今日も天気が良かったので
ワイヤータック作業をやりました。
ややこしくなっている配線を選分けて
新しい配線に張り替えながら
同時にエンジンルーム内に極力見えないように
電気屋である私が
妥協せず拘りのハーネスをワンオフで
製作しています。
先日お見せ出来なかった
ダイレクトイグニッションのハーネスを
作っていきます。
元々マーチカブリオレ(K11マーチ全般)は
プラグコードを使う古い点火方式ですが
このエンジンを製作した師匠が
「これがおそらく最後に作るカブリオレだから
ダイレクトイグニッションにしておいた」
と、急遽行った嬉しいチューンでした。
仮に組んでもらった配線を参考にして
極力見えなくてプロっぽいハーネスに
改造していきます。
まずは配線を採寸して
配線経路と保護スリーブの選定をします。
よくありがちなコルゲートチューブは
プロっぽくないので
見える所には使いません。
私のお気に入りは
この切ってもほつれにくく
耐久性もあるメッシュ素材を使います。
コネクターと配線際の細かい所は
事前に収縮チューブを配線1本1本に使い
完全保護していきます。
収縮チューブや結束バンドは
Panduit製の物を使います。
最近はインシュロックは殆ど仕事でも使いませんねぇ…
新しく作り替えた配線を半田付けしながら
まとめて…
専用のハーネスが完成しました。
アースなど4本の配線が最終的に1本になる所は
0.75sqから1.25sqになり、最後には2sqにと
段々と太いサイズになっています。
同時に保護スリーブも太さを変えながら
接続部分に収縮チューブを使い
違和感無く仕上がりました。
エンジンに付けてみますかね
ヘッドカバー部分も
極力配線が見えなくなりスッキリしました。
無理な配線の取り回しはしていないので
後々のメンテナンスも楽に出来るようにしました。
ハーネスはインマニ裏などを通り
見えない様に取り回して
ワイヤータック化がまた進みました。
地味で時間が掛かる長い作業ですが
建築現場で電気工事するよりは楽ですね^ ^
次はインジェクターのハーネスを作りますね
今まで使っていた純正ハーネスは
分解したら被覆はボロボロ
芯線は酸化して腐食していてヤバかったです
皆さんのマーチもそろそろハーネスが駄目になる頃だと思われます。
要確認ですよ〜
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2017/11/12 23:02:44