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イイね!
2009年07月10日

主様と王八蛋

主様と王八蛋 このところの雨模様のため、水位がグンとあがった実家近くの用水路で、出会ったのがこの亀さん。

実家に寄ったついでに、犬の散歩に息子と出たところ、水深1mほどの川底に生い茂る水草に、お腹の下をそよそよと撫でてもらっているかのように優雅に水面を漂っている姿に遭遇しました。

都会っ子の息子が大喜びで駆け寄って、泳いでいる様子をまじまじと観察しても動じる様子もなし。

私が小さい頃、良くタモを持ってザリガニやら捕まえた田んぼ道でしたが、これほど間近で亀を見ることはなく、しかも、大きさも相当なものだったため、身を乗り出していると、
ゴールデンレトリバーのモモも、未知なる生物に興奮したのか、しゃがみ込む私の横から水面ぎりぎりまで鼻を伸ばし、しきりに甲羅を追跡しようとした揚句、右前足を思わず川の中に落としてしまいました。

「ドポン」というスプラッシュサウンドにさすがの亀さんも驚き、急速潜航し、そのまま水草の合間に。

それでも、まだ水面から手が届くところにまんじりとしているあたり、慌てて逃げていくそこらへんの泥亀とは、また違う風格を感じさせ、ひょっとすると主クラスなのかと怪力乱神の類にめっぽう弱い私は、そのままそっとして帰宅しようと腰を上げると、
子供の好奇心と犬の猟奇心はますます膨れ上がったようで、モモの尻尾は振りきれんばかりに振られ、息子も鼻息荒く用水路に跨る始末(汗)

「もう行くよ~」と声を掛けても、そこから貼り付いたように動かなくなってしまい、「ほら、亀さんも怖がっているでしょ??」と諭してみると、ようやく顔をこちらに向けた息子から「でも、、、ちょっとだけ触ってもいい??」と普段見せたことのないような、知的好奇心溢れるきらきらした目を投げかけられ、そんな瞳で訴えられたら親としてNGを出せるわけもなく、「ちょっとだけだよ。」と少し待つことにしました。

「やったぁぁぁぁ♪」と言うが早いか、両手を肩近くまで水に入れ、その数秒後の出来事が画像のもの。
体長、約50cmぐらいのひと際大きな亀さんにたじろぎつつ、
「・・・おいおい、ちょっと触るんじゃなかったのかよ。。。」とたしなめると、
「うん、持ち上げてみたくなっちゃった。」と嬉しそうな息子でしたが、肝心の亀さんは手足を甲羅に仕舞い込み、ブクブクと少し泡を吐き出し、あまりご機嫌がよろしくない様子。

息子は持ち上げた亀をしばらく観察した後、「びっくりさせてごめんね。バイバイ。」とゆっくりとリリースすると、再び、手足を出して、もと居た場所に悠然と戻っていきました。

「初めて亀触ったんだけど、思ったよりも重いし、甲羅も硬いだけじゃなくて、なんだか分厚い爪みたいだった。」と興奮冷めやらぬ息子から、
「亀はなに食べるの?オスとメスはどうやって分かるの??ウミガメとどこが違うの???」と矢継ぎ早に質問され、実家に置いてある百科事典を一緒に見ながら、答えを探し、「ふ~ん。」と二人で納得。
それでも、どうしても分からなかった疑問がありまして、それは、
「亀の甲羅って、どうやって出来るの??」というものでした。

百科事典では、「・・・・・と見られている。」と書かれているだけで、結局真実は分からずじまい。
それから数日が経ち、そのまま記憶が希釈されつつあった、今日、まさにジャストミートの記事が載っておりました!!
亀の甲羅 形成過程を解明』 理研センター(毎日新聞)
甲羅は肋骨が扇形に変形して出来たものなんですね。。。

ちなみに、甲羅内部の様子はこんな感じ。

なるほど、確かに肋骨です。
タメになったねぇ~、、、タメになったよぉ~

今日は、息子の9回目の誕生日。
好奇心がよそに行ってしまう前に、さっそく教えてあげないと!!

それにしても、昔話では、子供にいじめられていた亀を救った青年は、確かとってもいいところへ連れて行ったもらったはず♪
竜宮城での留守中、不自由ないよう、ちゃんと嫁に託をしておかないといけません。

あと、確か亀をもじった古典が中国にあった気がしたので、ついでで調べてみると、
王八蛋』・・・亀、スッポンの俗称。古典では「女房を寝取られた亭主」の意。
現代では、強烈な侮蔑用語で「大馬鹿野郎」や英語の「Fu×k you」に相当する。

こ、これは、すなわち、、、、(ナイアガラ汗)
もう、返す言葉がございません。。。。
ブログ一覧 | 奇怪生物 | 日記
Posted at 2009/07/10 17:41:21

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この記事へのコメント

2009年7月10日 18:52
それでVさんは奥さんに亀甲縛りされるというオチは無いんですか?(嘘爆)

あ、NISHIKIでされるからないんですね(更嘘爆)


この前、道端から亀さんがてくてく歩いてて、危なく轢いちゃう所でした(汗)
コメントへの返答
2009年7月11日 1:44
たこゆきさん、そ、そのことは人に言っちゃダメって、あれほど(嘘誘爆)

NISHIKIでそうされて、そのまましょっ引かれた高校時代の友人はおりましたよ~(笑)

この季節、色々な水棲動物が飛び出してきますが、亀の飛び出しとは、よほど向こう側に行きたいないかがあったんでしょうね。。。
カエルさんでも踏んだらえらいことになりますので、回避されて何よりです!!
2009年7月10日 20:48
亀の骨格の件、
私は知ってましたが・・・
しかも小学生の時から。

実生活が生物の授業の様な所に住んでいますからね!(笑)







コメントへの返答
2009年7月11日 1:50
KOWさんはご存じだったんですか~
小学生のころからだなんて、どこかで亀さんの内部を見る機会があるほどの自然環境だったとは、、、
そういうところで、一度、ゆっくりと暮らしてみたい!!
亀さんと暮らす、まさにスローライフ、、、、ああ、今日もキレがなかった(猛省)

私の実家もこんなところでしたので、解剖の授業は牛の目玉やら、豚の心臓などなど、明らかに旧文部省の指導方針を遥かに逸脱した実習の他、青大将に噛まれただの、ローカルな事件も沢山起きてました(笑)


2009年7月10日 21:29
亀て自分のですか?(笑)
Vさん最近亀使ってるんですか?(謎)
コメントへの返答
2009年7月11日 1:56
にゃ、にゃーじさん、、、自分の亀を川の中で泳がせて、誰かに捕まえさせるなんて、、、すいません、まだまだその境地には至らない未熟者です(爆)

にゃーじさんのガメラもいろいろなところで目撃情報やらグルグル回って暴れたりなど、中々、ご活躍とのこと。名古屋に飛来される際には、予告しておいてくださいね(笑)



2009年7月10日 21:45
流石は博覧強記なVさんのお子様!!私の実家近郊にも亀がたくさん生息しておりますが、亀の甲羅が何かなんて考えたことすらありませんでした。錆びついたセンター特化型生物化学知識“脳”庫からリン酸カルシウムかなぁ?としか回答できないのが文系の情けない性。いつだったか自称DQNの多田将理学博士と八田亜矢子ちゃんの鼎談を聞いていて、『楽しそうだな~俺も理系を専攻すれば良かったな~』と思ったものです。

余談ですが私の飼っている亀(というかスッポン)は元気すぎて困ってます。笑
コメントへの返答
2009年7月11日 2:02
xenonさん、いやいや、なんでも人に聞く前に自分で調べろと教えているんですが、つい楽なほうを選んじゃうんですよ。。。
そんなところも私そっくりなんですが、、、センター試験で私は化学でしたね~(遠い眼)
で、2年連続、自分で悲しくなるほど、ダメでした(泣)
リン酸カルシウムの化学式すら出てこないなんて、私も極めて偏った文系脳なのです。

八田ちゃんて理系だったとは、初めて知りました。
理系は文転ができる分、本当に得ですよね。

それにしても、なんという、うらやましい余談・・・
もはや、科学の力にでも(謎)
2009年7月10日 22:43
「ガッカリさせてゴメンネ。。」まで読みました。

浦島太郎が龍宮城から戻ってみると、家も家族もなくなっていたそうですが・・・

タメになったねぇ~ タメになったよぉ~
コメントへの返答
2009年7月11日 2:07
amemanさん、そんな核心部分で読み終えちゃったなんて、、、ってなにげに実話だったりするし(赤面汗)

浦島太郎の話の理不尽さ、一体、なんの教訓を教える話だったのか、小さい頃、全く腹に落ちなかったのが、今になって良く分かるようになりました!!

タメになったよぉ~、、、、これおしまい!!バイバ~イ!!!

PS:ポジオフ、行かれます??
以前お伝えした件が絡んでまして、詳細は後ほど☆
2009年7月11日 13:40
ポジポジ、逝きますよ~♪

まだエントリーしておりませんが・・・(汗
コメントへの返答
2009年7月11日 17:52
おお、そうですか!!
連投ありがとうございま~す。
その後、名古屋まで連行差し上げたいのですが、、、、

あ、私もエントリーまだでした(汗)
2009年7月11日 21:20
私の家の近所は、ドブ川しかないので亀はいませんが、大阪では、桜ノ宮というエッチホテル街の横に流れている川に、なぜか亀がうようよ居ます。

男の子は、ファミコンとかだけじゃなく、今でも生き物好きなんでしょうかね^^
コメントへの返答
2009年7月12日 3:55
namachaさんのご近所では、アメリカザリガニとか多そうですね。。。
うちの実家近くのこの川も20年前は繊維工場からの排水など、今の中国内陸部ぐらい汚れていて、気温が高い日にはひどい匂いがしていましたが、それからの浄化活動の甲斐あって、今では、亀や鯉、ナマズなど、沢山見られるようになりました☆
白鷺も戻ってきつつあります。

エッチホテルの川とホテルの中、一体どちらが亀が多いのか(爆)

そうです、男の子はみんな、潜在的トムソーヤ!!
好奇心はスタンドバイミーぐらいまでいかないにしろ、コントローラーではなく、色々な生き物とリアルに触れあって、学んでほしいものです。
うちは、目指せ、肉食系様式美ですから(笑)

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「LとM (お披露目オフ&おまけの昭和レトロ) http://cvw.jp/b/192969/48462850/
何シテル?   06/02 11:47
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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