで、合計105分ほどの公演でした。16日もSetlistは同一だったものの、アンコール2回目でもう1曲でSupersonicを演奏したとのことででした。羨ましいな。

【Setlist】
01. Shake It On「Automaton」2017年
02. Little L「A Funk Odyssey」2001年
03. Automaton「Automaton」2017年
04. The Kids「The Return of the Space Cowboy」1994年
05. Dr. Buzz「Automaton」2017年
06. Space Cowboy「The Return of the Space Cowboy」1994年
07. Superfresh「Automaton」2017年
08. White Knuckle Ride「Rock Dust Light Star」2010年
09. Cosmic Girl「Travelling Without Moving」1996年
10. Cloud 9「Automaton」2017年
11. Emergency on Planet Earth「Emergency On Planet Earth」1993年
12. Runaway「High Times: Singles 1992-2006」2006年
13. Canned Heat「Synkronized」1999年
14. Love Foolosophy「A Funk Odyssey」2001年
Encore
15. Virtual Insanity「Travelling Without Moving」1996年

【jamiroquai / opening ~ Shake It On ~ Little L. Live in Japan at Nippon budokan. 15/sep/2017】


【jamiroquai / Automaton. Live in Japan at Nippon budokan. 15/sep/2017】


【Jamiroquai - The Kids (Live at Budokan 2017)】


【jamiroquai / Dr Buzz ~ Space Cowboy. Live in Japan at Nippon budokan. 15/sep/2017】


【Jamiroquai Superfresh (Paleo Festival, Nyon 20/07/2017)】


【Jamiroquai - White Knuckle Ride (Paleo Festival, Nyon 20/07/2017)】


【Jamiroquai Live in Nippon Budokan / Cosmic Girl】


【Jamiroquai - Corner of the Earth ~ Cloud 9 (Live at Budokan 2017)】


【jamiroquai / Emergency on Planet Earth. Live in Japan at Nippon budokan. 15/sep/2017】


【Runaway JAMIROQUAI AUTOMATON TOUR IN JAPAN BUDOUKAN 2017】


【jamiroquai / Canned Heat ~ Love Foolosophy. Live in Japan at Nippon budokan. 15/sep/2017】


【『Virtual Insanity』in Japan 2017. 9. 16/ jamiroquai】


【Super Sonic JAMIROQUAI AUTOMATON TOUR IN JAPAN 2017】
Posted at 2017/09/23 19:21:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ
2017年08月26日 イイね!

The Trevor Horn BandのコンサートでBillboard Live Tokyoに行ってきました(^o^)/

The Trevor Horn BandのコンサートでBillboard Live Tokyoに行ってきました(^o^)/音楽ねたで、80's Music、Electro Pops関連のLiveレポートです。

2017年8月23日(水)に六本木のBillboard Live TokyoでThe Trevor Horn Bandのコンサートを観てきました(^o^)/

Trevor Hornは、MTV時代の幕開けに大ヒットした「Video Killed the Radio Star(邦題:ラジオスターの悲劇)」のThe BugglesのVocalでした。

そしてその後Jon AndersonとRick Wakemanが抜けたYESに同じManagementに所属していたThe BugglesのTrevor HornとKeyboardのGeoffrey Downesが合流し「Drama」を発表。しかし、ツアーに出た際に頭の硬いYESのファンから罵倒され、Trevor HornはそれがトラウマになりYESを脱退し裏方のProducerに回ることになったと言われています。

しかしArtistよりもProducerとしての能力により優れていたと見られ、手掛けたBand、Artistを次々とHit Chartに送り出してきました。YESの「90125」からはOwner of a Lonely HeartをHitさせ、YES最大のSingle Hitになり、YESの復活に貢献しました。そして、ABC、Frankie Goes To Hollywood 、The Art of Noise、t.A.T.u.等のグループを手掛け多くのHitを飛ばしました。

そして2004年には25周年記念コンサートが行われ、久々にThe Buggles再結成し、YES、Frankie Goes To Hollywood等、Produceを手掛けた多くのArtistが出演しました。

更に2006年には元10cc、Godley & CremeのLol Crème等とThe Producersを結成Trevor HornがProduceを手掛けた楽曲を中心に不定期にLive活動を行い、Albumの発売も計画していました。
Producer業に忙しい面々でなかなかスケジュールが合わなかったのか、結局Album制作は無期延期となりましたが、一部メンバーを入れ替えて2012年8月にはBillboard Liveで来日公演も実施していました。この時には演奏内容がわからないので行きませんでしたが。

今回のThe Trevor Horn BandはThe Producersがベースとなっており、5人のMemberのうち、Trevor HornとLol Crème、DrumsのAsh Soanの3人が在籍しています。助っ人としてThe 1975のサポートメンバーのJamie Squire(Guest Vocals, Guitar)、Simon Bloor(Guitar)、Cameron Gower Poole(Keys & Samples)と女性コーラス2名を加えて9名編成で、特にJamie Squireが多くの楽曲でMein Vocalを務め、Guitar、Keybordも演奏していました。

Trevor Hornは、NHKのAnimation「The Refrection」の音楽制作を手掛けており、一部本人役でCharacter、声での出演も行っています。そして川島海荷が抜けた9nineに楽曲を提供してOriginal Sound Truckの「The Refrection」がTrevor Hornの本人名義で発売されました。何とTrevor Horn名義のAlbumはこれが初ということです。そんなことから今回Trevor Hornの5年振りの来日講演が実現しました。

8月22日(火)、23日(水)それぞれ1st Stagre,2nd Stageの計4回のPerformanceが行われましたが、いつもBillboard Liveで参加するのは、大抵最終日の最終公演ですので、今回も23日(水)の21:30開演の2nd Stageに行ってきました。

客層はプログレ、FUSION系のコンサートよりも若干低めで、40代、50代中心で50代が一番多い感じがしました。女性比率は3割程度の感じでプログレ系より若干多いかなと言う感じでした。当日は最終公演でもありほぼ満席でした。

コンサート続きで資金繰りが厳しいのでカジュアル席での参加で、ステージの左上サイドから見下ろす位置で、Lol Crèmeから一番近くて隣のTrevor Hornにも比較的近い位置ですが、斜め上から見下ろしているので表情までは読み取れませんが、演奏は割と良く見えました。

Trevor HornはProducer、Vovalistのイメージが強いのですが、Bassもしっかり演奏していたことに驚きましたFrankie Goes to Hollywoodのヘビーでテンポの早いベースも難なく演奏していました。さすがにYESの「Owner of a Lonely Heart」のChris SquireのBassの再現は厳しい感じでしたが。VocalはBugglesや「The Refrection」の数曲のみで、他はJamie Squireと2人の女性Vocalに任せて演奏に徹している感じでした。

曲目はThe Bugglesが「Video Killed the Radio Star」「Living in the Plastic Age」の2曲と少なく、YESが自らProduceを務めYES最大のSingle Hitになった「Owner of a Lonely Heart」だけで、自らVocalを務めていた「Drama」の曲やYESやBugglesの両方で手掛けていた楽曲を発展させたYESの2011年リリースの「Fly from Here」の曲を演奏しなかったのはやや残念でした。

代わりにLol Crèmeが所属していた10ccから「Rubber Bullets」と最大のHitの「I'm Not in Love」の2曲と、Trevor HornがProduceに関わったGodley & Creme coverの名曲「Cry」が聞けました。10ccの曲は昨年3月にBillboard Liveで見たGraham Gouldman's 10ccの方がまとまりがあり、特に「I'm Not in Love」は明らかに、昨年の10ccの方が演奏、ハーモニーがしっかししていて本物感がありました。

とは言いながらも、Frankie Goes to Hollywoodの「Two Tribes」で始まり、途中バラードの「The Power of Love」を挟んで、アンコール前に「Relax」で締めて盛り上げていました。
また、途中あのお騒がせグループt.A.T.u.の有名曲「All the Things She Said」、Grace Jonesの「Slave to the Rhythm」、Leann Rimesの「Can't Fight The Moonlight」、Sealの「Kiss From a Rose」、終盤にNHKで放映されているアニメ「The Refrection」のサントラから「Sky Show」と「SunSunSunrise」を演奏しました。「Sky Show」はTrevor HornがMain Vocalで元気いっぱいに歌っていました。

The Buggles、10cc、Godley & Creme、Frankie Goes to Hollywood、t.A.T.u.以外の曲は、あまり詳しくはありませんでしたが、事前にSetlistを調べて予習していたのですべての曲を楽しむことができました。
全16曲でBillboard Liveとしては、いっぱいいっぱいの90分、'80 Musicのヒットパレードで、これほどバラエティに富んだLiveはなかなか見ることはできず、何よりメンバー全員が音楽を愉しんで演奏している雰囲気に素晴らしいものがありました。

私は当時YESもThe Bugglesもどちらも好きで、YESとBugglesが合体して制作した「Drama」も、多くのYESファンからこんなのYESじゃないと酷評されていましたが、詩がチャチだなと思いながらもAlbum自体は好きでした。長らくして海外ではYESの「Drama」は再評価されているとのことですが、日本ではYESのCD再発の中でも売れ行きが鈍く、最近の再発では「Drama」が日本では発売されないこともありました。

そのため、昨年のYESの来日公演では、本来「Tales From Topographic Oceans(邦題:海洋地形学の物語)」の2/4と「Drama」の完全再現ツアーのはずでした。しかし、日本の招聘元のUDOが日本でDramaの人気が低いことを心配してSetlistの変更を進言したようで、日本だけ「Drama」の完全再現ではなくLive Album「Yessongs」からの抜粋と言う中途半端なSetlistになり、いつものツアーと変わらなくなってしまうことから逆に批判を浴びていました。

今回できればTrevor Hornが「Drama」の曲を歌うのも見たかったのですが、The Bugglesの曲を本人のVocalで聞くことができて感激でした。昨年イギリスのRoyal Albert HallでYESのコンサートのTrevor Hornも1曲だけ参加して「Drama」ラストの曲の「Tempus Fugit」を歌っていました。願わくば「Drama」全曲Trevor HornのVocalで聞いてみたいものです。

【Member】
Trevor Horn(Vocals, Bass)
Lol Crème (Vocals, Guitar)
Ash Soan(Drums)
Simon Bloor(Guitar)
Julian Hinton(Keyboards)
Cameron Gower Poole(Keys & Samples)
Jamie Squire(Guest Vocals, Guitar)

【Setlist】
01.Two Tribes(Frankie Goes to Hollywood cover)
02.Video Killed the Radio Star(Buggles song)
03.All the Things She Said(t.A.T.u. cover)
04.Rubber Bullets(10cc cover)
05.Cry(Godley & Creme cover)
06.Living in the Plastic Age(Buggles song)
07.Slave to the Rhythm(Grace Jones cover)
08.The Power of Love(Frankie Goes to Hollywood cover)
09.Can't Fight The Moonlight(Leann Rimes cover、映画「Coyote Ugly」)
10.Owner of a Lonely Heart(Yes cover)
11.Kiss From a Rose(Seal cover)
12.I'm Not in Love(10cc cover)
13.Sky Show(アニメ「The Refrection」)
14.SunSunSunrise(9nine cover、アニメ「The Refrection」)
15.Relax(Frankie Goes to Hollywood cover)

Encore:
16.Everybody Wants to Rule the World(Tears for Fears cover)

【Trevor Horn Band - Two Tribes - Fairport Cropredy Convention - 10.8.17】


【The Trevor Horn Band (The Buggles) Video killed the radio star. Rewind Scotland】


【Producers: All The Things She Said (Billboard Live Tokyo)】


【Trevor Horn Band w/ Russ Ballard "God Gave Rock 'n' Roll To You" 10 Aug 2017 Cropredy】


【Cropredy 2017 - The Trevor Horn Band - Cry】


【Trevor Horn Band - Living In The Plastic Age - Shepherds Bush Empire, London - March 2015】


【Trevor Horn Band - Slave To The Rhythm - Rewind North - 5.8.17】


【Matt Cardle - Power Of Love - Fairport Cropredy Convention - 10.8.17】


【I'm Not in Love-The Trevor Horn Band-Cropredy 2017】


【Trevor Horn Band (vocal: Matt Cardle) ~ Owner of a Lonely Heart ~ Cropredy 2017-08-10】


【THE TREVOR HORN BAND - Relax (Frankie Goes To Hollywood) in SummerSonic 2017 Tokyo】


【Producers: Everybody Wants To Rule The World】
Posted at 2017/08/27 14:15:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ

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ほぼ1年前の6/6の同じく豊洲PITに続いて2回目😅」
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