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2016年08月12日 イイね!

英PROG誌が80年代の必聴Progressive Rock Album 10選を発表(^^;;

英PROG誌が80年代の必聴Progressive Rock Album 10選を発表(^^;;また音楽ねたでプログレねたです。
備忘録ですので興味のない方は無視してくださいm(_ _)m

英国のTeam Rock系のProgressive Rock専門誌のPROGが90年代の必聴Progressive Rock Album 10選を発表しました(^^;;

Progressive Rockは現在では海外でも使われていますが、もともとは和製英語で60年代後半に結成された5大Group(King Crimson、YES、Pink Floyd、ELP、Genesis)を中心としたRock Movementを指したもので、それらの全盛期は70年代半ばまででした。

80年代に入るとPUNK ROCKが隆盛となり、Progressive Rockは衰退期に入りました。全盛期まではClassic、Jazz等様々な要素を取り込み融合させ、5大Groupが中心となって文字通りProgressiveな作品群が作り上げられてきました。

その後も離合集散を繰り返しながら脈々と現在に繋がっていますが、Progressiveとは名ばかりで、形式美のみが継承された格好となり、自己崩壊を招き衰退したとも言えます。

しかしながら、現在の配信中心となった音楽業界にあって、知名度の高いベテラングループのDelux Edition再発やコンサート活動に依存した収益構造となっており、往年のプログレ・グループには根強い需要が存在しているがために復活する動きが強まって来ました

そんなProgressive Rock衰退期に当たる80年代の必聴Progressive Rock Album 10選(順位は付いていません)ですが、あらためてラインナップを眺めてみると、衰退期に生き残りをかけた5大Groupの変形や、短くわかりやすくして売れ線を狙った産業Rock化形式美を継承したNEOプログレ Groupの台頭様々な変化が確認でき、懐かしく、興味深い感じがします。

RUSH – Moving Pictures (1981)


CanadaのProgre Hard グループであるRUSH。1968年結成で1974年デビュー一時の活動休止期間を除いて活動を継続2015年に結成40周年記念のラストツアーになると表明してR40を実施
選ばれた作品は、1981年リリースの「Moving Pictures」は、最も売れたAlbumで最高傑作と言われています

【Rush - Tom Sawyer】


Asia – Asia (1982)


【Asia - Heat of The Moment】


元King Crimson、U.K.のVocalでBassistのJohn Wetton元YesのGuitaristのSteve Howe元ELPのDrummerのCarl Palmer元Buggles、YESのKeyboardist Geoffrey Downesの4人が集まって1982年にデビューしたスーパーグループ

プログレのスタイルを取り込んだ3分間Popsを生み出し、MTVのヘビーローテーションににも乗ってアメリカを中心に大ヒット。プログレの魂を売ったとか産業ロックとか散々揶揄されましたが、最も売れたプログレ・グループであったと言えます。

1983年リリースの2nd Album「Alpha」は1st Albumほど売れず、リーダーのJohn Wettonが12月武道館で行われたMTV生放送「ASIA in ASIA」の直前に更迭。急遽元King Crimson、ELPのGreg Lakeを代役に立てるもガタガタの演奏を披露する結果となり失速。

翌84年にJohn Wettonが呼び戻されAlbum制作を開始するも逆にSteve Howeが脱退1985年に3rd Album「Astra」をリリースするも、Sales的には失敗に終わり事実上解散となった。

1989年にSteve Howeを除く3人で再結成し、旧譜のBest+未発表曲からなる「Then and Now」を発表しツアーを行うも、全米での日程が組めずにJohn WettonがSolo活動を行うために脱退
以後Geoffrey Downesと元ELOのVocal,BassistのJohn Payneとともにプロジェクト的に活動を継続

しかし、John WettonとGeoffrey Downesが再会して、2005年にAlbum「ICON」を共作、リリース。これがきっかけとなり、2006年にOriginal Member4人によるASIAの再結成が決まり、全米、全英、日本を含むWorld Tour実施し、一定の成果を上げることができました。
そして、2008年にはStudio Original Album「Phenix」、2010年には「Omega」、2012年には結成30周年記念のStudio Original Album「XXX」をリリースしてWorld Tourも実施しました。

Steve HoweはYESとSolo活動に専念するため2013年初めに脱退。代わりにオーディションで若手のSam Coulsonを加えて2014年に「Gravitas」をリリースしWorld Tourを実施。
しかし2015年のJohn Wettonの大腸ガンの手術により活動休止。療養しながらGeoffrey DownesのYESの活動の合間にNew Albumの制作に取りかかっています。

Yes – 90125 (1983)


【Yes - Owner of A Lonely Heart】


Album「90125」は元々Chris SquireとAlan Whiteが南ア出身のMulti PlayerでVocalistのTrevor Ravinと結成したCinemaというBandで制作されていたもので、Producerは元BugglesのTrevor Honeが勤めていました。
そこにJon Andersonを招いてVocalを録音することになり、結局Salesのためにレコード会社都合優先でYESを名乗ることになりました。
YESの印象を強めるためKeyboardのTony KayがAlbumリリース前に急遽呼び戻されそのあおりで、参加予定であった元U.K.のEddie Jobsonが脱退する格好になってしまいました。
元々Trevor Ravinが作曲したRockに、ProducerのTrevor HoneのElectro Pops調の感性が加わり、従来のYESとは異なる作品となっていましたが、Single Cutされた「Owner of a Lonely Heart」がYES最大の大ヒットとなりました。
YESのOld Fanから評判の良くない2人が、その後のYESの存続を決定付ける大きな役割を果たした格好になりました。

Supertramp – Brother Where You Bound (1985)


【Supertramp - Cannonball】


Supertrampは1968年結成、1970年デビュー。当初プログレ色が濃かったものの中核メンバーのRichard Davies(Vocal,Keyboard)とRoger Hodgson(Vocal,Guitar,Keyboard)を除くメンバー交代により徐々にPops色を強め、1979年リリースの「Breakfast in America」が米Billboard Chartで1位を獲得

Roger Hodgsonは1982年の「...Famous Last Words...」リリース後脱退。続く1985年リリースの「Brother Where You Bound」には参加しておらず、Sales的にも大きく後退しています。
16分に及ぶTitle TrackにThin Lizzy’s Scott GorhamとPink Floyd’s David Gilmourが参加していることから選ばれたようですが、殆ど聞いたことがありません。

Marillion – Misplaced Childhood (1985)


【Marillion - Kayleigh】


Marillionは1982年にデビューした GenesisフォロワーのNEOプログレ・グループ。NEOプログレ・グループの中では最も高い人気を誇り、1985年リリースの「Misplaced Childhood」は全英、全米Album Chartで1位を獲得しているそうです。

1988年に中心人物のVocalistであるFishが脱退し、Steve Hogarthに交代徐々に人気が下降し、インディーズレーベルに移籍したり自主制作でNet通販を行ったり、Cloud Fundingを行ったりしながらも活動を継続
2000年には再びメジャーレーベルEMIと契約するもその後再びインディーズレーベルで活動。2016年9月23日にはPledgeMusicのCloud Fundingを利用して制作したStudio Original New Album「Fuck Everyone And Run (F.E.A.R)」が発売される予定です。

Emerson Lake & Powell – Emerson Lake & Powell (1986)


【Emerson, Lake and Powell - Touch and Go】


ELPはELPでもEmerson, Lake & Palmerではなく、Emerson, Lake & Powellです。Carl PalmerがASIAに参加していたため、Hard Rock系の伝説のDrummerであるCozy Powellに声を掛けてAlbumを制作しました。ELPは実質的に全てKeith Emersonが仕切っていたグループで、Greg LakeのVocalが加われば問題なくELPとしての作品が完成され、Cozy PowellはCarl Palmerよりも遥かにテクニック、パワーとも優れたDrummerでしたので優れたAlbumになっています
ただ、Cozy Powellは1つのグループに長居しないのが玉に瑕で、結局1枚のStudio AlbumとLive Tourを行っただけで脱退してしまいまいした。元々音楽性が違うので仕方がありません。

Pink Floyd – A Momentary Lapse Of Reason (1987)


【Pink Floyd - Learning To Fly】


リーダーのRoger Waters脱退後、David Gilmourが残った3人でPink Floydを継承して、1987年にStudio Original Album「A Momentary Lapse Of Reason」をリリース。Concept的には弱まるも、音楽性はPink Floydそのもので、正当な後継として一定の評価を獲得、World Tourも大成功

その後1994年に「The Division Bell」をリリース2008年にRichard Wrightが亡くなりPink Floydは活動停止するも、2014年にRichard Wrightが残した音源を中心に再構築して、20年振りにPink FloydとしてRichard Wrightの追悼Album「The Endless River」をリリースして正式に解散

一方、Roger WatersはSoloとして活動するも、コンセプト中心で音楽性の問題からその後のSolo Albumはいずれも大惨敗。Pink Floyd使用差し止め訴訟を起こすも、The Wallに関する権利の全てと、Pink Floydからの20%のライセンス料を受けることで和解。現在ではThe Wallの再現Liveを中心に音楽活動を継続している状態

It Bites – Once Around The World (1988)


【It Bites - Kiss Like Judas (Live) Tokyo】


悲運の実力派グループのIt Bitesが入っているのは非常に喜ばしいことです。1982年結成、1986年デビューのNEOプログレ・グループですが、Marillionに比べてデビューがやや遅れ、プログレが一段と衰退していた時期に入っていたことからやや不利な状況にありました。
加えて、プログレの枠に収まりきらないRock、Popsの要素を兼ね備えた独自の音楽性ビジュアル系的な扱いを受けて実力が正当に評価されなかった面もありました。
1988年リリースの2nd Album「Once Around The World」は、最も高い実力と音楽性が発揮された名Albumです。

1990年にVocal,GuitarのFrancis Dunneryが脱退し、継続を目指すも結局程なくグループも解散。

2003年にOriginal Memberによる再結成が模索されるも結局実現せず。2006年にFrancis Dunneryに代わってArena、Frost*、KINOのJohn Mitchellを迎えて再結成
Studio Original Albumとして2008年「The Tall Ships」、2012年「Map of the Past」をリリースして、Live活動も行い一定の成果をあげるも、2014年以降は活動休止状態。

代わって、Solo活動を追求するとしてグループを脱退したFrancis Dunneryが、2014年以降It Bitesの楽曲を中心としたLive活動を行っており、2016年にSelf Cover Album「Vampires」をリリースして11月に来日予定

Anderson Bruford Wakeman Howe – Anderson Bruford Wakeman Howe (1989)


【ABWH - Brother of Mine】


Chris Squre、Alan White、Trevor Rabinを中心とした本家90125YESに対して、残りのMemberで元祖YESとして結成されたのが、Anderson Bruford Awkeman Howe。やはりメンバー構成からして、革新性には乏しいものの、こちらの方が本来のYESらしいサウンドでした

World Trade – World Trade (1989)


【WORLD TRADE - The Revolution Song】


1989年デビューのAmerican Progre Hardグループ元YESのGuitaristで、現在Chris Squireの代役でBassを担当しているBilly SherwoodがYESに関わる前にMetal系のGuitalistのBruce Gowdyとともに結成していたグループBilly SherwoodはVocal,Bassを担当90125YESのStyleに近いYESフォロワー
Posted at 2016/08/13 21:12:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | プログレ | 音楽/映画/テレビ

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