久々のプログレネタです。個人的な備忘録で書いてますので、関心のない方は無視して下さい。
新生King CrimsonのLive Mini Album「Live At Orpheum」が届きました。
昨年米国で行われた実際のLiveの半分以下の41分の録音で、ハードな曲が少ないものの、新生King Crimsonの雰囲気は十分伝わってきます。
まずまずかな(^_^;
今回のMini Live Albumには
Concertで演奏されていたHardな代表曲である「Larks' Tongues in Aspic, Part One」「Larks' Tongues in Aspic, Part Two」「Red」及びアンコールで演奏された「21st Century Schizoid Man」が入っておらず、「Island」のゆったりした曲が2曲入っているので、やや緩く感じてしまいます。
演奏はしっかりリハーサルが行われていた感じが受け取れ、
King Crimsonを名乗るだけあって非常に緻密です。
ただ、当時のメンバーとは異なる構成で初期、中期の曲を演奏しているので、どうしても違和感を感じてしまいます。
Mel Collinsは「Island」期のOriginal Memberで、「Red」にもGuest参加しているので十分溶け込んでいますが、Tripple DrumsがBill Bruffordに比べて、やかまし過ぎたり、迫力が無かったり。Tony LevinのBassもJohn Wettonの演奏に比べるとやや大人しく聞こえてしまいます。
特にKing CrimsonのTourでは初めての演奏と言われていた「One More Red Nightmare」ですが、John WettonのSolo Concertでは既に何度も演奏されており、
Jakko JakszykのVocalが、力強いJohn Wettonと比べるとかなり線が細く感じてしまいます。
01はOpening、03は繋ぎのインプロヴァイゼーションで曲とは言えないので、
実質5曲入りのMini Live Albumの構成で、新生King Crimsonの一端は伺えますが、やはり中途半端な印象です。早く実際のLiveを通しで聞いてみたいものです。
今回輸入盤を早めに予約していたので、そのまま
輸入盤を購入しましたが、
2月18日に国内盤も発売されることが決定しました。
輸入盤はCDとDVD-Audio(ハイレゾの同一音源)の2枚組ですが、国内盤はCDがK2HD HQCD仕様となり、収録当日(10月1日分)のチケット・レプリカ、バックステージパス・ステッカー(布製を紙製に変更)を封入し日本語解説が付く様ですが、
価格が税込み¥4,320円で、実質5曲のMini Live Albumとしてはかなり割高です。輸入盤は¥2,000強で購入できるので、いくら何でも国内盤はボッタクリ過ぎではないですかね。
【曲目】
01.Walk On: Monk Morph Chamber Music
02.One More Red Nightmare「Red」(1974年)
03.Banshee Legs Bell Hassle
04.The ConstruKction of Light「The ConstruKction Of Light」(2000年)
05.The Letters「Island」(1971年)
06.Sailor's Tale「Island」(1971年)
07.Starless「Red」(1974年)
【Member】
Drums : Gavin Harrison(porcupine Tree)
Bill Rieflin(Nine Inch Nails)
Pat Mastelotto(King Crimson)
Bass・Stick : Tony Levin(King Crimson、Peter Gabliel Band等)
Keybord・Sax : Mel Collins(初期King Crimson、Camel等)
Guiter・Vocal : Jakko Jakszyk(Level42、The Tangent、等)
Guitar : Robert Fripp(King Crimson)
Posted at 2015/01/19 23:44:07 | |
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