音楽ねた、Liveレポートですm(_ _)m
2017年6月8日(木)に、Stingのコンサート「57th & 9th Tour」で日本武道館に行ってきました(^o^)
日本武道館3日目の東京最終公演 でした。
Stingは、The Policeの時代は比較的良く聞いていましたが、SoloになってからはJazzやClassicのテイストの濃い音楽を中心に展開していたのであまりフォローしておらず、コンサートは一度も見たことがありませんでした 。
しかしながら、
2016年6月21日から7月24日に元GenesisのPeter Gablielと異色のコンビで共演して「Rock Paper Scissors」ツアーを行っていたことから注目 していました。
そして、
その後馴染みのサポートメンバーと短期間のSessionでRecordingを行い、2016年11月11日に3年振りのStudio New Album「57th & 9th(邦題:ニューヨーク9番街57丁目)」をリリース しました。
●『57th & 9th』
Stingは65歳になりましたが、昨年David Bowie、Lemmy Kilmister、Prince等偉大なMusicianが相次ぎなくなったことがAlbum制作のきっかけになったとしていました。そして、
短期間でエネルギッシュで喧騒に満ちながら、それでいて思慮深い作品に仕上がったとしていました。
Rock、PopsのAlbumとしては2003年の「Sacred Love」以来13年振り 、
Rock色の濃いAlbumとしては1999年の「Brand New Day」以来 とのことでした。
マネージャーが「StingがこんなにRockなのはThe PoliceのSynchronicity(1983年)以来ではないか」と言っていたほど活気に満ちたAlbum でした。
そして
2016年11月末に13年振りにNew Albumのプロモーションで来日 し、TV、ラジオ、イベントと引っ張りだこで、その際に
2017年6月に6年半振りのコンサート開催が発表 されました。
バンド形式でNew Albumはもちろんの事、長らく演奏していなかった曲も取り上げるつもり とのことで、
キャリヤの集大成のRockコンサートになりそう な話でした。
大物のコンサートが続いて資金繰りが厳しいため迷っていました。
キャリアの集大成でThe Policeの曲も演奏する様だったので、日本武道館で3日目6月8日に追加公演が発表されたので、思い切ってチケット事前予約開始時に申し込んで しまいました。
初日6日に参加された方が、
前座があって開演のほぼ18:30にスタートして、最初の曲でStingも歌うとの情報があったため早めに退社して何とか開演に間に合い ました。
会場は30代、40代、50代中心で40代が一番多い感じ で
女性がほぼ半分 ほどでした。
会場は満員 で、当日券を販売していましたが最上段の立ち見席だった様です。
座席は1階席東側 で
ステージに向かって左側 でしたが、
アリーナ席の一番前のブロックの横で比較的ステージまでの距離が近く 、
少し上から見下ろす位置なので遮るものが無く見やすい位置 でした。
アリーナ席はStingの本編が始まると初めからオールスタンディング でしたが、
1階席は傾斜があることもありアンコールまで着席 で、
年寄りには楽に鑑賞する事ができ助かりました 。
コンサートは開演予定の18:30キッチリにスタート 。
初めにStingと息子のJoe SumnerとのDuettで「57th & 9th」収録の「Heading South on the Great North Road」 を歌いました。
その後Joe SumnerがSoloで4曲ほど 歌い
合計で20分ほど 。
次いでJoe SumnerとThe Last Bandolerosが1曲共演 して、
その後The Last Bandolerosが4曲ほど 演奏しました。Country Rockのグループで、テクニックはしっかりとしていて頑張っていました。
こちらも20分ほど でした。
そして
20分ほど休憩が入って19:30からStingのStage開始 。
いきなりThe Policeの「Synchronicity II」 から始まり
「Spirits in the Material World」そしてSoloの有名曲「Englishman in New York」とたたみ掛ける様な展開。
前回プロモーション来日した時には声が枯れてハイトーンが厳しくなっていた ので、
65歳になってやはり衰えは隠せないなと思っていて 、今回も
歌唱についてはそれほど期待していませんでした 。
しかし、序盤でいきなりThe Policeの時代のハイノートまで伸びのあるボーカルを披露 し、
全く衰えを感じさせない程であったため唖然 としてしまいました。
そして
サポートメンバー も長年組んでNew Albumにも参加している凄腕。
Dominic Miller(Guitar)、Josh Freese(Drums) 、Rufus Miller (Guitar)の3人が実に手堅い演奏 。
そして
special guestとして実の息子のJoe Sumner 、さらに前座の
The Last BandolerosのPercy Cardona(Accordion) 、あとコーラス2名。実の息子の
Joe SumnerのBackコーラスも実に効果的 でした。Stingに比べるとやや線は細いものの、似た声質でさらに伸びやかな高音が冴えていました。
全体の構成22曲 のうちで、
The Policeの曲が実に9曲 を占め、
The Policeの再結成コンサート以外でこれほどThe Policeの曲を演奏した公演は無かったのではないかと思われます 。しかもClassicやJazzに編曲すること無く、
Originalに忠実なストレートなRock Soundで盛り上がりました 。
中でも「So Lonely」本編最後の「Roxane」、アンコールの「Every Breath You Take」。
そして元気なRock Soundの
New Album「57th & 9th」からも5曲 。
New Album以外のSoloの曲は7曲 で、
いずれも代表曲ばかり 。
また中盤に
David Bowieの追悼で息子のJoe Sumnerが「Ash to Ash」で味のあるMain Vocal をとっていました。
更に
中盤に挟んだLeonのEnding TItleのバラード「Shape of My Heart」とオーラスのバラード「Fragile」は感激的 でした。
まさにThe Policeから最新Albumまでキャリアの集大成 で、しかもRock Sound、活力溢れるLiveで、随所にバラードを挟み、
見ておいて良かったなと思える充実した内容 でした。
【57th & 9th Tour in 日本武道館 Setlist】
00. Heading South on the Great North Road 「57th & 9th」(2016)
---本編---
01. Synchronicity II (The Police song)「Synchronicity」(1983)
02. Spirits in the Material World (The Police song)「Ghost in the Machine」(1981)
03. Englishman in New York 「...Nothing Like the Sun」(1987)
04. I Can't Stop Thinking About You 「57th & 9th」(2016)
05. Every Little Thing She Does Is Magic (The Police song)「Ghost in the Machine」(1981)
06. One Fine Day 「57th & 9th」(2016)
07. She's Too Good for Me 「Single」(1993)
08. Mad About You 「The Soul Cages」(1991)
09. Fields of Gold 「Ten Summoner's Tales」(1993)
10. Petrol Head 「57th & 9th」(2016)
11. Down, Down, Down 「57th & 9th」(2016)
12. Shape of My Heart 「Ten Summoner's Tales」(1993)
13. Message in a Bottle (The Police song)「Reggatta de Blanc」(1979)
14. Ashes to Ashes (David Bowie cover)「Scary Monsters (And Super Creeps) 」)(1980)
15. 50,000 「57th & 9th」(2016)
16. Walking on the Moon (The Police song)「Reggatta de Blanc」(1979)
17. So Lonely (The Police song)「Outlandos d' Amour」(1978)
18. Desert Rose 「Brand New Day」(1999)
19. Roxanne / Ain't No Sunshine (The Police song)「Outlandos d' Amour」(1978)/(Bill Withers cover)「Just as I Am」(1971)
---encore1---
20. Next to You (The Police song)「Outlandos d' Amour」(1978)
21. Every Breath You Take (The Police song)「Synchronicity」(1983)
---encore2---
22. Fragile 「...Nothing Like the Sun」(1987)
【STING Live 2017 Full Concert HD】
VIDEO
【Sting live in São Paulo at Allianz Parque 06/05/2017】
VIDEO
Posted at 2017/06/12 06:26:04 | |
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