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2018年12月07日 イイね!

2018年11月の輸入車新規登録台数は、AUDI不振、BMW、MINI停滞で市場低迷もVOLVOはようやく登録増(^^;;

2018年11月の輸入車新規登録台数は、AUDI不振、BMW、MINI停滞で市場低迷もVOLVOはようやく登録増(^^;;バタバタして遅くなりましたが定例のJAIAねたですm(_ _)m

12月6日にJAIA(日本自動車輸入組合)が、2018年11月度の輸入車新規登録台数を発表しています。

2016年4月に輸入車市場が8ヶ月振りに前年同月比プラスに転換して以降は、比較的順調な回復が続いていましたが、徐々に頭打ち感が強まり2017年2月に11ヶ月振りで前年同月比マイナス
3月は駆け込み需要が加わったと見られ回復しましたが、2017年4月以降は、これまで好調であった海外メーカーの輸入車の頭打ち、一進一退の状況が続いています

2018年新年度に入って少し回復の動きが出て来ていましたが、ここに来て再び息切れ気味で、9月は同▲4.5%と19ヶ月振りのマイナスとなってしまいました。

10月は同+7.9%と2ヶ月振りのプラスとなりましたが、11月も比較的パイが小さな月ですが、2万9,495台の、同▲0.1%と小幅ながら再びマイナスとなりました。

このところの輸入車新規登録台数の増加は、HONDA CIVICの逆輸入増加による国内メーカーの輸入車の回復が輸入車全体の伸びに大きく効いており、海外メーカーの輸入車は、4月同+4.9%、5月同+11.6%。6月は同▲1.1%と3ヶ月振りにマイナスに
7月同+4.2%、8月同+2.4%と引き続き小幅増加に止まり、9月は同▲5.7%と3ヶ月振りにマイナス

10月は同+1.7%とプラスとなりましたがほぼ横ばいに留まり、11月は同▲2.2%と再びマイナスにとなっています。

             【輸入車の新規登録台数の推移】
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大手各社の状況

AUDI不振、MINI停滞もその他大手は比較的堅調

輸入車シェアトップのMBはようやく底打ち
好調だったMBは、2017年以降頭打ちが続いていました。
2018年1月同+2.5%、2月同+0.7%、3月同+0.9%、4月同+0.5%、5月同+0.8%、6月同▲7.1%、7月同▲8.0%、8月同▲1.6%、9月同▲17.3%、10月同+1.7%小幅ながら5ヶ月振りのプラス

11月も比較的ボリュームの小さなですが、5,451台の同+0.7%と小幅ながら2ヶ月連続のプラスとなりました。


第2位は3ヶ月振りにVWが返り咲き
ディーゼル問題で不振が続いていましたが、2017年に入ると漸く回復基調に入り、一進一退と不安定ながらも徐々に回復の動きも強まって来ています。
2018年1月は8ヶ月振りにBMWを抜いて2位に返り咲き、2月、3月、4月、5月も2位をキープ
登録台数は2018年に入り1月同▲10.8%、2月同▲5.5%、3月同▲4.7%と依然低迷
しかし、4月はパイが小さな月ながらも同+19.5%となり、5月も同+20.8%と2ヶ月連続で大幅回復
6月はボリューム月で同+1.9%の微増で輸入車ランキングも6ヶ月振りに3位転落も、7月は同+17.7%の2桁増でBMWまで70台差と肉薄。8月は3ヶ月振りの2位返り咲きで同+19.2%の2桁増
9月は3,165台の同▲6.3%とやや大きめの減少で2ヶ月振りの3位転落
10月は3,726台の同+8.1%とやや大きめの増加となりましたが、BMWと77台差で3位継続

そして11月は4,380台の同+3.4%と小幅な増加でしたが、3ヶ月振りにBMWを抜いて2位返り咲きとなりました。


第3位はBMWが3ヶ月振りに転落
2016年4月以降同+10%前後の増加を続けていましたが、12月に同▲5.6%、2017年1月同▲4.6%とマイナス2月以降は持ち直しも5%以下の伸びが主体とやや低迷
2018年1月はパイの小さな月ですが、12月のインセンティブ販売の反動が大きかったと見られ、同▲19.5%と大幅な減少となり、8ヶ月振りにVWに抜かれて3位に転落
2月同▲7.9%3月同▲6.5%、4月同▲9.0%、5月同+2.3%、6月同▲9.8%、7月同+4.6%、8月同▲12.9%と低迷が続き8月は3ヶ月振りに3位に転落。
9月は2位返り咲きも同▲3.2%と小幅マイナス
10月も同+3.1%と小幅増加ながら2位をキープ。

しかし、11月の新規登録台数は4,253台の同▲6.0%と減少し、3ヶ月振りにVWに抜き返されて3位に転落してしまいました。


第4位はMINIが2ヶ月連続でキープ
2017年1月こそ同▲1.3%とマイナスになりましたが、その後は堅調な推移を続けています。
2018年1月は同+0.0%の横ばい、2月同+1.7%で、3月同+3.2%、4月同+1.7%、5月同+18.9%と堅調。6月は同▲7.3%も7月は同+6.3%、8月同+4.8%、9月同+4.1%
の回復。

10月同▲3.8%と小幅マイナスも、順位は4位に上がりました。
11月は2,173台の同▲5.9%のマイナスと停滞も、順位は4位をキープしました。


第5位はAUDIが2ヶ月連続で販売も不振
VWよりも先にディーゼル問題の不振を脱し2016年10月以降は回復基調で、2017年に入っても着実に回復基調も一進一退の動きが続いています。
2018年に入っても1月同▲8.6%、2月同+5.8%。3月同+9.4%、4月同+1.9%、5月同+18.1%、6月同▲1.7%、7月同▲18.3%、8月同▲7.6%、9月同▲5.5%

10月は同▲24.8%の大幅減となり、順位も5位に転落。
11月も1,728台の同▲27.7%の大幅減が続き、順位も5位継続。


VOLVOは玉不足の影響あるも好調継続
2016年増減のバラツキが大きかったものの2017年に入ってからは再び順調な拡大が続きました。
2018年1月は同▲5.9%とマイナスも大手が軒並み大幅減となる中ではまずまず。2月は同+5.2%3月同▲0.6%、4月同+13.0%、5月同+32.6%、6月同+23.1%、7月同▲1.5%、8月同+6.3%、9月同+0.9%、10月同+15.5%

11月もややボリュームの小さな月ながら、1,645台の同+31.5%の大幅増となりました。

依然XC40のNew Modelの玉不足による登録遅れはあるものの、認定の遅れていたNew XC60のディーゼル車の登録が進んできた様で、加えて潤沢に在庫が供給されているV60の登録も始まっているものとも見られます。
ただNew XC60も先代比べてそれほど力強い販売という感じはせず、スマボで嵩上げされていた部分がいつ剥げ落ちてくるかも心配され、受注、登録台数拡大の割にあまり先行き楽観はできない感じがします。

7位以下の動向ですが、2018年11月も比較的好調でした。
7位はJeepが4ヶ月連続キープで、登録台数は同+24.2%の985台と好調持続
8位はPeugeotが4ヶ月連続で、登録台数は同+3.4%の784台と堅調
9位はRenaultが2ヶ月連続で、同+10.4%の586台と好調。
10位はPorcheが2ヶ月連続で、同▲15.5%の549台と停滞

輸入車は低迷からやや復調も再び失速、逆に国産登録車が再び回復へ
国産登録車は、2017年2月以降好調な推移を続けていましたが、10月以降は失速しマイナス成長。
2018年1月同▲5.7%、2月同▲4.9%、3月同▲4.9%と5ヶ月連続のマイナス。
4月はパイが小さな月でプラスになりましたが同+0.5%とほぼ横ばいで、5月は再び小幅ながらも同▲0.6%とマイナス、6月はボリューム月ながら同▲7.3%の大幅なマイナス
7月はボリュームが小さな月ながら同+1.2%の微増
8月もややボリュームが小さな月ながら同▲0.2%の微減と一進一退
9月はややボリュームが大きな月ながら同▲3.1%と低迷。
10月はボリュームの小さな月ながら同+13.0%の2桁増と回復。

そして、11月もボリュームが小さめな月ながら同+8.3%と回復継続

不振を続けていた軽自動車も2017年4月以降は急速に回復
4月同+16.5%、5月同+25.3%、6月同+21.5%、7月同+11.3%、8月同+7.2%、9月同+10.8%、10月同+3.7%、11月同+7.4%、12月同▲0.5%と急速に回復も12月は頭打ち。
2018年1月同+8.7%、2月同+2.6%、3月同▲0.7%と再び失速。
4月はパイの小さな月ながら同+7.8%と持ち直し5月は同+0.6%の微増、6月は再び同▲0.4%と小幅ながらマイナスと一進一退。
7月はボリュームは小さいものの同+7.1%、8月もややボリュームが小さな月ながら同+7.7%と順調な回復
9月もはややボリュームが大きな月ながら同+0.0%と横ばい
10月は国産登録車と同様に同+11.7%の2桁増と回復。

11月も同+9.2%と好調継続

【マーケット動向】
2018年11月
外国メーカー車 25,194台(前年同月比▲2.2%)
国内メーカー車     4,301台(同+15.0%)
輸入車総計   29,495台(同▲0.1%)

国産登録車   279,594台(同+8.3%)
国内軽自動車  162,349台(同+9.2%)

         輸入車新規登録台数の推移(国内メーカーの逆輸入車含む)
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(出所:JAIAデータより作成)
Posted at 2018/12/24 13:45:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2018年12月03日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2018年11月販売もXC40本格化で好調継続も、米中頭打ちで先行き不透明感も(^^;;

VOLVO CAR GROUPの2018年11月販売もXC40本格化で好調継続も、米中頭打ちで先行き不透明感も(^^;;現地時間12月4日にVolvo Car Groupの2018年11月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降グローバル販売は前年同月比マイナスが続いていました。XC90を中心に復活していた米国の回復一巡も大きく影響しまいました。

しかし、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、2017年1月に4ヶ月ぶりにグローバル販売が前年同月比プラスに転換して以降11ヶ月連続で回復
ボリューム月の2017年12月に一時的に前年同月比▲3.7%と12ヶ月振りに小幅マイナスも、2018年に入ってからは2桁増の順調な拡大を続けています。

1月前年同月比+24.4%、2月同+12.1%、3月同+10.3%、4月同+12.2%5月同+13.3%、6月同+17.9%、7月同+15.0%、8月同+14.5%、9月も同+12.9%、10月も同+11.8%

そして比較的ボリュームが小さいものの、11月も同+8.3%の5万6,034台となりました。alt



中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど調整気味でしたが、8月に底打ちし、9月、10月、11月と2桁で回復。パイの大きい12月は一時的に減速も、2017年に入ってからは20%以上での高成長が続きました。

ボリューム月の12月は一時的に同▲1.0%と20ヶ月振りのマイナスとなりましたが、2018年に入ってからは好調な伸びを続けています。

1月前年同月比同+38.0%、2月同+11.1%、3月同+17.6%、4月同+20.2%、5月同+8.2%、6月同+15.6%、7月同+9.2%、8月同+18.4%、9月同+14.4%、10月同+3.2%

ただ、ここに来てやや頭打ち傾向が見られます。11月はややボリュームの小さな月ですが、1万1,450台、同+1.7%の微増に留まってしまいました。

2016年3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、S60Lが好調で、新型XC60の生産も始まり販売も好調な様です。
ただ、中国市場全体が減税の縮小、景気減速や貿易戦争等の影響から前年比マイナスになって来ており、輸入車の一部にも調整の動きが出てきています。
Volvoは現地資本系列で現地生産も行っていることから、相対的には優位と見られますが、今度の動向が注視されます。
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長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し伸び率は減速10月には23ヶ月振りのマイナスとなり、11月、12月、2017年4月、5月を除き殆どマイナスが続きました。

ただ、2017年8月にプラスに転換し、再び底打ち回復が進んで来ています。ボリューム月の12月は同▲4.4%と5ヶ月振りに再びマイナスとなりましたが、こちらも2018年に入ると順調に回復しています。

1月前年同月比+60.5%、2月同+35.1%3月同+53.7%4月同+17.0%5月同+50.6%、6月同+35.1%、7月同+23.8%、8月同+12.2%、9月同+10.3%、10月同+4.6%

そして11月は、比較的ボリュームが小さい月ながら、8,181台の同+4.2%と2ヶ月連続で1桁増に留まりました。

XC90とXC60が販売の中心ですが、XC90の新車効果一巡による反動減が一服し、XC60の新旧切り替えから新型の貢献が本格化してきている様です。しかし、米国マーケット自体が頭打ちになってって来ている上、90シリーズの頭打ちに加えて、新型XC60の販売本格化がまだ十分ではないのではないかと見られます。S60の現地生産販売も開始されていますが、セダンの貢献度はまだそれほど大きくないと見られます。
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VOLVO CAR GROUPの開示変更により、2018年1月から低迷していた本国Sweden単独での開示が無くなってしまいました。
また欧州も従来は中東を含めたEMEAで集計されていましたが、1月からは集計範囲が狭まりEuropeでの集計となっています。

EMEAでも本国Sweden同様低迷気味でしたが、2018年1月のEuropeは、他の地域同様にボリュームは同+11.7%と2桁増を確保2月同+8.4%。しかし、3月同+0.9%の横ばい、4月同+3.1%の小幅増加、5月も同+1.7%の小幅増継続

しかし、6月は同+11.2%と半年振りの2桁増となり、7月も同+10.1%と2桁増をキープ
8月は最もボリュームの小さな月にもかかわらず同+4.9%と再び減速、9月は同+8.4%と若干持ち直し、10月は同+12.2%と2桁増を確保

そして11月もボリュームが小さい月ではありますが、27,797台の同+10.3%と2桁増を確保しました。

XC40の本格出荷が本格的に貢献してきている様ですが、カニバリやXC60の新旧モデルの切り替えがあまりスムーズに進んでいないと見られ、ホームテリトリーにもかかわらず力強さは欠いています。既存の40シリーズ、S,V60の減少、V90の伸び悩みも影響しているものと見られます。


【モデル別販売動向】

モデル別の販売で、V40については発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナスが続いていました。
マイナーチェンジモデルの販売が本格化し2017年2月以降はようやく安定した推移となりましたがXC40の発売が近づき6月以降は再びマイナス

2018年1月からXC40の販売が開始され、New Modelで代替モデルが無く、純増になっていることから本格的な貢献が始まっています。

2018年1月の40シリーズ全体の販売台数はボリュームが小さい月で、前年同月比では+13.2%と8ヶ月振りのプラス2月同前+20.0%を確保3月同+25.0%を確保4月同+59.3%、5月同+40.3%、6月同+43.7%、7月同+110.0%、8月同+114.1%、9月同+102.1%、10月同+105.0%の大幅増。

そして、11月も比較的ボリュームが小さな月ですが、1万4,630台、同+68.0%と大幅増のペースを維持しました。従来の40シリーズモデルはマイナスが続いていますが、XC40が本格的に貢献してきています。
XC40の販売台数は7月に初めて従来の40シリーズ合計を凌ぎましたが、11月は8,993台で、従来の40シリーズ合計の4,277台の2倍近い水準になっています。

XC40の販売は1月395台、2月1,580台、3月4,261台、4月5,554台、5月5,413台、6月6,538台、7月9,005台。8月6,540台、9月8,598台、10月9,568台まで伸ばしてきています
11月は若干ピークアウトも8,993台と高水準を維持しています。
今後XC40がどこまで拡大し、旧世代となる既存の40シリーズがどの程度維持できるかが注視されます。
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これまでモデル末期でも最量販車種の座を維持してきたXC60ですが、New XC60の出荷が本格化し、10月以降販売減少が強まり、2018年1月782台(前年同月比▲93.1%)、2月384台(同▲99.6%)、3月377台(同▲98.0%)、4月213台(同▲96.9%)、5月171台(同▲98.9%)、6月70台(同▲99.6%)、7月34台(同▲99.8%)、8月22台(同▲99.8%)、9月18台(同▲99.9%)、10月24台(同▲99.7%)、11月8台(同▲99.9%)と大幅な減販となってしまいました。

2017年3月7日にGeneva Auto ShowでNew XC60が発表になり、8月以降販売が本格化して来ています。
新型XC60の販売台数は、11月は販売開始19ヶ月目で18,275台となっており旧型に代わって2017年11月からXC90も抜いて最量販車種となりました。またV60の販売も開始され6ヶ月目で3,993台となっています。

モデル末期まで売れ続けたXC60の旧モデルの減少は大きいものの、ようやく生産体制も整い旧型のピークに迫る水準にまで販売が上がってきました
60シリーズ全体では25,297台で同+4.1%と増加に転じて来ました。
ただ欧州の主力車種のNew V60の出足が鈍いのも気掛かりです。alt



新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月はついに前年同月比で前年割れとなり、8月までマイナスが続きました。ただ、初期需要の反動減が一巡し、2017年9月以降は再びプラスに転じてきています。
2018年1月も同+4.0%2月同+32.1%、3月同+25.1%、4月同+13.1%、5月同+20.0%、6月同+18.9%、7月同+9.3%、8月同+20.4%、9月同+5.6%と回復、10月は▲2.3%と14ヶ月振りのマイナス
11月も7,534台で同▲10.5%の2桁減とマイナス幅が拡大してきており、マイナーチェンジ等のテコ入れが必要になってきているとも見られ、今後の動向が注視されます。

S90、V90の動向ですが、2018年11月はS90が4,223台(前年同月比▲28.1%)、V90は2,386台(同▲7.7%)、更にV90CCは1,902台(同+2.8%)。
S90は中国生産集中で中国での販売が好調な様ですが全体としては需要一巡。欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆にニッチモデルのV90CCが健闘してします。

以上の結果、9月は90シリーズ全体では16,045台で同▲14.3%となり、シリーズ全体で販売が一巡し減速しつつあります
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旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入り、V40もマイナーチェンジ後力強さを欠き、XC40投入で様子見姿勢が強まっていました。

新型XC90がデリバリーが始まってから4年目に入りようやく初期出荷の反動減から再拡大をして来ましたがそれも一巡S90の中国需要も一服欧州で主力になるべきV90のグローバル販売が伸び悩み、シリーズ全体でも伸びが一巡しつつあります。

米国、中国を狙いとしたXC90、S90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大して来ましたが、本国Sweden、欧州ではV90の販売が停滞気味と見られ、戦略がうまく行っていないのではないかと懸念されます。また、これまで需要を牽引してきた米国、中国のマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷、V90の立ち上がりを見ていると、欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません。New V60の販売も開始されましたが、V90同様に立ち上がりあまり力強さは感じられません。

今後は欧州での主力、量販車種となる新型60シリーズの先鋒として販売が開始されているNew XC60の生産・販売販売拡大、1月から販売が開始され市場が拡大しているコンパクトSUV市場に投入されたNEW XC40がどのように推移してくるのかが注目されます。

相次ぎCar of the Yearを受賞し、好調好調ともてはやされていますが、足元では90シリーズの成長一巡、XC60の新型への切り替え遅れとXC40とのバッティング、SUVモデル以外の低迷等が表面化しつつあります。
販売台数の増加は新規に追加されたXC40の純増にすべて掛かっている状況に陥って来ています。米国、中国の自動車販売全体の頭打ちもあり、Volvoも先行き決して楽観できる状況にはありません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直し。8月以降は急速な回復、拡大。

2018年に入っても1月同+51.1%。2月23.9%、3月同+39.1%、4月同+48.5%、5月同+60.8%、6月同+44.7%、7月同+32.0%、8月+30.1%、9月同+14.3%、10月同+3.1%
直近11月は14万1,661台(同+0.3%)の横ばいとなり、市場の低迷の影響が出てきているのか伸び率が急減速してきています。
Posted at 2018/12/24 16:49:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ

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「本日はJ-Jazz Duoのm.s.t. feat. 川口千里,渡邉瑠奈 @ 桜新町NEIGHBORです✨
NAOTO、寺地美穂参加した渋谷JZ BradのリリースLiveは行けなかったので代わりに😅」
何シテル?   06/11 18:33
ずっと日産車でしたが初めての輸入車になります。 よろしくお願いします。 車歴:ラングレー→スカイライン(R30)→スカイライン(R32)→プリメーラ(P12...
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