
またまたまたまた、音楽関係の訃報です。
元ELPのKeith Emersonが来日公演を目前に亡くなってしまいました(T_T)
享年71歳、R.I.P.
3月10日にSanta Monicaの自宅で亡くなったとのことで、同じく
元ELPのCarl Palmerが日本時間の12日AM5:00頃にFBで明らかにしました。
4月16日にBillboard Live 大阪、4月17日 〜19日にBillboard Live 東京でKeith Emerson Band Featuring Marc Bonillaとして来日公演が行われる予定だったので元気に活動を続けているとばかり思っていました。
一度Keith EmersonのKeyboardを生で聴いてみたいと思いましたが、Billboard Liveの短時間公演で自由席¥15,000、カジュアル席¥13,500とかなり高額だったので、ちょっと悩んでいるところでした。
関係者(同居していた日本人のガールフレンドらしい)がプライバシーを理由に詳細を明かしていないので
不明な点多いのですが、米Billboard誌がSanta Monica警察に確認したところ頭部に銃痕があり拳銃自殺の可能性が高いとして捜査しているとのことです。
Keith Emersonは5大Progre Group(Yes、King Crimson、Pink Floyd、ELP、Genesis)
の一角ELP(Emerson,Lake & Palmer)のリーダーで、
プログレ界ではRick Wakemanと並んで代表的なKeyboard奏者として賞されていました。
Moog Synthesizerを実際の音楽演奏に導入した始祖と言われており、
1967年Nice結成、1970年ELPを結成しLeaderとして殆ど全てを仕切っていました。Synthesyzerを周りに要塞のように積み上げアクロバチックな演奏を行うことなどでも知られていました。
5大Progre Groupの中ではELPは一番聴いておりませんが、Concept Album組曲
「タルカス」やクラッシクをRockに繋げた「Pictures At An Exhibition(展覧会の絵)」「恐怖の頭脳改革」等の数々の名盤を残しています。
【Trucus】
【Pictures At An Exhibition (Full Album)】
【Brain Salad Surgery (Full Album)】
【Fanfare For the Common Man】
ELP解散後の1980年代以降はSoloとして活動を続け、
日本では1983年にアニメ映画「幻魔大戦」の音楽を担当したことなどでも知られていました。ご冥福をお祈りいたします。
【幻魔大戦「光の天使」】歌はRosemary Butlerでした
昨年から色々な方が亡くなられていますが、今年に入ってからは1月の新年早々、素晴らしいNew Album発売早々のDavid Bowieの衝撃的な亡くなり方をはじめ、70年代、80年代に大活躍した音楽関係の大物の訃報が目立ちます。BS朝日のベストヒットUSAもDavid Bowie、Glen Frey、Maurice Whiteとこのところ追悼特集ばかりです。
プログレ界では、昨年6月のYesのリーダーでBassistのChris Squireに続く巨匠の死去となります(>_<)。
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続報が入って来ました。
英国BBCもSanta Monica警察からの情報として自殺の可能性が高いと伝えています。
11日未明にパートナーのカワグチ・マリさんが遺体を発見したとのこと。
アメリカの芸能サイトの情報として、右手に神経障害が生じていて既に8本の指でしかKeyboardが弾けなくなっていて、さらに症状が悪化し行くのを自覚していて鬱状態になっていたと伝えています。
71歳とは言えMusicianとして自らの衰えに耐えられなかったということの様です。
ご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2016/03/12 11:39:41 | |
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