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2018年09月17日 イイね!

2夜連続でNEOプログレTOPグループのMarillionのコンサートでClub Citta'に行ってきました(^o^)/

2夜連続でNEOプログレTOPグループのMarillionのコンサートでClub Citta'に行ってきました(^o^)/相変わらず音楽ねた、マイナーなNEOプログレグループのLiveレポートですm(_ _)m

2018年9月15日(土)、16日(日)の2夜連続で、NEOプログレのトップグループと言われるMarillionのコンサートで川崎のClub Citta'に行ってきました(^o^)/

15日(土)まで、遅い夏休みで鬼怒川、日光方面におりましたが、かみさんと娘を日光東照宮近くに残して、昼過ぎに荷物を積んで先に帰路につきました。

途中東北自動車道の事故で、栃木IC直前から岩舟JCTまで完全にストップしてしまいました。
遅刻になる懸念が高まりましたが、幸い栃木IC直前で停止したので、何とか高速を一時脱出、Yahoo!カーナビの渋滞情報を頼りに、栃木ICから一般道を経由して佐野藤岡ICまで行って、そこから再度東北自動車道に入り直し、その後は概ね順調で16:20近くに何とか自宅に到着。
荷物を下ろして慌てて電車で川崎に行って、ギリギリ開演時間の17:00ジャストにClub Citta'に到着しました。

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Marillionは2017年10月20日(金)、21(土)に、実に23年振りの来日公演を実現しましたが、Club Citta'開業30周年記念で招聘側の強い働きかけもあったと思われ、1年を待たずして早くも再来日が実現しました。

しかも、Marillionは日替わりでSetlistを変えることで有名なのですが、今回は週末を通して全くSetlistが異なるWeekend Live形式での開催との事でしたので、¥13,000の高額チケットながら、泣く泣く2日とも観に行くことにしました(^^;;

Marillionは既にプログレが衰退期に入った1979年結成で、1982年デビューしたイギリスのNEOプログレグループです。1980年代に入って初期のプログレ勢のスタイルを引き継ぐグループが次々現れ、NEOプログレやPomp(大袈裟な) Rockと呼ばれていました。
Genesisフォロワーが多かったのですが、その中でも頭一つ抜けた存在で、NEOプログレのトップグループとして評価されていたのがMarillionでした。

1985年12月に初来日した際には、本国イギリスでは高く評価されていたものの、日本ではGenesisフォロワーのまがい物との認識が強く、知名度も十分では無かったことから集客に苦戦し、ガラガラだった様です。また観客の反応も静かであったことから、グループの方も日本では評価が低いとの印象を持ってしまった様です。

そのため、来日後メインのVocalがFishからSteve Hogarthに交代しましたが、グループ側、招聘のプロモーター側とも尻込みして、その後長きにわたって来日が実現することはありませんでした(T_T)

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しかしながら、高齢化もあり初期のプログレ勢の再結成、活動も徐々に弱まり日本でもNEOプログレグループの中でも活発に活動を続けているMarillionに対しての注目度が徐々に高まりつつありました。
そして、2016年にリリースされた最新Studio Albumである「F.E.A.R.」がグループ最高傑作とまで言われる出来栄えで、久々に日本盤もリリースされて来日待望論が強まりました
グループ側、招聘側ともに来日実現への意欲が高まった事から2017年10月にClub Citta'で23年振りの来日公演が実現しました。

Club Citta'は大型のライブハウスですが、座席の際のキャパは650人程度と、中規模であったこともあり、幸い満席となりNEOプログレ最強のライブバンドとの異名を持つ、圧倒的な高水準のパフォーマンスを目の前にして観客の拍手、歓声も大きく好評を博しました。
そしてメンバーも日本の観客の予想以上の反響に大きな手応え、自信を得た感じた様でした。

今回の再来日では、大阪公演が24年振りで独自のBestヒットの構成2年連速となるClub Citta'はテーマを持って週末を通して大幅にSetlistを変更するWeekend Live形式で、大掛かりなWeekend Live仕様のスクリーン、照明設備を持ち込むとの事でした

2年連続の来日で、チケット代が高額なこともあり、販売が苦戦しているとの前評判も聞かれ客の入りを心配していました。
Zeppなんば大阪では、Club Citta’の2倍のキャパであったことから結構空いていたとの話を聞きましたが、Club Citta'は土日両日とも満席で立ち見客も出ていました。
日曜日は座席の後ろに少し立ち見客が出ている程度でしたが、土曜日は観客席の左右にまでいっぱいに立ち見の観客が並んでいました。

Club Citta' HPより
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観客はプログレ系のコンサートですので高めで、土日とも40代、50代が中心の様でしたが、初期のプログレグループのコンサートに比べると若干年齢層は低く、流石に60代は少ない感じでした。
bayfmのPower Rock Todayと言う番組で電話先行予約があり、比較的良い席を確保できる可能性があったのですが、夜中の1:00スタートの番組で寝過ごしてしまいました。止む無くClub Citta'の先行抽選予約でチケットを入手しました。

初日の座席が7列目でステージに向かって右側2日目が8列目でステージに向かって左側で、前方寄りで距離的には比較的近いものの、中央ブロックは取れませんでした。
初日は周辺の女性比率は2割程度の感じでしたが、2日目は座席位置でたまたまなのか、女性比率は3割以上で意外に多い感じに見えました。

Weekend Liveでは何らかテーマを持たせてSetlistを構成しており、Album完全再現を行うことも多いのですが、今回はアジア初のWeekend Liveという事もありAlbum完全再現は無く、最新のStudio Albumである「F.E.A.R.」のとりわけThe Leavers組曲をいずれの日も核にしながらも、キャリアに満遍なく代表曲を散りばめた感じでした。
そして1日目、2日目で全曲完全入れ替えではなく、F.E.A.R.の曲を中心にコアの1/3程は両日固定でした。

NEOプログレ最強のライブバンドと言われるだけあり、圧巻のパフォーマンスは前回同様で、Steve RotheryのDavid Gilmourばりの泣きのギターPete TrewavasのリズミカルなBassIan Mosleyの重たく安定したDrumsMark Kellyの楽曲の世界観を構築するKeyboardベテラン4人の演奏は完璧

Club Citta' HPよりSteve Rothery
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Club Citta' HPよりPete Trewavas
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Club Citta' HPよりIan Mosley
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Club Citta' HPよりMark Kelly
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加えてボーカルのSteve Hogarthの歌唱力、声量が圧倒的で、つま先から足、腕から指先、顔の動き、表情まで全身フルに使ってのパフォーマンスは舞台役者の様で、まさに表現者と言う感じでした。
タンバリン、ギター、キー−ボード、クリケットスティック型のMIDIコントローラーなども演奏しながら、縦横無尽にステージ狭しと動き回っていました。

Club Citta' HPよりSteve Hogarth
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そして前回も非常に感心したのですが、PAのバランス等裏方のスタッフの実力の高さでした。
ライブだととかくボリューム、音圧の迫力で押し通すパターンが多く、PAのミキシングを日本のホール付きのスタッフに任せてしまう事も多いと見られます。しかし、にわかPAコントローラーでは楽曲を十分に聴き込んでいないため、楽器のバランス、曲の印象が崩れてしまうことが多々あります。
しかし、Marillionの場合は明らかに専任のスタッフを帯同させていると見られ、ステージサイド、ステージ裏でモニタリング、調整を行なっているスタッフを確認できました。
あくまでも楽曲のバランス重視
で、PAでの楽器毎のバランス調整、音量、映像、ライティングの調和が実に絶妙で、パフォーマンスとして一体感、まとまりのある演奏でした。

特に今回はWeekend Live仕様の大型スクリーン、ライティングで、PAを含めて一段と迫力を増した感じもありました。

MarillionはNEOプログレ最強のライブバンドとも言われますが、平板なStudio Albumで理解し辛い細かなニュアンスが、ライブになると格段と明瞭に伝わって来る感じがあります。
ライブを見た後には、同じStudio Albumの楽曲を聴いても印象が変わって来るとも言われており、正にその通りに感じられます。
メンバーの経験と実力、裏方のスタッフの実力を含め評判通りNEOプログレ最強のライブバンドとの称号は伊達ではないと感じさせるものがあります。

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ステージは両日とも開演5分後ぐらいにスタート。初日がアンコール2回で22曲で実質Total140分弱2日目がアンコール3回で20曲で実質Total120分弱と言う感じでした。

そして1日目のオープニングには、Steve Hogarthが観客席の右サイドで歌い始めるというサプライズがありました。
照明が暗転し、曲が流れ始めメンバーが各々ステージに上がってきて、Steve Hogarthのボーカルが始まると周辺がざわつき出し横を見てみると目の前5mほどのところでSteve Hogarthが全力で歌い始めていました。ステージ上でも十分な迫力があるのに、至近距離での歌唱は圧巻そのもので物凄い迫力でした。7列目の右側で若干不満に感じていましたが、予想外のラッキーでした。

また、昨年ハイハットに隠れて全然見えなかったIan Mosleyのドラムが今回左寄りにセッティングされていたこともあり、右側からは顔やスティック裁きをある程度見ることができました。また、Pete Trewavasのベースの早弾きも比較的はっきりと見ることができました

そして2日目は8列目の左側で、比較的Steve Rotheryから近くで、泣きのギターを堪能できました。願わくばもう少し音響バランスの良い中央ブロックで鑑賞したいところでしたが。

年齢層が高いので着席での鑑賞が中心ながらも、圧巻のパフォーマンスを前に、拍手、歓声で大いに盛り上がっていましたが、スタンディングになるのが本編ラスト以降になるので、アンコールを通常よりも増やして盛り上げた感じがありました。

しかしながら、満員の観衆の拍手、歓声にメンバー全員満足している様子が感じられ、特にボーカルのSteve Hogarthが満足気に嬉しそうに振舞っていたのが印象的でした。日本での人気の高まりに自信を深めたのではないかと思われます。

そのため、今後は長い間ブランクを開けること無く、比較的定期的に来日公演を実現してくれるのではないかと期待が持たれます

【Member】
Steve Hogarth - Vocal (1989- )
Steve Rothery - Guitar (1979- )
Pete Trewavas - Bass (1982- )
Mark Kelly - Keyboard (1981- )
Ian Mosley - Drums (1984- )

【Setlist】
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2018/9/15(土)
01.Splintering Heart「Holidays In Eden」 1991年
02,Quartz「Anoraknophobia」2001年
03.The Party「Holidays In Eden」 1991年
04.White Paper「F.E.A.R.」2016年
05.Beautiful「Afraid of Sunlight」1995年
06.Seasons End「Seasons End」1989年
07.Real Tears for Sale「Happiness is the Road」2008年
08.The Leavers: I. Wake Up in Music「F.E.A.R.」2016年
09.The Leavers: II. The Remainers「F.E.A.R.」2016年
10.The Leavers: III. Vapour Trails in the Sky「F.E.A.R.」2016年
11.The Leavers: IV. The Jumble of Days「F.E.A.R.」2016年
12.The Leavers: V. One Tonight「F.E.A.R.」2016年
13.Ocean Cloud「Marbles」2004年
14.Mad「Brave」1994年
15.Afraid of Sunlight「Afraid of Sunlight」1995年
16.The Great Escape「Brave」1994年

Encore:
17.El Dorado: I. Long-Shadowed Sun「F.E.A.R.」2016年
18.El Dorado: II. The Gold「F.E.A.R.」2016年
19.El Dorado: III. Demolished Lives「F.E.A.R.」2016年
20.El Dorado: IV. F E A R「F.E.A.R.」2016年
21.El Dorado: V. The Grandchildren of Apes「F.E.A.R.」2016年

Encore 2:
22.Garden Party「Script For A Jester's Tear」1983年

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2018/9/16(日)
01.The King of Sunset Town「Seasons End」1989年
02.The Leavers: I. Wake Up in Music「F.E.A.R.」2016年
03.The Leavers: II. The Remainers「F.E.A.R.」2016年
04.The Leavers: III. Vapour Trails in the Sky「F.E.A.R.」2016年
05.The Leavers: IV. The Jumble of Days「F.E.A.R.」2016年
06.The Leavers: V. One Tonight「F.E.A.R.」2016年
07.Living F E A R「F.E.A.R.」2016年
08.No One Can「Holidays In Eden」1991年
09.Sugar Mice「Clutching At Straws」1987年
10.Easter「Seasons End」1989年
11.Out of This World「Afraid Of Sunlight」1995年
12.Wave「Brave」1994年
13.Mad「Brave」1994年
14.Afraid Of Sunlight「Afraid Of Sunlight」1995年
15.The Space「Seasons End」1989年

Encor:
16.Pete Trewavas Bass Solo
17.This Strange Engine「This Strange Engine」1997年

Encor 2:
18.Three Minite Boy「Radiation」1998年

Encor 3:
19.The Release「Seasons End」1989年
20.Market Square Heroes「Script For A Jester's Tear」1983年




【Marillion "White Paper" (Live) - from "All One Tonight (Live At The Royal Albert Hall)"】


【Marillion "The Leavers: V. One Tonight" (Live At The Royal Albert Hall) - From "All One Tonight"】


【MARILLION - Seasons End】
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【Marillion Easter Live】


【Marillion - All One Tonight - The Space Live At The Royal Albert Hall】


【Marillion - All One Tonight - Go! - Live At The Royal Albert Hall】
Posted at 2018/09/18 06:13:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「本日は竹内まりやsouvenir2025 mariya takeuchi live @ Kアリーナ横浜でした。
11年振りのTourですが私は初めての参加。
Back Bandは山下達郎のTour Memberで達郎も参加と鉄壁の布陣、70歳のまりやさんもシッカリ声が出てました。」
何シテル?   06/24 21:53
ずっと日産車でしたが初めての輸入車になります。 よろしくお願いします。 車歴:ラングレー→スカイライン(R30)→スカイライン(R32)→プリメーラ(P12...
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