またまた、J.D.Powerネタですm(_ _)m
2018/9/20にJ.D.パワー・ジャパンが「2018年日本自動車商品魅力度調査」を発表しました。
同じような調査が多数ありますが、これまで自動車に関する調査としては、初期品質調査 (IQS)、セールス満足度(SSI)調査、サービス満足度(CSI)調査と順次発表されてきましたが、最後に商品魅力度(APEAL)調査です。
新車購入後2~9ヶ月経過したユーザーを対象に、ユーザーの自動車の性能やデザイン等、商品魅力度に関する評価を聴取した調査。
世界各国で実施され、新車の商品魅力度を調べる業界のベンチマークの役割を果たしていて、今年で8回目の調査実施とのこと。
そして【セグメント別ランキング】と【ブランドランキング】が発表されています。
【セグメント別ランキング】は以下の通り
<軽自動車セグメント>
第1位:ホンダ N-BOX
第2位:スズキ スペーシア
第3位:ダイハツ キャスト、ダイハツ ムーヴキャンバス(同率)
<コンパクトセグメント>
第1位:トヨタ アクア
第2位:マツダ CX-3
第3位:マツダ デミオ
<ミッドサイズセグメント>
第1位:ホンダ シビック
第2位:マツダ CX-5
第3位:スバル レヴォーグ
<ミニバンセグメント>
第1位:トヨタ アルファード
第2位:トヨタ ヴェルファイア
第3位:ホンダ ステップワゴン
そしてもう一つの 【ブランドランキング】
第1位:レクサス(742ポイント)
第2位:ボルボ(732ポイント)
第3位:BMW(716ポイント)
VOLVOがブランドランキングで、前年の第5位から躍進し、LEXUSに次いで第2位でした。
3位BMW、4位MB、5位AUDI、6位VW、7位MINIで、サンプル数の問題から輸入車ブランドは6ブランド。
国産勢では1位のLEXUS以外は、8位MAZDA、9位SUBARU、10位HONDA、11位TOYOTAでここまでが平均点以上。
平均以下がNISSAN、DAIHATSU、SUZUKI、MITSUBISHIの順。
データが見つかった2014〜2017年までで、VOLVOは2014年6位、2015年7位、2016年3位、2017年5位でした。2013年はサンプル不足で評価対象外。
ブランド別の評価の詳細は不明ですが、VOLVOは相対的にサンプル数が少なく順位が振れやすい面がありますが、安全装備の面で高い評価を得て、このところ上昇気味だったのではないかと見られます。
ただ、各社とも表面上の安全装備は充実してきており、実際の事故の際の安全度、事故調査のノウハウ、実績等はなかなか正当な評価を得るのは難しい面もあるので、どこまでVOLVOの優位性が評価され続けるのか、XC90以降の新世代のモデルで評価が更に高まるのか埋没してしまうのか、状況を見守りたいと思います。
本調査は、新車購入後2~9ヶ月経過したユーザーを対象に10カテゴリー*1
77項目でユーザーが実際に所有しているモデルについての評価を聴取。
商品魅力度を示す総合APEALスコアは1,000ポイント満点で表される。
2018年5月から6月にかけてWEB調査を実施し、22,387人からの回答を集計したとの事です。
*1「外装」「内装」「収納とスペース」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)」 「シート」「空調」「運転性能」「エンジン/トランスミッション」「視認性と運転安全性」「燃費」
なお、安全装備については、①死角モニタリング/警告システム、②車載ナイトビジョンカメラ、③衝突回避/警告システム、④ヘッドアップディスプレイ、⑤車線逸脱警告システム(レーンキープアシスト)、⑥パーキングアシストシステム(警告音/視覚センサー、カメラなど)、⑦自動駐車システム、⑧タイヤ空気圧監視システム)を評価。
Posted at 2018/09/24 19:49:08 | |
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