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定例のJAIAねたですm(_ _)m

9月6日にJAIA(日本自動車輸入組合)が、2016年8月度の輸入車新規登録台数を発表しました。

2015年9月に輸入車市場は前年同月比でマイナスに転じ、10月以降は例のVW、AUDIの不正プログラム問題の影響による販売不振から輸入車市場は縮小が続いていました。
しかし、2016年4月に8ヶ月振りに前年同月比プラスに転換し、その後は比較的順調な回復が続いています。8月も比較的パイの小さな月ですが同5.3%増と順調な回復が続きました。

個別メーカーでは、7月に続いて8月もVW、AUDI以外の大手は軒並み順調でした。

VWは5月に前年同月比+9.7%と9ヶ月振りにプラスに転じたのも束の間、6月同▲5.6%、7月同▲11.2%、8月同▲33.0%の2,908台と再び大幅なマイナスとなってしまいました。輸入車シェアも再びBMWに抜かれて3位に転落し、大きく水をあけられてしまっています。

そして4位のAUDIも、2016年4月に同+8.7%とプラス転換も、5月は大手で唯一2桁減、6月は同+8.4%と一進一退から、7月同▲10.6%、8月同▲7.1%の1,966台と、1桁のマイナスながらも2か月連続でマイナスとなっています。

輸入車シェアトップのMBは、やや売り疲れ感が出ていましたが、E-Classの貢献等から4月以降は再び成長ペースを取り戻しており、7月同+15.4%よりは減速しているものの8月も同+4.9%の4,805台と堅調に推移しています。

2位に浮上したBMWは、4月以降同+10%前後の増加を続けており、7月同+14.1%に続いて、8月も同+15.6%の3,374台と好調を持続していましす。

4月に頭打ちの感が出ていた5位MINIも、5月以降は再び好調に販売を伸ばしており、7月同+14.3%に続いて8月も同+20.8%の1,563台と力強さを取り戻しています。

そんな中で、Volvo車の2016年8月の新規登録台数は、ボリューム月の3月に前年割れと息切れしていたため心配されましたが、4月同+14.3%、5月同+24.2%の2桁増となりました。パイの大きな6月同+9.1%増に若干スローダウンし、7月も同+4.6%と更に減速していましたが、8月は再び2桁増の同+13.8%の1,029台と好調に推移しています。
在庫消化が完了し、MY2017のV40のマイナーチェンジ効果が現れて来ているのかもしれません。

7位以下も軒並み好調で、JEEPが753台で同+54.9%、8位Peugeotは、445台で同+26.8%。９位FIATが、435台で同17.9%。10位Porsheは、368台の同▲30.4%と一時調整でした。

【マーケット動向】
2016年８月
外国メーカー車　19,782台(前年同月比+0.5％)
国内メーカー車　  3,749台(同+41.6%)
輸入車総計　　　23,531台(同+5.3%)

国産登録車　　223,273台(同+5.7%)
国内軽自動車　113,388台(同▲15.3%)

　　　　　　　　　　　【輸入車シェアの推移】

（出所：JAIAデータより作成）