元CHICAGOのBill ChamplinはVocalで,Keyboard、Gutar等を担当。1978年にProducerのDavid Fosterに見出されてSoloデビュー。1979年にはProduderのDavid Foster、Jay Graydonと組んでEarth Wind & Fireの「After The Love Has Gone」で共演してグラミー賞の最優秀R&B楽曲賞を受賞。1983年には同じくJay Graydon、TOTOのSteve Lukatherと共作してGeorge Bensonの「Turn Your Love Around」でも同賞を受賞しているそうです。
●『CWF』
1. Runaway
2. Aria
3. Still Around
4. All That I Want
5. Carry On
6. Nightfly
7. Hearts at War
8. After the Love Has Gone
9. Rivers of Fear
10. Evermore
Chicagoは1967年結成で、結成48年の超ベテランのAmerican Brass Rock Groupで、余りにキャリアが長すぎてとらえどころが無い感じがしますが、1970年に「25 Or 6 To 4(邦題: 長い夜)」が世界的に大ヒット、1972年に「Saturday in the Park」、1976年「If You Leave Me Now (邦題:愛ある別れ)」と着実にヒットを飛ばしています。
【25 Or 6 To 4】
【Saturday in the Park】
【If You Leave Me Now】
しかし、Chicagoが本格的に有名になったのは80年代に入ってレコード会社を移籍してDavid Fosterをプロデューサーに迎えてから。1982年の「Hard to Say I'm Sorry(邦題:素直になれなくて)」、1984年「You're the Inspiration (邦題:君こそすべて)」等、Peter Ceteraの歌うAOR的バラード曲でヒット曲を連発。元来のハードなBrass Rockの色合いはスッカリ薄れてしまいました。
【Hard to Say I'm Sorry】
【You're the Inspiration 】
ただ、1985年にPeter CeteraがSolo活動のために脱退すると原点回帰でBrass Rockのハードな曲が増えたものの、Sales的にはあまり恵まれず、活動は続いていたもののStudio Original Albumの発売機会が減少し、Best盤の合間にOriginal Studio Albumを挟む状況になっています。