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progre-fanのブログ一覧

2018年09月08日 イイね!

2018年8月の輸入車新規登録台数は、VW回復もMB、BMW、AUDI不振、VOLVOは堅調(^^;;

2018年8月の輸入車新規登録台数は、VW回復もMB、BMW、AUDI不振、VOLVOは堅調(^^;;定例のJAIAねたですm(_ _)m

9月6日にJAIA(日本自動車輸入組合)が、2018年8月度の輸入車新規登録台数を発表しています。

2016年4月に輸入車市場が8ヶ月振りに前年同月比プラスに転換して以降は、比較的順調な回復が続いていましたが、徐々に頭打ち感が強まり2017年2月に11ヶ月振りで前年同月比マイナス

1年の中でも最もボリュームの大きい3月は、年度末のインセンティブ拡大に加えて、税制改訂によるエコカー減税縮小による駆け込み需要が加わったと見られ、前年同期比+6.2%と回復しましたが、2017年4月以降は、これまで好調であった海外メーカーの輸入車の頭打ち、一進一退の状況が続いています

2018年新年度に入って少し回復の動きが出て来ていましたが、再び息切れ気味です。4月は、1年の中でも最もパイの小さな月ですが、輸入車新規登録台数は前年同期比+14.3%の2桁増と回復し、5月も同+17.4%。
6月はボリューム月でもあり同+3.8%の微増に止まり、7月はパイが小さな月で同+10.1%とギリギリ2桁増を確保しました。

そして、8月もパイが比較的小さな月ですが、2万5,291台の、同+4.7%に留まりました。

このところの輸入車新規登録台数の増加は、HONDA CIVICの逆輸入増加による国内メーカーの輸入車の回復が輸入車全体の伸びに大きく効いており、海外メーカーの輸入車は、4月同+4.9%、5月同+11.6%。6月は同▲1.1%と3ヶ月振りにマイナスになってしまいました。
7月同+4.2%、8月同+2.4%と引き続き小幅増加に止まっています。

             【輸入車の新規登録台数の推移】
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大手各社の状況

VW回復もMB、BMW、AUDIなど大手が軒並み低迷

輸入車シェアトップのMBは横ばい圏
好調だったMBは、2017年以降頭打ちが続いています。
2018年1月同+2.5%、2月同+0.7%、3月同+0.9%、4月同+0.5%、5月同+0.8%、6月同▲7.1%、7月同▲8.0%
8月も比較的ボリュームの小さなですが、4,744台の同▲1.6%と3ヶ月連続のマイナスとなってしまいました。

第2位は3ヶ月振りにVWが巻き返し
ディーゼル問題で不振が続いていましたが、2017年に入ると漸く回復基調に入り、一進一退と不安定ながらも徐々に回復の動きも強まって来ています。
2018年1月は8ヶ月振りにBMWを抜いて2位に返り咲き、2月、3月、4月、5月も2位をキープ
登録台数は2018年に入り1月同▲10.8%、2月同▲5.5%、3月同▲4.7%と依然低迷
しかし、4月はパイが小さな月ながらも同+19.5%となり、5月も同+20.8%と2ヶ月連続で大幅回復
6月はボリューム月で同+1.9%の微増で輸入車ランキングも6ヶ月振りに3位転落7月は同+17.7%の2桁増でBMWまで70台差と肉薄。
そして8月は3ヶ月振りの2位返り咲きで、3,660台の同+19.2%の2桁増と回復を示しました

第3位はBMWが3ヶ月振りの転落
2016年4月以降同+10%前後の増加を続けていましたが、12月に同▲5.6%、2017年1月同▲4.6%とマイナス2月以降は持ち直しも5%以下の伸びが主体とやや低迷
2018年1月はパイの小さな月ですが、12月のインセンティブ販売の反動が大きかったと見られ、同▲19.5%と大幅な減少となり、8ヶ月振りにVWに抜かれて3位に転落2月同▲7.9%3月同▲6.5%、4月同▲9.0%、5月同+2.3%、6月同▲9.8%、7月同+4.6%と低迷が続きました。
8月は、3ヶ月振りに3位に転落し、新規登録台数は3,296台の▲12.9%と不振でした。

第4位はAUDIが2ヶ月振りに復帰
VWよりも先にディーゼル問題の不振を脱し2016年10月以降は回復基調で、2017年に入っても着実に回復基調も一進一退の動きが続いています。
2018年に入っても1月同▲8.6%、2月同+5.8%。3月同+9.4%、4月同+1.9%、5月同+18.1%、6月同▲1.7%、7月同▲18.3%
8月は2,096台の同▲7.6%の幅減も2ヶ月振りの4位復帰となりました。

第5位はMINIが2ヶ月振りに転落
2017年1月こそ同▲1.3%とマイナスになりましたが、その後は堅調な推移を続けています。
2018年1月は同+0.0%の横ばい、2月同+1.7%で、3月同+3.2%、4月同+1.7%、5月同+18.9%と堅調。6月は同▲7.3%も7月は同+6.3%
の回復。
そして8月も1,774台の同+4.8%と順調ながら、順位は5位に転落してしまいました。


VOLVOは一時的な失速から復調
2016年増減のバラツキが大きかったものの2017年に入ってからは再び順調な拡大が続きました。
2018年1月は同▲5.9%とマイナスも大手が軒並み大幅減となる中ではまずまず。2月は同+5.2%3月同▲0.6%、4月同+13.0%、5月同+32.6%、6月同+23.1%、7月同▲1.5%

8月はややボリューム小さな月ながら、1,297台の同+6.3%と小幅ながらプラスとなりました。
認定の遅れていたNew XC60のディーゼル車の登録が進んできた様でしたが、依然XC40のNew Modelの玉不足による登録遅れが響いているのでしょうか。

7位以下の動向ですが、2018年8月も比較的好調でした。
7位はJeepがPeugeotを抜いて2ヶ月振りの返り咲きで、登録台数は同+14.4%の820台と好調持続
8位はPeugeotが2ヶ月振り転落も、登録台数は同+ 19.4%の567台と好調
9位はPorcheがFIATを抜いて2ヶ月振りに返り咲き、同+42.6%の482台。
10位はRenaultが1ランクダウンで同▲7.7%の590台。

輸入車は低迷からやや復調、逆に国産登録車がやや失速
国産登録車は、2017年2月以降好調な推移を続けていましたが、10月以降は失速しマイナス成長が続いています。2018年1月同▲5.7%、2月同▲4.9%、3月同▲4.9%と5ヶ月連続のマイナス。
4月はパイが小さな月でプラスになりましたが同+0.5%とほぼ横ばいで、5月は再び小幅ながらも同▲0.6%とマイナス、6月はボリューム月ながら同▲7.3%の大幅なマイナス
7月はボリュームが小さな月ながら同+1.2%の微増でした。
そして8月もややボリュームが小さな月ながら同▲0.2%の微減でした。

不振を続けていた軽自動車も2017年4月以降は急速に回復
4月同+16.5%、5月同+25.3%、6月同+21.5%、7月同+11.3%、8月同+7.2%、9月同+10.8%、10月同+3.7%、11月同+7.4%、12月同▲0.5%と急速に回復も12月は頭打ち。
2018年1月同+8.7%、2月同+2.6%、3月同▲0.7%と再び失速。
4月はパイの小さな月ながら同+7.8%と持ち直し5月は同+0.6%の微増、6月は再び同▲0.4%と小幅ながらマイナスと一進一退。
7月はボリュームは小さいものの、同+7.1%と順調な回復となりました。
そして8月もややボリュームが小さな月ながら同+7.7%と順調な回復が続きました

【マーケット動向】
2018年8月
外国メーカー車 21,371台(前年同月比+2.4%)
国内メーカー車     3,920台(同+19.6%)
輸入車総計   25,291台(同+4.7%)

国産登録車   233,358台(同▲0.2%)
国内軽自動車  130,858台(同+7.7%)

         輸入車新規登録台数の推移(国内メーカーの逆輸入車含む)
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(出所:JAIAデータより作成)
Posted at 2018/09/10 00:48:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2018年09月07日 イイね!

ラグジュアリー・ブランド・セグメントのサービス満足度でVOLVOが最下位継続(~ ~;;

ラグジュアリー・ブランド・セグメントのサービス満足度でVOLVOが最下位継続(~ ~;;またまた、J.D.Powerネタですm(_ _)m

2018/8/31にJ.D.パワー・ジャパンが「2018年日本自動車サービズ満足度調査」を発表しました。

ラグジュリー・ブランドでセールス満足度同様にレクサスが12年連続で第1位になったとの事です。

サンプル数の関係でラグジュアリー・ブランドの評価対象は5社だけですが、VOLVOは2017年に続きブッチギリで最下位の5位継続でした(~ ~;;

2位はMB、3位BMW、4位AUDIでいずれも昨年と変わらず。

データが見つかった2012〜2016年までで、2015年に1度BMWを抜いて4位に上がったのを除いて、VOLVOは常にラグジュリー・ブランドで最下位5位でした。

サービズ満足度を構成するファクターは、サービス納車21%、セールス担当者21%、サービスクオリティ21%、店舗施設19%、入庫時対応18%で、FBで一部詳細データが見られましたが、VOLVOはいずれの項目でも低評価でした。

新車購入後15~50ヶ月が経過した顧客を対象に、メーカー系正規販売店で直近1年間に点検や修理などのアフターサービスを利用した際の販売店対応に対する顧客満足度を測定する調査で、2018年5月から6月にかけてWEB調査を実施し、9,161人からの回答を集計したとの事です。

VOLVOオーナーの方々は薄々感じておられる方が多いと思われますが、悲しい結果ですね。
プレミアムブランドを志向するのも良いですが、価格を釣り上げて高く売るために店舗の見栄えを改装しても、サービスの中身がついていかなければ元も子もありません。

割高な部品代、工賃、整備品質等改善に努めてほしいものです。評価対象外で、下には下があるのでしょうが、評価対象でVOLVOが常にブッチギリで最下位の状態は何とか改善してもらいたいものです(>_<)

ちなみに量産ブランドでは1位がVW、2位がMINIで、どちらもほぼVOLVOと同水準の点数でした。

続いて国産勢ではNISSAN、TOYOTA、HONDA、DAIHATSU、MAZDA、SUZUKI、SUBARU、MITSUBISHIの順。HONDA以降が平均以下。

VWが前年の2位から1位になり、逆にMITSUBISHIが7位から10位に転落した点が目立っています。
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Posted at 2018/09/08 15:03:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | 日記
2018年09月05日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2018年8月の販売台数もXC40の販売本格化で好調継続(^^;;

VOLVO CAR GROUPの2018年8月の販売台数もXC40の販売本格化で好調継続(^^;;現地時間9月4日にVolvo Car Groupの2018年8月のグローバル販売の状況が発表<されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降グローバル販売は前年同月比マイナスが続いていました。XC90を中心に復活していた米国の回復一巡も大きく影響しまいました。

しかし、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、2017年1月に4ヶ月ぶりにグローバル販売が前年同月比プラスに転換して以降11ヶ月連続で回復

ボリューム月の2017年12月にXC60の新旧モデル切り換えの端境期で一時的にグローバル販売台数が前年同月比▲3.7%と12ヶ月振りのマイナスになりましたが、2018年に入ってからは順調な拡大が続いています。

1月前年同月比+24.4%、2月同+12.1%、3月同+10.3%、4月同+12.2%5月同+13.3%、6月同+17.9%、7月同+15.0%

そしてボリュームは小さいものの8月も同+14.5%の4万3,36台と2桁増を維持しました。alt


中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど調整気味でしたが、8月に底打ちし、9月、10月、11月と2桁で回復。パイの大きい12月は一時的に減速も、2017年に入ってからは20%以上での高成長が続きました。

ボリューム月の12月は一時的に同▲1.0%と20ヶ月振りのマイナスとなりましたが、2018年に入ってからは好調な伸びを続けています。

1月前年同月比同+38.0%、2月同+11.1%、3月同+17.6%、4月同+20.2%、5月同+8.2%、6月同+15.6%、7月同+9.2%

そして、8月はややボリュームの小さい月ですが、1万1,386台、同+18.4%再び2桁増を確保しています。

2016年3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、S60Lが好調で、新型XC60の生産も始まり販売も好調な様です。
ただ、中国市場全体が頭打ちの傾向を示し始めており、輸入車の一部に調整の動きも出てきているため、今度の動向が注視されます。
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長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、ただ、2016年に入ると新車効果が一巡し伸び率は減速10月には23ヶ月振りのマイナスとなり、11月、12月、2017年4月、5月を除き殆どマイナスが続きました。

ただ、2017年8月にプラスに転換し、再び底打ち回復が進んで来ています。ボリューム月の12月は同▲4.4%と5ヶ月振りに再びマイナスとなりましたが、こちらも2018年に入ると順調に回復しています。

1月前年同月比+60.5%、2月同+35.1%3月同+53.7%4月同+17.0%5月同+50.6%、6月同+35.1%、7月同+23.8%

そして8月はややボリュームが小さい月ながら、8,970台の同+12.2%となりました。

XC90とXC60が販売の中心ですが、XC90の新車効果一巡による反動減が一服し、XC60の新旧切り替えから新型の貢献が本格化してきている様です。米国マーケット自体は頭打ちになってっていますが、Volvo車の販売は新型XC60の販売本格化による底打ち回復が期待され、S60の現地生産販売も開始されています。
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VOLVO CAR GROUPの開示変更により、2018年1月から低迷していた本国Sweden単独での開示が無くなってしまいました。
また欧州も従来は中東を含めたEMEAで集計されていましたが、1月からは集計範囲が狭まりEuropeでの集計となっています。

EMEAでも本国Sweden同様低迷気味でしたが、2018年1月のEuropeは、他の地域同様にボリュームは同+11.7%と2桁増を確保2月同+8.4%。しかし、3月同+0.9%の横ばい、4月同+3.1%の小幅増加、5月も同+1.7%の小幅増継続

しかし、6月はボリューム月ですが、同+11.2%と半年振りの2桁増となり、7月もはボリュームが小さい月ですが同+10.1%と2桁増をキープ

そして8月もはボリュームが小さい月ですが、14,923台の同+4.9%と再び減速してしまいました
XC40の本格出荷が本格的に貢献してきている様ですが、カニバリやXC60の新旧モデルの切り替えがあまりスムーズに進んでおらず、既存の40シリーズ、S,V60の減少、V90の伸び悩みが影響しているものと見られます。

【モデル別販売動向】

モデル別の販売で、V40については発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナスが続いていました。
マイナーチェンジモデルの販売が本格化してきたのか、2017年2月以降はようやく安定した推移となりましたがXC40の発売が近づきつつある事が影響したのか、6月以降は再びマイナスに転じてしまいました。

2018年1月からXC40の販売が開始され、New Modelで純増になっていることから貢献が始まっています。2018年1月の40シリーズ全体の販売台数はボリュームが小さい月で、前年同月比では+13.2%と8ヶ月振りのプラス2月同前+20.0%を確保3月同+25.0%を確保4月同+59.3%、5月同+40.3%、6月同+43.7%、7月同+110.0%の大幅増。

そして、8月は1万560台で、同+114.1%の大幅増となりました。従来の40シリーズモデルは2桁減が続いていますが、XC40が本格的に貢献してきています。
XC40の販売台数は7月に初めて従来の40シリーズ合計を凌ぎましたが、8月も6,540台となり、従来の40シリーズ合計の4,020台を上回っています。

XC40の販売は1月395台、2月1,580台、3月4,261台、4月5,554台、5月5,413台、6月6,538台、7月9,005台と急速に成長してきていますが、8月はボリュームが小さい月のため6,540台に留まっています
今後XC40が、旧世代となる既存の40シリーズがどの程度維持できるかが注視されます。
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これまでモデル末期でも最量販車種の座を維持してきたXC60ですが、New XC60の出荷が本格化し、10月以降販売減少が強まり、2018年1月は782台(前年同月比▲93.1%)、2月は384台(同▲99.6%)、3月377台(同▲98.0%)、4月213台(同▲96.9%)、5月171台(同▲98.9%)、6月70台(同▲99.6%)、7月34台(同▲99.8%)、8月22台(同▲99.8%)と大幅な減販となってしまいました。

2017年3月7日にGeneva Auto ShowでNew XC60が発表になり、8月以降販売が本格化して来ています。
新型XC60の販売台数は、8月は販売開始16ヶ月目で13,364台となっており旧型に代わって11月からXC90も抜いて最量販車種となりました。またV60の販売も開始され3ヶ月目で877台となっています。

その他中国生産のS60Lが引き続き好調ではあるものの、モデル末期まで売れ続けたXC60の旧モデルの減少は大きく、生産体制の問題もあるかもしれませんが、まだ新型で旧型の減少を完全には補いきれていません。
60シリーズ全体では18,879台で同▲7.7%に留まってしまっています。一部XC40とのバッティングも出ているのではないかと見られます。またV60の出足が鈍いのも気掛かりです。alt


新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月はついに前年同月比で前年割れとなり、8月までマイナスが続きました。ただ、ようやく初期需要の反動減が一巡し、9月以降は再びプラスに転じてきています。
2018年1月も同+4.0%となり、2月は同+32.1%、3月同+25.1%、4月同+13.1%、5月同+20.0%、6月同+18.9%、同+9.3%と回復。
8月は7,134台で同+20.4%と着実に回復しつつあり今後の動向が注視されます。

S90、V90の動向ですが、2018年8月はS90が販売28か月目で4,100台V90は販売開始26か月目で1,313台、更にV90CCは発売20か月で1,375台
S90は中国生産集中で中国での販売が好調な様です。しかし、欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆にニッチモデルのV90CCが健闘し、ついに本家V90を抜いてしまいました。
以上の結果、8月は90シリーズ全体では13,922台で同+11.6%となり、シリーズ全体でやや伸びが一巡し減速しつつあります
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旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入り、V40もマイナーチェンジ後力強さを欠き、XC40投入で様子見姿勢が強まっていました。

新型XC90がデリバリーが始まってから4年目に入りようやく初期出荷の反動減から再拡大を初めて来ており、S90も中国販売が好調で順調に拡大してきています。ただ、欧州で主力になるべきV90のグローバル販売がやや伸び悩み、シリーズ全体でも伸びが一巡しつつあります。

米国、中国を狙いとしたXC90、S90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大している様ですが、本国Sweden、欧州ではV90の販売が停滞気味と見られ、戦略がうまく行っていないのではないかと懸念されます。また、米国もマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷、V90の立ち上がりを見ていると、欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません。New V60の販売も開始されましたが、V90同様に立ち上がりあまり力強さは感じられません。

今後は欧州での主力、量販車種となる次期60シリーズの先鋒として販売が開始されているNew XC60の生産・販売販売拡大、1月から販売が開始され市場が拡大しているコンパクトSUV市場に投入されたNEW XC40がどのように推移してくるのかが注目されます。

相次ぎCar of the Yearを受賞し、好調好調ともてはやされていますが、足元では90シリーズの成長一巡、XC60の新型への切り替え遅れとXC40とのバッティング、SUVモデル以外の低迷等が表面化しつつあります。販売台数の増加が新規に追加されたXC40の純増にすべて掛かっている状況に陥って来ています。米国、中国の自動車販売全体の頭打ちもあり、Volvoも先行き決して楽観できる状況にはありません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直し。8月以降は急速な回復、拡大。

2018年に入っても1月同+51.1%。2月23.9%、3月同+39.1%、4月同+48.5%、5月同+60.8%、6月同+44.7%、7月同+32.0%。
直近7月は12万5,522台(同+30.1%)となりました。
Posted at 2018/09/09 23:38:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2018年08月30日 イイね!

六本木C✴︎LAPSまでPiano Trio Trussonicのレコ発ライブを観に行ってきました(^^;;

六本木C✴︎LAPSまでPiano Trio Trussonicのレコ発ライブを観に行ってきました(^^;;またまた音楽ねた、Liveレポートで、マニアックなJ-JAZZですm(_ _)m

六本木C✴︎LAPSというライブ・レストランまで、Japanese Progressive Jazz RockのTrussonic〜Towa Kitagawa Trio〜の3rd Album「Mind Universe」のレコ発ライブに行ってきました(^^;;

Trussonicは、2018年1月31日に、Japanese Progressive RockグループTaikaを観にジャパニーズ・プログレの聖地であるライブハウスSilver Elephantに行った時のJointグループでした。

Pinanistの北川とわを中心に2015年に結成されたProgressive Jazz Rock Piano Trioで、2016年3月に1stアルバム「Into a Mirage」リリース2017年3月には2nd mini album「Awake」をリリース。そして、2018年8月8日に3rd Album「Mind Universe」をリリースしました。

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北川とわ以外のメンバーは流動的でしたが、Drumsの岩瀬立飛は2nd Albumから参加Bassは2nd AlbumまでISSEI NORO INSPIRITSなどに参加している箭島裕治でしたが、新たにPRISMなどに参加している岡田次郎が加わっています。そして3rd Albumから新しいDrummerとして橋本学が加わりました。

前回Silver Elephantで観た際に、3rd AlbumレコーディングのCloud Fundingを行うというので最低料金のCD先行購入のみですが参加してみました。
8月8日の一般発売よりもかなり早く、7月中旬にサイン入りのAlbumを先行入手する事ができました。プログレ畑のViolinist壷井彰久が全面的にFeatureされている事から、従来のAlbum以上にプログレ寄りでかなり良い出来のAlbumでした。

そしてレコ発ライブの予定の中で、8月29日(水)の六本木C✴︎LAPSでは、レコーディングに参加したViolinist壷井彰久が参加する上、DrummerがTrussonicの正式メンバーとなった橋本学に加えて、2nd Albumから参加してる岩瀬立飛も半分のレコーディングを担当。レコーディングのフルメンバーが一度に会する他にない機会になるとの事がわかり予約を入れました。

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六本木C✴︎LAPSは初めて来たライブ・レストランですが、昔懐かし六本木Pitt-Innがあった場所の近くでした。キャパは70人ぐらいのJazz Clubという感じで、ちょっと場違いという感じでした。

客の入りは当日券の販売もありましたが、概ね埋まって9割程度という感じ。
場所柄かJAZZ系アーチストだからか、客層の年齢はかなり高くて、平均で60歳前後という感じでした。ごく数人若い人も紛れ込んでいました。老年夫婦で来られている方も多く、女性は3割強という感じでした。

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開場18:30、開演19:30
演奏は1st Stage、2nd Stage、Encoreを含めて110分程でした。

Setlistは、Mind Universeの全10曲中8曲に加えて1st Albumから2曲未収録曲1曲の全11曲でした。
演奏終了後にSetlistを張り出しておいてくれてありがたい配慮でした。

メインの北川とわの楽曲、演奏が優れているのは当然ですが、前回はElectric Pianoでしたが、さすがに今回はGrand Pianoで、音の質感が違いました。

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また前回同様、特に目立っていたのは岡田次郎の5弦Bassで、フィンガリングで物凄い早弾きなのに、実に柔らかく滑らかに歌う様な演奏で、テクニカルなBass演奏に唸らせました

そして岩瀬立飛のDrumsが、Stage Sideに橋本学と向かい合うような形で配置されており。客席を背にして演奏しており、観客からブラシ、ハンド、スティックの先端、サイド、バックの活用、Drums、ハイハットの叩く位置での音色変化等、数々の物凄い、Latin Percussionを兼ねた様な数々のテクニックの手捌きが非常に良く見えました。そしてFusion系の手数の多い橋本学とのDuble Drumsの、テクニカルかつ迫力ある演奏を堪能できました。

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加えて、KBB、Era等のプログレ系グループに所属するViolinistの壷井彰久が、比較的シンプルなPiano Trioの音に厚みと情景を重ねて素晴らしい音場を作り上げていました。
Jean-Luc PontyなどViolin Jazz、Rockは非常に好みなのですが、なかなかライブで観られる機会が無く、これまで生で観たことがあるのはEddie Jobsonぐらいでしたので、ジャパニーズプログレ屈指の壷井彰久を生で観るのを非常に楽しみにしていましたが、行った甲斐がありました

Trussonicの3rd Album「Mind Universe」自体が従来のJazz RockからよりProgressive Rock寄りに厚みを増した素晴らしい出来のAlbumでしたが、それを5人のレコーディング時のフルメンバー参加の貴重な機会のライブで観ることができて大満足でした。

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【Member】
《Trussonic〜towa kitagawa trio〜》
Piano:北川とわ
Bass:岡田治郎
Drums,Wind chime:岩瀬立飛
Drums:橋本学
《Guest》Violin:壷井彰久

【Setlist】
1st Stage
01.Mirage「Into a Mirage」2016年 - Double Drums、壷井彰久
02.kaleidoscope「Mind Universe」2018年 - 岩瀬立飛、壷井彰久
03.Dream divination「Mind Universe」2018年 - 岩瀬立飛、壷井彰久
04.Starlit「Mind Universe」2018年 - 橋本学
05.Airglow「Mind Universe」2018年 - Double Drums、壷井彰久

2nd Stage
06.Forest in the Dark(未収録) - 橋本学
07.Teleport「Into a Mirage」2016年 - 橋本学、壷井彰久
08.Fantasy「Mind Universe」2018年 - 橋本学、壷井彰久
09.Double passage「Mind Universe」2018年- 橋本学、壷井彰久
10.Universe「Mind Universe」2018年 - Double Drums、壷井彰久

Encore
11.Summer and winter(Bonus Track)「Mind Universe」2018年 - Double Drums、壷井彰久
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【Member】
《Trussonic〜towa kitagawa trio〜》
Piano:北川とわ
Bass:岡田治郎
Drums,Wind chime:岩瀬立飛
Drums:橋本学
《Guest》Violin:壷井彰久

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【【全曲視聴】Mind Universe/ Trussonic〜towa kitagawa trio〜】


【PV【Mind Universe 】 Trussonic 〜towa kitagawa trio〜】


【Live 2nd set digest / Trussonic 〜towa kitagawa trio〜】


【♪Salt River /Trussonic 〜towa kitagawa trio〜】
Posted at 2018/09/01 19:56:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ
2018年08月25日 イイね!

VOLVO車の初期品質がNew Model切り替えによる凋落からやや持ち直し(^^;;

VOLVO車の初期品質がNew Model切り替えによる凋落からやや持ち直し(^^;;続けてJ.D. Powerねたですm(_ _)m

2018/8/22にJ.D.パワー・ジャパンが「2018年日本自動車初期品質調査」を発表しています。

こちらはVOLVOがかなりひどい結果ですが、最悪の状態からは脱出と言うところでしょうか(~ ~;;

初期トラブルが最も少ないのはDAIHATSUで、次いでHONDA、MB、TOYOTA、LEXUS、NISSANと続き、ここまでが業界平均よりもトラブルが少ないメーカーです。

MBが昨年のブービーメーカーの13位から3位に大躍進しています。

そしてVOLVOは、情けないことに下から3番目の13位ですが、昨年はブッチギリでの最下位の15位でしたので、最悪の状況からは脱出と言ったところでしょうか(~ ~;;

VOLVOは元々深刻なトラブルは少ないものの、細かな不具合が多いとの話を聞いており、この手の調査では下位の常連の様でした。

2013年サンプル不足で対象外、2014年15位最下位、2015年13位、2016年輸入車トップの7位にまで大躍進したのに、2017年には再び最下位15位に転落でした(T_T)

XC90の初期トラブルの影響でしょうか。とするとXC60の初期トラブルで、また2019年もVOLVOにとっては厳しい順位となるのでしょうか?
深刻なものは少ないとしても、もう少し初期トラブルを減らして欲しいですね。

しかし、人気のAUDIもVOLVO以上に初期トラブルが多いとの話があり、こちらも最下位争いの常連なんですよね。2018年は最下位でした。

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この調査は、新車購入後2~9ヶ月経過したユーザーを対象に8分野233の項目にわたってユーザーの不具合経験を聴取したもので、22,397人から回答を得ているとのことです。

聴取した項目は外装、走行性能、装備品/コントロール/ディスプレイなどの8分野。

すべての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘件数として集計され、数値が低いほど品質が高いことを示しているとのことです。
統計処理されているため、母数の多い少ないはあまり関係していないとみられます。
Posted at 2018/08/25 22:34:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ

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