ちゃんと、迎えに来てな・・・。

こんばんは！

ブログを拝見していて他人事のように思えませんでした。

理由の一つ目が、我が１８２とオーバーラップしてしまう。黒さんにお許しをいただけるのなら、我が１８２のドナーとしてお願いしたいところですが、それも現実的には難しい問題ですよね。

もう一つの理由は、ワタシはこれまですべての愛機を自分の手で葬ってきました。１３クラウンも然り、１５クラウンセダンも然り・・・最期は綺麗に洗車をしてあげて見送ってきましたが、そのあと廃車置き場に晒されている姿や、解体業者のスクラップヤードで順番を待つ姿を見たときは正直辛かったです。

１５クラウンの生涯走行距離も黒さんとほぼ同じ距離だったので、余計に親近感がわいてしまいました。クラウンは年式に関わらず完成度が高いクルマなので、きちんと面倒を見てあげれば最大限長持ち（延命）させてあげられるはずなんですが、ディーラーに相談しても最後は匙を投げられてしまってこちらが諦めるしかないという何ともやり切れない思いにさせられるのが残念で仕方ありません。

ワタシもこれまで「無理して他人の手に渡して粗末に扱われるより、自分の手できっちり送ってあげる方がクルマと自分のメンタルにとって一番良いんだ！」と言い聞かせて乗り越えて来ましたが、筆頭与力さんと黒さんにとって一番良いお別れの仕方だったと思います。

こんばんは、お世話になります。
コメント、有難うございます・・・。

そうでしたね・・・ムラポン様と同じ１８２系クラウンだったんですよね。
延命を考え、たくさん手を入れて来ましたが、ただ単にクルマを見ている限りでは、まだまだ走れる１台にも見えるんですが、エンジン本体に限界が来ていました。

運転している時に、私の第六感は『もう、いいよ・・・これ以上手を入れてもらっても、良くなる事は無い。』という、『黒さん』からのメッセージを受け取りました。
いつか私の元で最期になるだろうと、覚悟していましたが・・・それでイイんだろうか？と自問自答し続けていました。
自分の手で葬ってあげる覚悟が、なかなかありませんでしたから、気持ちを整理する間、ちょっと長く付き合ってもらっていました。

新車から自分で乗っているクルマなら、２０万ｋｍ３０万ｋｍ保たせる自信はありますが、『黒さん』の場合、私で３オーナー目ですから、今までが分かりません・・・まして、業務使用車ですから、自家用車の甘い使い方とは違います。
シリンダーブロック・ヘッド・ピストンリング・オイルリング他に、かなりの摩耗が見られ、エンジン自体の載せ替えにまで話しが行く状態でしたからね・・・
かなりお疲れだった訳です。
そこまで、疲れ果てている『黒さん』に対して、まだ鞭を打って頑張らせるのは、非常に酷に感じました。
『もう、ゆっくり休みたい・・・。』と言っている声は、ここ２ヶ月の中で何度も心に染みました・・・。
たしかに『クラウン』という、クルマとして走行距離を見れば、１８３，０００ｋｍはまだまだ走れる１台にも思えますが、文章では表現し難い状態にありました。
ムラポン様が仰るとおり、今回のお別れの仕方は、現時点で判断するよりも、長い目で見た時に、後悔の無いさよならの仕方だったと思います。

今回のさよならを教訓に、『セドリックちゃん』『影武者』との付き合い方も、より一層深くなると反省しています。