引き続き音楽ねたで、マイナー・グループのLiveレポートですm(_ _)m
2017年10月3日(火)にSHIBUYA WWWまで、米国の若手プログレッシブ・マスロック・グループのCHON(チョーン)の初来日Liveで行ってきました(^^;;
CHONは米国San Diego, Californiaを拠点とするプログレ、FUSIONの要素を持ったマスロックのバカテクバンド で、
平均23歳 の若手です。
グループ名CHONはチョーンと読み グループ名の
由来は元素名でCarbon(炭素)、Hydrogen(水素)、Oxygen(酸素)、Nitrogen(窒素) だそうです。
2008年にデモ音源「CHON」を自主制作 。その後
2013年にEP「Newborn Sun」、2014年にEP「Woohoo! 」を自主制作 。
2015年2月にFull Album「Grow」でデビュー 。
2017年6月に2nd Album「Homey」をリリース しています。
Erick HanselとMario Camarenaの2人のタッピングを多用した早弾きGuitarのシンクロしたSoundが中核 を担っています。また、
Marioの弟のNathan CamarenaがDrumsで、こちらもバカテク で、この
3人がコアMember です。
Bassも当初は兄弟のEsiah Camarena がつとめていましたが、
その後はツアーサポートメンバー が加わる格好になっています。
現在再びEsiah Camarenaが復帰している様 です。
デビュー当初から日本でLiveを行うのが目標とインタビューに答えていて
今回初来日ツアーが実現 しました。
音楽情報サイトで米国の若手バカテクプログレグループCHONが初来日との情報 を見つけて、聞いたことのない珍しいグループ名だったので気になって
Apple Musicを検索してみたら、自主制作の2枚のEPとデビュー後の2枚のAlbumが配信 されていました。
New Albumの「Homey」から聞いてみたら、
Guitar Soundを中心としたプログレ、Fusion系のバカテク演奏 で、
複雑ながらも聞きやすいサウンド でした。
Alan Holdsworthを彷彿とさせるGuitar Workが随所に 現れ、再結成して活動している
ベテランバカテクグループのBrand Xにも通じる ものが感じられました。
YouTubeの動画を見てみると、若手ながらLiveでも予想以上のテクニックを披露 していました。
オールスタンディングで比較的チケットが安いこともあり、興味をそそられ試しに、
主催者先行抽選予約でチケットを申し込んで見ることに しました。
さすがに主催者先行抽選予約なので問題なくチケットを確保できました。
コンサートの1週間ほど前には東京公演のSold Out が公表され、結構人気があることが確認されました。
会場はSHIBUYA WWW でした。渋谷界隈には多くのLive Houseがありますが、それぞれ得意分野がありSHIBUYA WWWは
2010年オープンと比較的新しいこともあり今回初め て行きました。
スペイン坂の一番上のライズビルと言う建物の地下1F で、
キャパは O-WESTよりも若干小さく
500人程 とのことでした。
元々の
ミニシアターを改造 しているため、
天井が高く多段式のフロア になっていました。CATVの
Space Shower Networkが運営 しているそうです。
普段Liveでしか渋谷に行かないので、スペイン坂を登ったのは20年以上前の様な気がします。
当日
開場18:00、開演19:00 でしたが、何とか18:30頃に到着。30分前で観客の入りは半分弱の感じでした。
オールスタンディング で、せっかくなので
ステージ近くに陣取って3列目ぐらい のところでした。
20代前半の若手のバンド でWWWのLive Houseの性格もあり、プログレ、FUSION系の音楽ながら
客層も非常に若く、20代がメインで30代ぐらいまでという感じ でした。
スーツのオヤジはメチャクチャ浮いていました 。
女性は3割弱ぐらい の感じで、
メンバーのルックスの割には やや複雑な曲のバカテクバンドのためか、
予想外に少ない感じ でした。
定刻から10分ほど遅れて開演 。
Opening Actが追加され、日本のmouse on the keysというバンドが登場 。
Drumsの川崎昭を中心にKeyboard2名を加えた3ピース で、
10周年を迎えるインスト、ポストロックバンド ということでした。やはり中心人物のDrumsのパワフルでテクニカルさが目立っていました。
およそ45分間の演奏 時間でした。
そして
15分ほどのセッティング時間を挟んでCHONが登場 。
MCもそこそこに、
次々とテクニカルな演奏を繰り広げ て行きました。
最初の曲で
Bassの弦が切れたり、Side Guitarがモニターの調子が悪かった のか、合間合間にSpeakerを調節したりしていました。
演奏は非常にテクニカルで素晴らしい ものでしたが、
比較的似通った曲調のものが多く、演奏に若干粗さも 感じられました。
そして
残念だったのは前座の方がPAのボリュームが大きく迫力 があり、
演奏時間がメインアクトなのに前座とあまり変わらず 、
アンコール込みで1時間なかった ことでした。
Full Album2枚しか出していないので間が持たないのかもしれませんが、
あまりに短すぎて 、比較的料金が安かったとは言え、この点は
プロミュージシャンとして疑問 を感じさせるものでした。19時開演で前座込みで21時過ぎには終わってしまい、
やや物足りなさ を感じさせました。次回は単独でたっぷりと演奏して欲しいものです。
【Member】
Mario Camarena - Guitar
Erick Hansel - Guitar
Nathan Camarena - Drums
Support Bass
【Setlist】
01.Sleepy Tea「Homey」2017年
02.Story「Grow」2015年
03.Book「Grow」2015年
04.Splash「Grow」2015年
05.Fall「Grow」2015年
06.Waterslide「Homey」2017年
07.No Signal「Homey」2017年
08.Checkpoint「Homey」2017年
09.Dew「Newborn Sun」2013年
10.Elliptical Illuminations「CHON」2008年
11.Knot「Woohoo! 」2014年
12.Bubble Dream「Newborn Sun」2013年
Encore:
13.Can't Wait「Grow」2015年
14.Perfect Pillow「Grow」2015年
『THE HOMEY JAPAN TOUR 2017』
東京
2017/10/3 (Tue) Shibuya WWW
OPEN 18:00 START 19:00
スタンディング 前売り:¥5,500
ドリンク代別
Guest:mouse on the keys
大阪
2017/10/4 (Wed) CLAPPER
OPEN 18:30 START 19:00
スタンディング 前売り:¥5,500
ドリンク代別
Guest:I love you Orchestra / Nothingness
《京都》
2017/10/5 (木) GATTACA
《名古屋》
2017/10/6 (金) JAMMIN’
"It's a beautiful day Camp in 朝霧Jam"
10月78日 (日) 富士山麓 朝霧アリーナ・ふもとっぱら
【CHON - Story (Official Music Video)】
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【CHON - Splash (Official Music Video)】
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【CHON - Waterslide (Official Music Video)】
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【CHON - Sleepy Tea (Guitar Playthrough)】
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【CHON - Sleepy Tea (Official Music Video)】
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【CHON - Live at The Fonda Theater 6/2/2017】
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Posted at 2017/10/15 02:08:00 | |
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