先にyoshino B300の使用中、バッテリー残量の表示に大きな誤差があったため、ヨシノパワージャパンのカスタマーサポートとメールのやりとりをしてファームウエアのアップデート(1.0.0.5から1.0.11)を行いました。
しかしながら、私の使用条件下ではバッテリー残量の表示は改善されませんでした。
自分でいろいろ実験してみたところ、連続せず3~4日程度に分け小電力2W~5Wの脈動した電力で使用した場合、バッテリー残量の表示と実際の残量にかなりの誤差が出てしまうようです。
試しに自宅でB300に安定化電源を接続し パワーアンプをソニーXM-4045、プリアンプをサウンドモニターDCA-200X、スピーカーをダイヤトーンSX-DD11MKⅡ加えてビクターSP-M11の4SPとし普通のボリュームで音楽を聴いてみるとその消費電力は54Wから60W程度でした。
その消費電力でバッテリー残量が15%に落ちるまで連続して使ってみると、3時間程使えました。
バッテリー残量が完全に無くなるまで使えばもう少し延びます。
ちょくちょく使用時間とバッテリー残量を記録してみましたが、時間に応じてメーター読みバッテリー残量は順調に推移していました。
多分、ある程度以上の消費電力であれば正しいバッテリー残量が表示されますが、小電力を脈動で使うような状況になると誤差が出るのかもしれません。
気になるのは、B300をリモートコントロールする際、自宅の無線LANに接続が必要ということです。
携帯電話とB300のブルートウース接続だけではコントロールできないのです。
B300は初期設定で1時間使用すると給電がオフになる設定になっています。
それを「常にオン」の状態にするには、携帯でアプリをダウンロードしてB300とブルートウース接続し、更に自宅の無線LANに繋げないと「常にオン」に変更できないのです。
これって・・・初期設定が「常にオン」であるべきですよね。
初期設定で、わざと1時間しか使えないようにしておき、その設定を変更するためにB300を必ず自宅の無線LANに接続するよう誘導しているというように考えてしまいます。
カスタマーサポートとのメールやりとりの中で・・・
「お客様のポータブル電源のデータを詳細に確認いたしますので、アプリ登録のメールアドレスを教えて頂けますと幸いでございます」とありました。
ということはB300を自宅無線LANに繫いであれば、使用状況が常に中華に送信されていて、B300にペアリングした携帯のアドレスが分かれば特定した個人の使用状況が分かるという事ですよね。
更に言えば、敵性国家である中華は有事の際、B300を逆にコントロールして使えなくすることもできるし、中に入っているかもしれない小型高性能プラスチック爆弾で付近一帯を大爆発させることもできますよね(笑)
まあ、それは冗談ですが個人情報流出の不信感は拭えません。
カスタマーサポートには、当方の使用状況をメールで伝えてあるので、私が使った電力消費の状況を再現して電気残量の修正アップデータができたら連絡ください。
と送ってあります。
修正できれば良いのですが・・・
まあ、今回でB300の使い方のこつというものが分かった気がします。
CPAPで使った後は、バッテリー残量は当てにせず常に満充電にしておけばいいですね。
満充電であればフィリップスのCPAPで2晩は使えます。
カスタマーサポートは親切で丁寧でしたが、メーカーが技術的に対応できないのは残念に思います。
ただ、私のような使い方でなく、普通に使えば火災爆発等の無い安全な固体電池のポータブル電源なのかもしれません。
固体電池を使った初めてのポータブル電源という事なので、今後、メーカーには更に良い製品を作ってもらいたいと思っています。
以下画像です。
先日iQのシガーソケットから充電してみました
映画館まで片道1時間なので85%からどれくらいで充電できるか・・・
ところが・・・
液晶右上のコーションマークとその隣は低温度の表示です
この状態では充電されませんでした
映画鑑賞後、天気が良かったので車内もB300も温度が上がり充電開始
自宅の無線LANが届かないと右上の電波の表示も消えます
充電のインプットは63Wから64Wでした
復路途中、充電完了
家に着くと勝手に自宅の無線LANに繋がります
この液晶右上の電波の表示が中華と繋がっている証拠なんでしょうね
ああそっか、B300のアプリでインターネット設定というのがあります
これのパスワードを1文字でも変更すれば接続できなくなりますね
これで情報漏洩がなくなるかも
やってみると接続するデバイスがみつかりませんとなりましたが、B300の液晶の無線マークは点灯したままです。
相手がいなくても常時電波を探しているという事なんだろうか・・・
それとも一度接続した相手は消すことができないのだろうか?
基本、ポータブル電源なんて安全に充放電ができて使えればいいだけで、リモートコントロールなんていう機能は不要だと思うのですが・・・
私のような昭和の人間はそう思っています。
Wi-Fi環境が無かったりブルートウース対応の携帯が無い場合は、1時間後に自動的に電源がオフになる設定を変更することができないなんて・・・
なぜそのような仕様にするのか意味が分かりません。
R6.2.25 追記
家の無線LAN親機の電源を切ってみたらB300の電波表示が消えました。
ということは、やはり一度接続した相手を覚えていますね。
後からパスを変更して繋がらないようにしても、過去に繋がったLANに接続するようです。
どうやったらリセットできるか調べてみます。