私の車・バイク弄りには数々の歴史や経験がある。
思い付きや、人の真似事や流行りでは
弄らないようにしている。
査定ゼロのポンコツだろうが博物館から貸して欲しいと言われる物まで同じように愛情を掛け
自分に妥協せず必ず仕上げる。
金や時間が無いなど言い訳は言わず
趣味と決めたのだから趣味らしく人に見せられる物にする。
趣味のバイクの4ミニにも歴史を積み重ね
究極になるまでやってきた。
雑誌やネットに頼らず
実際に峠に繰り出し、こいつには何が足りないのかなど経験しながらマシンを製作している。
前置きが長くなったが
何故、究極の猿を製作する事になったのか
私の4ミニの歴史を紹介しよう。
このモンキーはZ50Jのミニトレイルの本物の当時物
綺麗にレストアを行い、同時にチューニングも施した。
奥にある数台のバイク達の紹介は後日…
では、細かく見ていく
フロント周りの全体像は、こんな感じ
赤と青を差し色にしてトータルバランスを取る。
NSRフォークを使い、10インチ化
さりげなく赤の差し色を入れた。
ブレーキもディスク化
フローティングディスクにブレンボの2ポットをブチ込む
ハンドル周りもフルカスタムをし、
走りに必要なメーター類をビルトイン
時代を感じさせる仕上がり…f(^^;
リア周りは
TLシートは長いこと愛用している一品
FIにも当然採用された。
カバンの中には予備ガソリンタンクが潜み
ガス欠対策にも貢献している。
リアブレーキは、あえてドラム
微妙なタッチでブレーキをコントロール出来るので
私には速くコーナーを曲がる事が出来る。
エキセントリック加工のスイングアームもチラリと
スタビ入りの16センチロングスイングアームを装置し
オーリンズのショックで、下りを出来るだけ全開で走れる様にしている。
見せる足ではない
本気で走る足だ。
マフラーもヨシムラの最高峰
写真には写っていないがブルーチタン仕様
贅沢にも裏側にまで(^^)
キャブもヨシムラ
ファンネルだけで16000円…f(^^;
キャッチタンクも時代を感じるね
スペクラの5速クロス装置
当然アウターローターも軽量化
実はこれ、コンプリートエンジン
今は絶版の95cc
当時はこれでイケイケだったが…
熱い走りには大きいオイルクーラーも必要。
分かるかな?
配管を特注で太くしてある(^^)
こんな感じの1号機
素人がみれば、やり過ぎにみえるが…
モンキーは、そんな甘い乗り物ではない。
ここまでしてもモンキー乗り達は強者揃いが多く
峠でも簡単にぶち抜かれる…f(^^;
見た目から完全に負けた( ̄□ ̄;)!!
上には上が居る。
だが、そんな雲の上の人がいるからこそ
上を目指したくなる。
趣味なら負けたくないでしょ
こうして究極の猿を製作する事になった。
どんな乗り物もそうだが
雲の上の人が居る車種は廃れる事はないが
どんぐりの背比べや見た目だけの流行りの物は
必ず廃れ絶滅する。
言い訳が通用しないバイク
それがモンキー
だから私は大好きなんだよね。
Posted at 2014/02/12 20:58:00 | |
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