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定例のJAIAねたですm(_ _)m

8月4日にJAIA(日本自動車輸入組合)が、2016年7月度の輸入車新規登録台数を発表しました。

2015年9月に輸入車市場は前年同月比でマイナスに転じ、10月以降は例のVW、AUDIの不正プログラム問題の影響による販売不振から輸入車市場は縮小が続いていましたが、2016年4月に8ヶ月振りに前年同月比プラスに転換し、その後比較的順調な回復が続いています。

5月は同+8.3%。6月は第2四半期末で比較的パイの大きい月ですが同7.0%増、そして7月はあまり水準の高い月ではありませんが、同+7.8%と引き続き順調な回復が進みました。

個別メーカーでは、VW、AUDI以外の大手は軒並み順調でした。VWは5月に前年同月比+9.7%と9ヶ月振りにプラスに転じたのも束の間、6月同▲5.6%、7月は同▲11.2%の3,727台と再び2桁マイナスとなってしまいました。ただ、輸入車シェアはBMWを抜き返して2位に返り咲いています。

そして4位のAUDIも、2016年4月に同+8.7%とプラス転換も、5月は大手で唯一2桁減、6月は同+8.4%と一進一退で、7月はVW同様に同▲10.6%の1,900台と２桁マイナスになってしまいました。

輸入車シェアトップのMBは、やや売り疲れ感が残り波はあるものの、7月は同+15.4%の5,046台と、2桁増を確保しました。

3位のBMWは、4月以降同+10%前後の増加を続けており、7月も同+14.1%の3,570台と好調継続。

4月に頭打ちの感が出ていた5位のMINIも、5月同+16.4%、6月同+32.6%に続いて7月同+14.3%の1,676台と力強さを取り戻しています。

そんな中で、Volvo車の2016年7月の新規登録台数は、ボリューム月の3月に前年割れと息切れして心配されましたが、4月同+14.3%、5月同+24.2%の2桁増から、パイの大きな6月同+9.1%増にスローダウンし、7月は比較的パイが小さな月ですが、同+4.6%の1,128台と更にスローダウンしています。MY2016モデルの在庫解消にやや苦労したのかもしれませんが、MY2017のV40のマイナーチェンジ効果から、今後再び販売が強まることが期待されます。

7位以下も軒並み好調で、JEEPが822台で同+40.8%、8位はPeugeot628台で同+53.9%。９位はPorsheで568台の同+18.1%。9位はFIATで479台の同+9.4%。10位はRenaultで339台の同▲32.9%でした。

【マーケット動向】
2016年7月
外国メーカー車　21,828台(前年同月比+5.9％)
国内メーカー車　  4,510台(同+17.6%)
輸入車総計　　　26,338台(同+7.8%)

国産登録車　　281,753台(同▲0.2%)
国内軽自動車　133,853台(同▲6.3%)

　　　　　　　　　　　【輸入車シェアの推移】

（出所：JAIAデータより作成）