• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

progre-fanのブログ一覧

2017年11月25日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2017年10月の販売台数は欧州低迷も中国絶好調、米国回復で10ヶ月連続前年比プラスに(^^;;

もうすぐ11月の結果も出てしまいますが、一応まとめておきますm(_ _)m

現地時間11月2日にVolvo Car Groupの2017年10月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、V70等販売終了モデルや既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降前年同月比マイナスが続いていました。

しかし、復活していた米国の回復一巡の影響は大きいものの、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、グローバルでは2017年1月に4ヶ月ぶりの前年同月比プラスに転換し、以後10ヶ月連続で回復が進んでいます。

10月は本国Swedenが10ヶ月振りのマイナスになるなど、欧州が再び低迷しているのが気になるものの、中国が絶好調を持続しており、米国もようやくXC90販売拡大の反動減が一巡し、New XC60等の貢献も始まったと見られ、回復基調に入って来ています。

10月は比較的ボリュームが小さな月ですが、グローバルTotalの販売は同+5.3%と2ヶ月続いた2桁増加ら1桁増に減速しているものの、10ヶ月連続の増加となっています。



中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど再び調整気味でしたが、8月に底打ちし、9月、10月、11月と2桁で回復。
12月はパイが大きいため一時減速も、2017年に入って1月同+15.7%と、2月同+20.8%、3月同+20.6%、4月同+38.3%、5月同+38.8%、6月同+30.9%、7月同+50.2%、8月同+25.9%、9月同+29.8%と大幅な伸びを維持。

そして10月も10,744台と1万台の大台を維持し、伸び率も同+29.5%と引き続き大幅な増加となりました。
3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、XC60、S60Lの需要が強いとの事です。


長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し増勢は維持も伸び率は減速
2016年10月は、同▲14.6%の2桁減と23ヶ月振りのマイナスとなってしまいました。11月、12月は一時回復もその後は再び減少傾向となりました。
2017年に入っても1月同▲18.2%、2月▲11.6%、3月同▲21.9%の2桁減。
4月同+15.4%、5月同+10.4%の2桁増と持ち直しも、6月は同▲15.0%、7月同▲18.6%と再び2桁減となってしまいました。

ただ、8月に同+4.1%、9月同+40.7%と底打ち回復の方向が見えて来ています。10月は7,008台と水準は高くはなく、伸び率は前年同期比+10.5%と9月に比べると減速も2桁増を維持しています。

XC90とXC60が販売の中心ですが、XC90の新車効果一巡による反動減を旧型のXC60の健闘でカバーし切れなくなってきていました。しかし、XC90を中心とする90シリーズがようやく底打ちし新型XC60も販売が開始されています。米国マーケット自体は頭打ちになってっていますが、Volvo車の販売は再び底打ち回復基調に入ってきていると期待されます


本国Swedenは、2015年6月以降、同年10月と2016年1月、5月を除いて2桁増が続き、2016年に入っても好調を維持していました。
しかし、2016年7月に同▲11.2%とマイナスに転じて以降は調整が続き、不振が目立っていました。

ただ、2017年に入ってからは持ち直し。1月に7か月振りに同+15.2%と増加に転じ、2月同+7.0%、3月同+10.5%、4月同+1.4%、5月同+7.4%、6月同+0.2%、7月同+12.6%、8月同+49.1%、9月同+5.9%と回復を維持していました。

10月はパイが小さな月ながら、6,444台で同▲3.5%と10ヶ月ぶりのマイナスになってしまいました。ただ、欧州全体も同▲4.8%とマイナスに転じており今後の趨勢が注視されます。



モデル別の販売で、V40については発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナスが続いていました。
その後、大掛かりなフェィスリフト効果が現れ一時的に持ち直しの動きも見えましたが、装備を充実させた価格アップの影響か、力強さに欠き強弱まちまちの状態が続いていました。

しかし、マイナーチェンジモデルの販売が本格化してきたのか、2017年2月以降はようやく安定した推移となり、同+3.4%と増加に転じ、3月同+4.4%、4月同+2.9%、5月同+2.1%と着実な増加となっています。

ただ、XC40の発売が近づきつつある事が影響して、買い控えの動きが出ているのか、6月以降は再びマイナスに転じています。10月は7,465台の同▲18.1%と2ヶ月連続で大幅なマイナスになってしまいました。

9月21日に新型XC40が発表され、様子見姿勢が強まってしまったものと思われます。間も無く販売が開始される様ですが、既存のV40シリーズへの影響がどうなるのか今後の動向が心配されます。


引き続き最量販車種はXC60で、モデル末期でも大健闘を続けてきましたが、New XC60の出荷が本格化し、8,049台(前年同月比▲44.7%)とさすがに大幅な減販となりました。

3月7日にGeneva Auto ShowでNew XC60が発表になり、販売が開始されています。XC90とは異なり、新たなデザイン言語に現行モデルのイメージも引き継いだ正常進化という感じで前評判も良いので、現行モデルの販売に急ブレーキが掛かることも無く、スムーズに新型への販売シフトが進んで行くもと期待されます。
ちなみに、新型XC60の販売台数は、販売開始6ヶ月目で7,453台と急速に立ち上がりつつあり、今の所旧型の減販▲6,509台を補い切っています。


新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月はついに前年同月比で前年割れとなってしまいました。
2016年12月は1万台の大台を超えて過去最高の月販台数1万70台(前年同月比+9.7%)を記録しましたが、9月同+87.8%、10月同+12.5%、11月同+15.9%、12月同+9.7%、2017年1月同+4.7%と減速。

2月以降はマイナスに転じ、同▲17.4%、3月同▲10.3%、4月同▲21.0%、5月同▲1.0%、6月同▲3.7%、7月同▲9.8%、8月同▲11.3%、9月同+1.0%。
9月にようやく初期の反動が一巡しましたが、10月も7,471台で同+3.3%となりました。

S90、V90の動向ですが、2017年10月はS90が販売18か月目で5,010台、V90は販売開始16か月目で2,123台、更にV90CCは発売10か月で1,326台。S90は中国生産集中で中国での販売が健闘している様です。しかし、欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆にニッチモデルのV90CCが健闘している状況です。欧州の販売伸び悩みが心配されます。




旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入り、V40もマイナーチェンジ後力強さを欠き、XC40投入で様子見姿勢が強まっています。販売終了した70シリーズの減少が大きく、モデル末期に入ってきたS60、V60の減少も大きくなってきています。

新型XC90が本格デリバリーが始まってから3年目に入り、前年比でマイナスになっているためS90、V90にうまく繋げて行く必要がありますが、V90のグローバル販売がやや伸び悩み気味の感があります。

米国、中国を狙いとしたXC90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大している様ですが、本国Sweden、欧州ではあまり戦略がうまく行っていないのではないかと懸念されます。また、米国もマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷、V90の立ち上がりを見ていると、直接プレミアムブランドと競合する欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません。

V40のマイナーチェンジを含めて、プレミアム化を狙った価格水準引き上げが販売台数の低迷に繋がってしまった様に感じられます。そのため、行き過ぎたプレミアム志向はやや見直しが図られている感じがあります。

今後は欧州での主力、量販車種となる次期60シリーズの先鋒として3月7日にGeneva Auto Showで発表され、販売が開始されているNew XC60の本格販売、9月発表の市場が拡大しているコンパクトSUV市場に投入するNEW XC40がどのように推移してくるのかが注目されます。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直しの動きを見せています。8月前年同月比+68.9%、9月同+81.6%、10月同+94.3%、11月同+99.4%、12月同+101.8%と急速な回復、拡大。

2017年に入っても1月10万2,653台(同+70.8%)、2月88,976台(同+167.0%)、3月86,952台(同+74.2%)、4月86,727台(同+94.5%)、5月76,546台(同+66.9%)、6月88,773台(同+90.6%)、7月91,104台(同+87.8%)、8月96,505台(同+79.9%)、9月10万8,872台(同+42.2%)、
10月12万5,118台(同+30.1%)と月販12万台規模まで拡大。伸び率はさすがに縮小してきていますが30%を維持しています。
Posted at 2017/11/25 13:31:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2017年11月23日 イイね!

2017年10月の輸入車新規登録台数は、海外メーカーが復調しVOLVOも好調(^_^;;

2017年10月の輸入車新規登録台数は、海外メーカーが復調しVOLVOも好調(^_^;;定例のJAIAねたです、バタバタしていてなかなか纏める余裕が無く遅くなりましたm(_ _)m

11月7日にJAIA(日本自動車輸入組合)が、2017年10月度の輸入車新規登録台数を発表しています。

2016年4月に輸入車市場が8ヶ月振りに前年同月比プラスに転換して以降は、比較的順調な回復が続いていましたが、徐々に頭打ち感が強まり、2017年2月は11ヶ月振りで前年同月比マイナス。

1年の中でも最もボリュームの大きい3月は、年度末のインセンティブ拡大に加えて、税制改訂によるエコカー減税縮小による駆け込み需要が加わったと見られ、前年同期比+6.2%と回復しましたが、2017年4月以降は国産登録車が比較的順調に回復を続けているのに反して、これまで好調であった輸入車の頭打ち低迷が目立っていました。

4月は1年で最もボリュームが小さい月ながら同+1.3%にスローダウン、5月は同▲1.4%と3ヶ月振りにマイナス6月は同+0.9%の小幅な増加7月はパイは小さいながら同▲7.2%と再び大きめのマイナス一進一退の動きが続いています。

ただ、8月は同+2.7%、9月も同+2.1%と持ち直しの兆しも出てきています。
そして、10月は不需要期でパイが小さな月ですが、同+1.1%の微増でした。
国内メーカーの逆輸入車が一服し、同▲29.5%と減少した影響が大きく、海外メーカーの輸入車は同+7.5%となり、同+1.4%と横ばい圏だった9月からは復調しています。

大手各社の状況

輸入車シェアトップのMBは横ばい
2016年4月以降は再び成長ペースを取り戻していましたが、2017年に入って再び頭打ちになっています。
1月同+1.0%、2月同+0.6%、3月同+0.5%、4月同+1.1%、5月同+1.8%、6月同+3.5%、7月同+0.7%、8月同+0.4%、9月同+2.0%。
10月も4,559台の同+0.4%の横バイに留まりました。
ディーゼル問題が発覚した割には落ち込まずに健闘していると言えますが。

第2位はBMWが5ヶ月連続でキープ
2016年4月以降同+10%前後の増加を続けていましたが、パイが大きい12月に同▲5.6%とマイナスとなり、2017年1月も同▲4.6%。ただ、2月以降は持ち直し同+5.1%、3月同+2.8%、4月同+2.9%、5月同+4.0%、6月同+5.6%、7月同+0.4%、8月同+12.2%、9月同▲0.3%。
10月はパイの比較的小さな月ですが、3,687台の同+9.7%と復調しています。

第3位はVWが5ヶ月連続で定着
ディーゼル問題で不振が続いていましたが、2017年に入ると小幅ながらも漸く回復基調に入り、1月に同+4.7%、2月同+2.2%、3月同+4.0%、4月同+2.7%。ただ、5月は同▲3.7%と小幅ながら再びマイナス。6月は同+2.2%と若干持ち直しも、7月は同▲16.1%と再び大幅なマイナス。8月は同+5.6%、9月同+7.2%と一進一退の動きが続いています。
10月はパイの小さな月で水準はまだ低いものの、3,446台の同+14.9%と2桁増となりBMWとの差も200台強に縮小しました。

第4位はAUDIが6ヶ月連続でキープ
VWよりも先にディーゼル問題の不振を脱し2016年10月以降は回復基調で、2017年に入っても1月同+7.6%、2月同+1.0%、3月同+2.5%と着実に回復が進んでいました。
ただ、4月以降は再び低迷。4月同▲18.0%、5月同▲13.1%、6月同▲8.6%、7月同▲3.2%、8月同+15.4%、9月同▲5.0%と低迷が続いています。
ただ、10月はパイは小さいものの1,975台の同+2.8%となり、Q2、A5の効果から底打ち回復の兆しが出てきています。

第5位は6ヶ月連続でMINI
2017年1月こそ同▲1.3%とマイナスになりましたが、その後は堅調な推移を続けています。
2月は同+10.2%、3月同+6.2%、4月同+11.4%、5月同+2.0%、6月同+3.7%、7月同+1.1%、8月同+8.3%、9月同▲0.4%。
9月はほぼ横ばいに留まりましたが、10月は1,724台の同+6.0%と引き続き堅調な推移が続いています。

第6位のVOLVOは復調し好調継続
2016年増減のバラツキが大きかったものの2017年に入ってからは再び順調な拡大が続いています。
2017年1月同+20.6%、2月同+4.9%、3月同+12.0%、4月同+25.8%、5月同+3.0%、6月同+3.8%、7月同+17.7%、8月同+18.6%、9月同+3.7%。
10月は比較的ボリュームが小さな月ながら、1,062台の同+25.7%と大幅な伸びとなりました。

7位以下の動向ですが、2017年10月は強弱マチマチでした。
7位はJeepで同+3.1%の702台と小幅増
8位はPeugeotで同+4.8%の572台と堅調
9位はPorsheで2同▲5.1%の451台と減少
10位はFIATで同+11.6%の404台と2桁増

輸入車はやや低迷気味ですが、逆に国産登録車が堅調な推移
2017年2月同+13.4%、3月同+13.8%の駆け込み需要後も、4月同+5.4%、5月同+6.1%、6月同+9.3%と好調な推移を続けています。
7月は同▲1.1%と停滞し、8月は再び同+4.7%、9月は同+0.4%、10月はパイが小さな月ながら、同▲4.7%とマイナスになってしまいました。トレンドに変化が出てきているのか注視されます。

不振を続けていた軽自動車も4月以降は急速に回復。
4月同+16.5%、5月同+25.3%、6月同+21.5%、7月同+11.3%、8月同+7.2%、9月同+10.8%と急速に回復しています。
10月は、やや減速も同+3.7%と堅調でした。

【マーケット動向】
2017年10月
外国メーカー車 20,902台(前年同月比+7.5%)
国内メーカー車   2,835台(同▲29.5%)
輸入車総計   23,737台(同+1.1%)

国産登録車   231,563台(同▲4.7%)
国内軽自動車  140,906台(同+3.7%)

           【輸入車シェアの推移】

(出所:JAIAデータより作成)
Posted at 2017/11/24 06:30:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ

プロフィール

「本日はJ-Jazz Duoのm.s.t. feat. 川口千里,渡邉瑠奈 @ 桜新町NEIGHBORです✨
NAOTO、寺地美穂参加した渋谷JZ BradのリリースLiveは行けなかったので代わりに😅」
何シテル?   06/11 18:33
ずっと日産車でしたが初めての輸入車になります。 よろしくお願いします。 車歴:ラングレー→スカイライン(R30)→スカイライン(R32)→プリメーラ(P12...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/11 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122 2324 25
2627282930  

リンク・クリップ

イベント:V40オーナーズクラブ東日本オフ会(ボルボ全車OK) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/04/13 06:54:57
埼スタオフ(^^) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/23 21:47:27
イベント:2021年『新年の賀詞交換オフ』 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/02 15:44:42

愛車一覧

ボルボ V40 ボルボ V40
事前予約していたにもかかわらず、契約から4ヵ月でようやく納車されました。
日産 ラングレー 日産 ラングレー
初めて乗った車 歳がばれる
日産 スカイライン 日産 スカイライン
初めて乗ったスカイライン
日産 スカイライン 日産 スカイライン
ノンターボでしたが、コンパクトで4輪マルチリンクで非常に良い車でした。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation