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John Wettonの追悼情報ですm(_ _)m

昨日は東京国際フォーラムにJeff Beckのコンサートを見に行って感激して電車に乗ってiPhone見てみたら、FBで1時間ほど前にASIAの公式FBがJohn Wettonが亡くなったことを公表していて愕然としてしまいました。
ある程度覚悟はしていたもののやはり実際に亡くなってしまったショックは大きく、感動も何も吹き飛んでしまいました。やはり喪失感は半端ありません(>_<)

John Wettonは最も好きなVocalist，Bassistでフォローし続けて来たので、持っているCDをザックリ数えてみたら、King Crimson、U.K.、ASIA、Solo、Duett等の公式にリリースされたAlbumばかりで50タイトル以上ありました。Box Set等CDの枚数では80枚以上にはなります。ASIAやUKのDVDを加えると100枚を越えると思います。CDはLive盤も数多く、出来の悪いSoloのブートレッグ紛いのものも多々ありますが。

そして、数多くの共演者を中心に追悼コメントが寄せられ、まとめ記事がamassのサイトに出ています。Musician、Song Wrighterとしての実力が高かっただけではなく、人望が厚かった様子が良くわかります。

中でもASIAでの共演者のCarl PalmerとGeoffrey Downesが訃報の直後に長文の追悼文を公式サイトに寄せており、その日本語訳がNMEのサイトに掲載されていました。



Geoffrey Downesの追悼文

Carl Palmerの追悼文
【Carl Palmerはサッカー全日本のユニフォーム姿のJohn Wettonの画像を投稿していました】


更にKing CrimsonのリーダーRobert FrippがKing Crimsonの公式サイトに寄せた日記の一部がBARKSのサイトに紹介されていました。John Wettonの病状はLisaから随時伝えられていて、亡くなった時もメールで連絡をもらって1月31日の早朝に痛みもなく安らかに旅立ったと伝えられたそうです。そしてJohn Wettonのマネージャーから5:25に亡くなったことを聞かされたとのことでした。

彼らは10代の頃からのバンド仲間で、42年間にわたって友達だったと意外な事を語っています。Robert FrippはKing Crimsonの絶対的な厳しいリーダーという感じでしたが。そして、2000年代に入ってJohn Wettonが、アメリカのLAから故郷のイギリスに戻ってお互いの家を行き来するようになり、この10年でJohn Wettonがアルコール依存症を克服し、より一層親しくなり、自分にとって彼はヒーローになったと言っています。

日記の中には12月にRobert FrippがTourが終わってからJohn Wettonの家に訪問した際の親しげなメールのやり取りも掲載されています。

なお、1月31日の朝9:00に目覚めたら8:49にLisaからメールが来ていてJohn Wettonの訃報を受けたとの事でした

【12月にJohn Wetton家に訪問したKing CrimsonのリーダーRobert Fripp】


更に元ASIAのSteve Howeはやや短めに追悼コメントを寄せています。しかしYESの来日公演前のインタビューで、YESの方が自分の関与する部分が大きいのでASIAから離れたと明かしていましたが、再結成ASIAでの活動が非常に楽しかったと言っていました。
そしてJohn Wettonの創る楽曲、歌、演奏は素晴らしく人間としても大好きだと語っており、初期のASIAでは、お互いの意見が対立して更迭しあっていたように見えたため、意外に感じました。


そして英国のプログレッシブ・ロック系雑誌PROGが「John WettonのBest Song 12選」を発表しています。

【FAMILY - SAT'D'Y BARFLY】


【KING CRIMSON - LARKS' TONGUES IN ASPIC PART ONE】


【BRIAN ENO - THE PAW PAW NEGRO BLOWTORCH】


【KING CRIMSON - STARLESS】


【UK - IN THE DEAD OF NIGHT】


【UK - DANGER MONEY】


【JOHN WETTON - TURN ON THE RADIO】


【ASIA - HEAT OF THE MOMENT】


【ASIA- GO】


【JOHN WETTON - BATTLE LINES】


【GENESIS REVISITED - FIRTH OF FIFTH】


【WETTON AND DOWNES - LET ME GO】


また、米Classic Rock系サイトUltimate Classic RockもJohn WettonのBest Song「TOP10」リストを発表しています。

10. “I Know How You Feel”
From: Asia’s ‘XXX’ (2012)


9. “Exiles”
From: King Crimson’s ‘Larks Tongues in Aspic’ (1973)


8. “Raised in Captivity”
From: ‘Raised in Captivity,’ solo (2011)
YouTube音源無し


7. “Only Time Will Tell”
From: ‘Asia’ (1982)


6. “Nothing to Lose”
From: UK’s ‘Danger Money’ (1979)


5. “My Own Time (I’ll Do What I Want)”
From: Asia’s ‘Alpha’ (1983)


4. “The Night Watch”
From: King Crimson’s ‘Starless and Bible Black’ (1974)


3. “Walking on Air”
From ‘Battle Lines,’ solo (1994)


2. “Here Comes the Feeling”
From: ‘Asia’ (1982)


1. “Starless”
From: King Crimson’s ‘Red’ (1974)