2014/6/20 渋谷公会堂にASIAのコンサートに行って来ました(^o^)/。
6/17名古屋 Zepp Nagoya、6/18 大阪サンケイホールブリーゼ、6/19、20東京 渋谷公会堂で、
20日は日本での最終公演でした。
会場入り口前に、国内盤の「Gravitas」を提示して3Dオリジナルパスをもらい、5名が当たると言うMeet & Greetの抽選券を引き換え(当然当たりませんでした)。
そして中に入ってパンフレット(2,500円)を購入してから、会場の中に入りました。
すると1F席ながらも、後ろから1/3位の所で、しかも一番右端でした。目の前の視界は比較的開けていて右側に少し空間があって余裕はあったものの、2階の天井が若干視界に入り音響的にも今ひとつの場所です。
19時10分頃に開演し、
1時間45分程度の公演でした。
アンコールが1曲だけでちょっと短いですね。アンコール2曲で2時間位は演奏して欲しいものです。
当日券の販売もあり、1割以下ながら1F席でも少し空きが残っていました。
渋谷公会堂だったためか、あくまでもVocalメインの設定だったためか、全体にPAのボリュームが抑え気味でやや迫力不足で、
KeybordやGuitarの音色によってもバランスを抑えすぎていて良く聞こえない音が多く、
いつもうるさい位のCarl PalmerのDrumsも今回はDrum Soloの時位しか
目出ちませんでした。
Carl PalmerのドタバタDrumは相変わらずで、元気に力一杯たたいているものの、PAのバランスの問題と昔ほど突っ走らなくなったのでそれほど引っかかる事はありませんでした。
Geffery Downesのnon-technical Keyboardも相変わらずつっかかりますが、これまたPAのためかセッティング不足か音色によってボリュームの差が大き過ぎて良く聞こえない所も多く、その分それほど足は引っ張りませんでした。
新人のGuitaristであるSam Coulsonは、
いかにも新進気鋭のRock Guitaristと言う感じで
十分なテクニックを持っているものの、いかんせん
前任のSteve Howe師匠が余りに個性的過ぎるため、逆に没個性的に感じてしまいました。
New Album「Gravitas」の曲は本人の演奏なので当然違和感はありませんでしたが。
でも、
結局ASIAはJohn Wetton御大のブリブリBassとVocalがメインで、John Wettonの
体調、のどに問題なければ全体としても大きな問題は無く、体格は相変わらずですが、心臓バイパス手術後はある程度摂生していて、飲み過ぎで声が出ないと言う事も無くなり、体調には
全く問題の無い様子でした。
【Member】
John Wetton(Bass/Vocal)元King Crimson、UK
Geffery Downes(Key)元Baggles、現Yes
Carl Palmer(Drums)元ELP
Sam Coulson(Guitar)New Face
【Setlist】
Intro
Overture 1812 (Tchaikovsky)
1.Sole Survivor (ASIA:1982)
2.Wildest Dreams (ASIA:1982)
3.Face on the Bridge (XXX:2012)
4.Time Again (ASIA:1982)
5.Valkyrie (Gravitas:2014)
6.I Know How You Feel -Acoustic ver.- (XXX:2012)
7.Voice of America -Acoustic ver.- (Astra:1985)
8.The Smile Has Left Your Eyes -Acoustic ver.- (Alpha:1983)
9.An Extraordinary Life (Phoenix:2008)
10.Gravitas (Gravitas:2014)
11.Keyboard Solo (Cutting It Fine:ASIAの後半部分)
12.Days Like These (Then & Now:1990)
13.Go (Astra:1985)
14.Don't Cry (Alpha:1983)
15.Drum Solo
16.Only Time Will Tell (ASIA:1982)
17.Open Your Eyes (Alpha:1983)
Encore:
18Heat of the Moment (ASIA:1982)
今回の「Gravitas Tour」の
演奏曲は比較的キャリアに万遍なく選曲されていて、直前のイギリス公演とも1曲を除いてほぼ同じで、日本での4日間は全く同じSetlistだった様です。
ただ、
New Album「Gravitas」からの選曲が2曲だけで、一部に最高傑作との呼び声もあった
「Omega」からは1曲も入らず、やはり
1st「ASIA」、2nd「Alpha」のヒット曲が中心の選曲になっていました。まあ、見に来る
年齢層が40歳台以上という感じですからしょうがないですかね。
Steve Howeが脱退してしまったので、今回参加していなかった
3rd「Astra」の「Go」を演奏したのが珍しかったのですが、
いかんせん演奏慣れしていないのか、他の曲にも増してバランスが悪かった感じがしました。
特にこの曲はMandy MeyerのハードなGuitarが目立つ曲なのですが、Sam CoulsonのGuitarにハードさが欠けていて、Keybordのボリュームバランスの悪さも目立って、結構好きな曲なのですが、バタバタした感じに聞こえて残念でした。
まあ、
色々と粗もあり、超個性的なSteve Howeの抜けた穴の大きさも感じましたが、John Wetton御大が万全で、John Wetton節炸裂で、がなる事無く
歌い上げてくれたのでそれで十分と言う感じで満足行くConcertでした。

【1st:ASIA】

【2nd:Alpha】

【3rd:Astra】

【Best:Then & Now】

【復活第一弾:Phoenix】

【復活後3rd:XXX】

【復活後4th:Gravitas】
Posted at 2014/06/21 01:52:05 | |
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